池井戸潤のレビュー一覧

  • 銀翼のイカロス

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    ネタバレ

    «どこまでも堅実に誠実に。仕事内容に「プライド」を持て»
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    ※この物語はフィクションです。実在する人物及び団体とは一切関係ありません


    この一文を再確認しないと、今にも怒髪が天井を突き破りそうな方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
    私もそのひとりですが、安心してください、フィクションです(再掲示)
    ジョージ・オーウェル先生の『動物農場』を読んだ時にも感じたのですが、(ロシア革命を上手いこと風刺した名作です。)筆が立つ小説家の方は、人の感情を操作するのがほんっとに上手だなと思いました。(拍手とともに)

    本題ですが、今回ガッツリネタバレを含んでおりますので、以下未読の方は

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    2024年01月04日
  • ロスジェネの逆襲

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    «置かれた環境で全力を尽くす。全ては顧客のために»
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    「置かれた場所で咲きなさい」

    この言葉がしっくりくる本は今年何冊か読みましたが、彼、半沢直樹はやはりそのモデルとなる人物だなとあらためて強く感じました。
    親会社に案件を横取りされるという、私なら人間不信で寝込むのではと思われる状況でも、負けずに立ち向かっていく半沢の姿に、今回も大きな勇気を貰いました。

    私自身も転職を経験した今年。
    今仕事をしていると、「あの人がやっている仕事、いつ私にも振ってもらえるのか」とヤキモキしてしまうことがありますが、私自身も「顧客のために」今与えられた仕事に誠実に向き合っていきたいなと感

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    2023年12月31日
  • 民王

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    「ドラマは観てたけどそういえば読んでないなあ」と読んでみたけど面白かった。内閣総理大臣とそのバカ息子の入れ替わりから始まる”笑撃”のサスペンス。官房長官のバッシングに対して泰山の中の翔が言う「誰だって間違いはある、オトナになろうぜ、みんな」の一言が、“知らない”からこそ真っ直ぐで、重い。貝原さんのキャラクターが好きだったなあ。作中では理想の政治、社会の在り方が語られるが、忖度とか色々なしに政治を出来る“民王”は日本に現れるのか?と考えてしまう。

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    2023年12月24日
  • 銀翼のイカロス

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    作中、富岡さんと誰かさん(はっきり名前が出てこないけど、読んでいればわかる)がサシ飲みしているときの会話で、富岡さんのセリフにハッとするような印象深いものがあった。

    「ただ、欲にも、身の丈ってものがある。身の丈に合わない欲を掻くから、面倒なことになる。人もそうだし、実は会社だってそうだと思いますね。できもしないことをやろうとするから無理がある。結局、そんな会社は誰も幸せにしない。社業もうまくいかないし、社員だってストレスで参っちまう。全ての会社には、その会社に合った身の丈の欲ってのがあるんですよ」(P329)

    この小説に登場するものは、銀行だったり大企業だったり政治家だったりで、なにもそう

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    2023年12月21日
  • ロスジェネの逆襲

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    ネタバレ

    過去にドラマ視聴済みで、本の内容もすんなり頭に入ってきた。
    電脳の粉飾を見抜いて、銀行の取締役会で暴くシーン以降は読んでいて爽快。

    半沢も他の出向者と同じく、早く銀行に帰ることしか考えていないのだろうと思っている森山に、半沢が「自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。会社の大小なんて関係がない。知名度も。オレたちが追求すべきは看板じゃなく、中味だ」と説いたセリフが印象的だった。

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    2023年12月03日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    1巻がおもしろかったのですぐに手に取りました。
    悪いことは悪いとキチンと言える人間を尊敬します。読んでいて気持ちがいいですね。近藤さんは出向先で四面楚歌でしたが、やることをやると決めた途端、吹っ切れたように行動が変わりました。人間ってそうなんですよね。腹を決めたら強い。また続きを読みたいです。

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    2023年11月19日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    読んでいてスカッとしました。
    諦めなければ何かしらの糸口が見つかる。コレってとても大事なことだなと改めて実感しました。
    続きも読もなくちゃ。

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    2023年11月17日
  • 半沢直樹 2 オレたち花のバブル組

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    ずっと前に見たドラマなのに、鮮明に思い出せます。展開もわかっちゃいるのに、やっぱり面白い。あっという間に読み終えました。

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    2023年10月31日
  • 空飛ぶタイヤ(下)

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    ネタバレ


    ・メインストーリー

    ・サブストーリー

    ・構成

    ・特に印象的な場面など
    沢田が英里子に異動の旨を伝えた後の英里子の反応。(p.34)


    ・気づき

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    2023年10月30日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    7章構成 社会派小説

    ・メインストーリー
    とある運送会社が、タイヤの脱輪により
    母子の死傷事故(事件)を引き起こした。
    運送会社社長は、事故の要因に納得できず、
    その真相追究に奔走する話。

    ・サブストーリー
    小学校のモンスターペアレント処理

    ・構成
    運送会社視点、銀行視点、大企業の販促部視点、
    品証保証部視点など、今回の事件に絡みあう
    様々な立場の視点から物語が描かれていく。

    ・特に印象的な場面など
    物語中盤以降に描かれたワンシーン(p.325,326)
    主人公の赤松が遺族の法事に参列した際に
    涙を堪えながら遺族に向かって事故への向き合い方・償い方を発言するシーン。

