京極夏彦のレビュー一覧

  • 百鬼夜行 陰(全)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    京極堂シリーズの脇役たちが決定的瞬間に至るまでのサイドストーリーズ10編。
    脇役と言いながら、いずれも魅力的というか濃厚な人生。焦点が絞られている短編の一貫性と、大長編メインストーリーとの絡みの両方を楽しめる。
    お気に入りは『煙々羅』『毛倡妓』

    0
    2021年08月31日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『巷説百物語』の続編。
    連作短編集。を装った長編。

    長編だと気づいた時の私↓
    「ちょ、これもしかして長編じゃね? なんか今回は時間軸がハッキリしてるしえらく符合することが多いなとは思ってたんだけど、まさかの長編? それなら最初からそう言ってくれよ、短編だと思ってたから重要なキーワードも心に留めずにここまで来ちゃったよ!!!」

    さらに最後まで読んだ直後の私↓
    「え、終わり???? このシリーズここで終わるの?? だって続巻出てるじゃん、これシリーズモノなんじゃなかったの? しかも何この最後の『江戸に戻った百介は、生涯二度と旅に出なかったという。』って! こんな大事なことをこんなサラリと書く?

    0
    2021年08月19日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

    Posted by ブクログ

    作品の中で描かれる歴史上の人物が抱える懊悩が、実話だったのではないかと思う位、人物とその人の歴史を掘り下げて、そして思いを寄せて書いたんだろうと感じる。
    そして次作への期待も高まる。

    0
    2021年08月16日
  • 陰摩羅鬼の瑕(3)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    再読。そのため事件の犯人やそれに付随する諸々は覚えていたので、途中途中の伏線というか引っ掛かりを意識しながら読むことができた。そうやって考えながら読むと、伯爵の言葉は何というのか妙に滑稽的でもあり物悲しくもあり…。伯爵が其方側を選んでいれば安寧だけは得られたのだろうが、伯爵ほど聡明で高潔な方はやはり此方側を選ばなければいけなかったのだろう。そう思うとやはり遣り切れない。

    0
    2021年07月30日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    Posted by ブクログ

    「赤い紙、青い紙」あったなあ……うちの小学校(香川県)では「かしまの手」と呼ばれてて、赤い手、青い手、黄色い手が4:44:44に便器から出てくるという伝説だった。。。
    手に質問されて、回答を間違えると便器に引き摺り込まれて死ぬ。トイレの様式が汲み取りから水洗に代わるに連れて消えていった怪異。

    0
    2021年07月23日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    購入済み

    原作本編は未読ですが。☆3.5

    恥ずかしながら、百鬼夜行シリーズは未読で、映画化されたものを見たぐらいなので、一漫画作品として読みました。昭和初期の日常の謎を解く学園ミステリーかと思いきや、他人の過去を見る能力があるという榎木津が出てきたり、どっちつかずな感じもしましたが、面白かったです。でも1巻だけでは、ハマって購入してまで読むという感じではなかったです。

    0
    2021年07月18日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    Posted by ブクログ

    電子書籍で読みました。
    一話が短く、すぐに読み終わってしまいました。
    日頃、漫画は読まないので
    小説があったらいいのになぁ
    と思いました。

    0
    2021年07月17日
  • 遠野物語remix

    Posted by ブクログ

    もともと民俗学に興味があったので、面白く感じた。
    読んでいると、自分も遠野の地に行ってみたくなった。一つ一つの話が短く読みやすかった。

    0
    2021年07月08日
  • 文庫版 妖怪の理 妖怪の檻

    Posted by ブクログ

    妖怪とは一体何なのか。
    その文化と意味について、ひたすら掘り下げられている。
    曖昧模糊として不定形な妖怪という概念に対し、真摯であればあるほど、京極夏彦の妖怪への愛情の深さが感じ取れる。

    0
    2021年06月30日
  • 西巷説百物語

    Posted by ブクログ

    再読。巷説百物語シリーズ第五弾。今作は靄船の林蔵が主役。他の作品では脇役でしかなかった林蔵の昔も知れる一作。どの話もなんともやり切れない話ばかりで人間の業の深さをまざまざと思い知らされる。それでもそれを前提として生きていかねばならない人という存在の悲しさと強さがよくわかる一冊でもあった。

