京極夏彦のレビュー一覧
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ネタバレふつうに、怖いはなしと思って読んでいたのに、
「記憶」は「今」の幽霊 「お話」になったら、それは「ほんとうのこと」の幽霊
もしかしたら想いは見えるのかもしれない、 気持ちなんて通じないけど、通じてほしいと願う、 人の想いは現世を変えることはできないけど、 ちゃんと届けば、彼方側は変えることができるんじゃないか。
なんで最後にこんなのいきなりぶっこんでくるんですか… 泣くところだった…
解説で、あがたさんが、ふたりの故郷、小樽が舞台なのでは?と書いている。 「過ぎた時は死んだ今」を彷彿させる町だ、と。 そういえば、 「庭のある家」とか「冬」とかは小樽の祖父母の家を想いながら読んだ。まあ、そ -
購入済み
原作に近い雰囲気
原作の続きが待つに待てず、薔薇十字叢書も読み始めました。レーベルによってはティーンズラブみたいな話で驚きました(笑)。
叢書の中では、こちらの作者さんの書かれた作品が一番好きです。
ご自身の本来の作風はまた違ったものなのではと思いますが、原作リスペクトで寄せてくださっているのかなと。
1作目も好きです。そしてこの2作目は一層好きです。
1作目の後書きで「関口くん大好き」とおっしゃっていただけあって、出番が多いので、関口くん大好きな私はとても楽しめました。
榎さんはもちろんのこと、京極堂や益田くんもたくさん出て来るので、「好きな登場人物が動いてるところを読みたい!」と渇望されて -
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無類の不思議話好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の噂を聞く。その男は、斬首される度に蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出かけた百介は、山猫廻しのおぎんと出会う。おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」とつぶやくのだが…。狐者異、野鉄砲、飛縁魔―闇にびっしり蔓延る愚かで哀しい人間の悪業は、奴らの妖怪からくりで裁くほかない―。小悪党・御行の又市一味の仕掛けがますます冴え渡る、奇想と哀切のあやかし絵巻、第二弾。
「狐者異」、「野鉄砲」、「飛縁魔」、「船幽霊」、「死神」、「老人火」
とんでもない極悪人が出て -
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一番目のみ★4 白波に「どろぼう」とルビがアリ、白浪五人男を思い浮かべる。なるほどなるほど。ネット辞書を引いてみた。しら‐なみ【白波/白▽浪】 1 泡立って白く見える波。 2 《「後漢書」霊帝紀から。黄巾の乱の残党で、略奪をはたらいた白波賊(はくはぞく)を訓読みしたもの》盗賊。どろぼう。しらなみの【白波の】[枕]「白波」との関連から、「いちしろし」「よる」「かへる」などにかかる。「―いちしろく出でぬ人の知るべく」〈万・三〇二三〉しらなみもの【白浪物】盗賊を主人公とした歌舞伎・講談などの総称。「白浪五人男」など。幕末期に流行し、河竹黙阿弥はその代表的作者。白浪狂言。三国志にも出てくる