    事故を起こしてか

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    2023年10月28日
  • 新装版 BT’63(下)

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    ネタバレ

    自分の父親を過去を知る旅。うつ病で長期入院したことで仕事も妻も失った主人公。あることがきっかけで、5年前に他界した父が倒産した会社に勤めていたことを知る。また、過去にタイムスリップもできるようになった。過去には、自分の母とは別に父が愛した女性がいて、会社を倒産させまいと奮闘する父の姿があった。過去と現代を行き来しながら父の人生の真相が解き明かされていく。上下巻でボリュームがあり、話自体も全体的に暗いが続きますが、気になり一気に読みました。自分も子供を持つ父として「何でもない日常を過ごせることが、どれだけ素敵なことか」を教えられた1冊です。時間がある時に一気読みすることをオススメします!

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    2023年10月20日
  • アキラとあきら 下

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    映像化された話題のドラマは観ていたのですが、池井戸潤さんの作品を「読む」のは今回が初めて。

    文庫本を常にカバンに入れて、隙間時間でのちょこちょこ読みだったのですが、毎回、続きが早く読みたくて、本を開くのが楽しみになるぐらい、ストーリーに引き込まれてしまいました。

    メガバンクの法人営業部門と同族経営の企業グループを舞台にした経済ドラマ。
    企業向け融資の現場で起こる悲喜交々が描かれた硬派で爽やかな物語でした。

    個人的な感想としては、緊張感のある会話のシーンが良かったです。表情や仕草を描いている文章表現がとても。読みながら臨場感を感じました。

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    2023年10月13日
  • ノーサイド・ゲーム

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    とても面白く読めました。スポーツと経営の視点両方で楽しめる本でした。池井戸作品を初めて読みましたが、これからハマってしまいそうです。

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    2023年10月09日
  • ノーサイド・ゲーム

    購入済み

    池井戸潤さんの作品はたくさん読んでいますが、最高傑作でした。銀行の汚職や町工場の奮闘に少し飽きてきた所に、スポーツを通しての人や企業あり方を問うてくる物語に読み進める手が止まらず、ラグビーをまったく知らないのに夢中になって応援していました。繰り返しますが最高傑作です。

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    2023年09月27日
  • 半沢直樹 1 オレたちバブル入行組

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    大志を抱いてバンカーとなり、今では大阪西支店融資課長を務める半沢直樹。ある時五億円もの融資を行った会社があえなく倒産した。融資ミスの責任をすべて半沢に押し付けられ沸き上がる怒りを抑えながら、巨額の債権を回収するすべを探る。痛快お仕事小説。

    読む本を探して古本屋に入った時おすすめコーナーで見かけて手に取った。少し前にドラマ化されブームとなっていた原作小説でたまにはお仕事小説読むかという軽い気持ちで購入を決めたが当たり本でした

    主人公の半沢はとにかく魅力的。正義を貫き、悪を成敗、それだけだとよくきくヒーローものみたいに感じるが仕返し方が容赦ないえげつない、味方ですら少し恐怖する半沢、だけどその

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    2023年09月24日
  • アキラとあきら 下

    購入済み

    銀行員になった二人、そして運命を受け入れ事業を継ぐ彬と彬の会社の為に奔走する晃。虚栄心と嫉妬心にまみれた叔父や弟。人間の心と企業のあり方をテンポよく表現するこの作品は本当に飽きがこずあっという間にひきこまれます。

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    2023年09月22日
  • アキラとあきら 上

    購入済み

    生まれも育ちも違う二人がそれぞれ自分の人生に向き合い必死に生きていく様に共感を覚えます。これからどのように二人が関わっていくのか、続編も目が離せません。

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    2023年09月22日
  • 空飛ぶタイヤ 分冊版(1)

    無料版購入済み

    引き込まれた

    ストーリーに一瞬にして引き込まれた。実は題名がおかしいのでコミカルな話しかと思ってましたし、ずっと少女漫画を読んでいた中のお勧めだったので「あれ?」と。でも一瞬にして引き込まれました。レビューを書こうとしたら池井戸さんだったんですね。なるほど。

    #感動する

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    2023年09月14日
  • 空飛ぶタイヤ(上)

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    ネタバレ

    序盤からタイヤが飛び人が死ぬ。
    逆境から始まり、少しずつ本当に少しずつ追い風を吹かせ、最後には大逆転!
    池井戸さんの書く作品の爽快感が大好きだが、この作品は逆転までがとても長い。ただ、複数の視点からそれぞれの戦いを描くので、長くても飽きがこない。
    それぞれの置かれた場所で、各々が本音と建前を繰り広げ、最後に勝つのは1番正直で真っ直ぐな主人公。現実もこうであって欲しいなと思う。

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    2023年09月03日
  • 民王

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    「相手の気持ちになってみる」と諍いは収まるというけれど、
    つまりこういうことなのか…。
    我が国の首相でもないので外部圧力で息子と入れ替わることはないけど、
    想像力を駆使して相手を理解することも必要なんだろうなとこんなに楽しい
    小説なのに、ちょっと考え込んでしまいました。
    久々の池井戸作品。なかなかのボディブローです。

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    2023年08月31日