    0
    2021年06月28日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    まさかの上中下一気読みした。「小説というよりは、むしろ鈍器」と言わしめた分厚い単行本が流行した意味が分かった。上中下分冊だと、手軽に戻れないのでお勧めしない。下巻においては、謎解きが全て解明されたあとのスッキリ感と、ワルモノが居ない清涼感、あとテンポよいプロットが、結局、魍魎のせいだと思わせてくれる。

    0
    2021年06月03日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    中刊でこんなに謎解きしちゃっていいの?ってくらい、ガンガン明快になるので気持ちい。京極堂が大活躍してて、本当に自分好きなんだな、と。ストーリーの妙はあまりなく、キャラ配置が立ってきて、感情移入して読める。木場修が好き、関口も好き。

    0
    2021年06月03日
  • 魍魎の匣(1)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    引き込まれます。雰囲気が良い。魍魎と名乗ってるわりには、オカルトに傾倒せず、けっこう普通のミステリーとして読める。怖さは無い。しっかし「京極堂」って自分好き過ぎだろ、ってくらい理想化された自分の姿を表現してるんだろうな。

    0
    2021年06月03日
  • 覘き小平次

    Posted by ブクログ

    江戸怪談シリーズ第二弾。これの元となった話自体は知ってはいたものの題名までは覚えていなかった。学生の頃に触りだけ読んだ覚えがあるものの、どうにも地味に感じられて途中で読むのを放棄してしまった。しかし今最後まで読んでみると中々に味わい深い。お塚は小平次を嫌いだ大嫌いだ好きにはならぬと言いながらも、そこには奇妙に何かしらの情が感じられて仕方がない。きっとこの二人の関係は愛でも情でもないナニカではあるんだろうが、私にはそれを表せるだけの語彙がないのが口惜しい。

    0
    2021年05月25日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

    購入済み

    骨は単なる物体か?

    骨、特に頭蓋骨となると生前の人格を求めれらるものか、それとも骨は骨でしかないのか。それとも、誰の骨であっても信じられればそれでよいのか。信じる者は救われる?

    0
    2021年05月24日
  • 続巷説百物語

    Posted by ブクログ

    明治の代になり山岡百介が隠居老人になってから語る不思議な話。岡本綺堂の三浦老人のようなものだ。秀逸なのは「五位の光」でしょうか。おぎんの娘りん、その娘小夜など大河小説のようなスケールで、又市たちの影を感じながら出てきてくれる。百介の話、楽しみましょう

    0
    2021年05月18日
  • 鉄鼠の檻(1)

    購入済み

    原作ファン

    原作小説が長すぎて読めないという人には是非オススメです。
    丁寧に原作を再現しているので、原作ファンとして嬉しいです。
    ただ、キャラ造形がアニメちっくさが強いので、原作のイメージを大切にしたい人は辞めたほうが良いかも。

    0
    2021年05月04日
  • 嗤う伊右衛門

    Posted by ブクログ

    再読。四谷怪談を元として新解釈した物語。昔読んだ時はその壮絶な終幕ぶりがすっかり記憶に刻まれて、十年以上ぶりに読んだというのに物語の終わり方だけは全くと言っていいほど忘れていなかった。伊右衛門と岩の愛の行く末は悲惨でもあり、またどこかしら羨ましいとでもいった感情を抱いてしまう。

    0
    2021年04月16日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(3)

    Posted by ブクログ

    あっちゃんと千鶴子さん登場、うれしい。「…君が関口くんと関わろうとするからだ この男が動くと収まるものも収まらなくなる」なんて言いつつ、動いてくれた中禅寺先生。母娘神隠し編は京極堂な蘊蓄があってよかった。ちゃんと燃えた紙のヒントがあったんだよね。

    0
    2021年04月10日
  • 薔薇十字叢書 縊鬼の囀

    Posted by ブクログ

    本家よりずいぶんライトに書かれた京極堂シリーズの高校生編。
    2作目なことや他の著者でも書かれているなど全く知らなかったので、他のシリーズも読んでみたいです。
    榎さんと関君が中禅寺のために奮闘する一冊です。

    0
    2021年04月10日