あらすじ
「これは貸しだからな」謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。死因はアレルギー性ショック。彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった……。坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ一人、銀行の闇に立ち向かう!
著者の原点となる第44回江戸川乱歩賞受賞作、新装版で登場!
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Posted by ブクログ
「これは貸しだからな」から始まる物語。親友の死をきっかけに企業の金にまつわる謎をひとつひとつ紐解いていく。
伊木は坂本の後を追うように、ただ一人銀行の闇に立ち向かうが、その姿は無謀にも感じる。伊木は本当は坂本に一人で謎に挑むではなく、相談して欲しかったのではないだろうか。事実、坂本は危ないながらも、信頼している奈緒や高畠に相談している。一人で挑むかっこよさもあるが、周りを頼ることはそれ以上に大切だと感じた。
Posted by ブクログ
池井戸氏のデビュー作だって。デビュー作でこんな面白いストーリーが描けるなんて素晴らしいと思う。やはり舞台は銀行だが、コレはこれで興味深く読めた。しかし、銀行ってこんな派閥や権力、出世欲ばかりなのか?私は中小企業勤務だから、全く理解できない職場環境だ。勝ち組に在籍していれば良いが、信じてもいない親分に、任せた人生なんてワクワクしない生き様だ。その勝ち組に、乗るか乗らないのかが面白いのかなぁ、、。
Posted by ブクログ
まさに池井戸潤!というストーリーで非常に読みやすかったです。
元祖半沢という感じの主人公、伊木が
我が道を突き進み事件を解決していく姿は必読。
やはり、爽快なエンディングが待っています。
ただ、犯人がクレイジーすぎて、たくさん人が死に
事件は解決しても殺された人たちは帰ってこない、
そんなモヤモヤが残ったので星4です。