京極夏彦のレビュー一覧

  • 後巷説百物語

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    一白翁こと山岡百介の語る、若き日に出会った種も仕掛けもある不思議な話。赤えいの魚が、一番ファンタジーっぼく、美しく、恐ろしい。
    小夜を託されたと知ったとき、百介がどれだけ嬉しかったかと思うとなんだか切ない。百介は又市らに憧れ、尊敬していたが、又市らも、身分にこだわらず、まっすぐな百介を眩しく思っていたのだろう。ちょっと切ないラストも、温かくてよかった。百介さん、お疲れ様でした。

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    2018年10月11日
  • 鉄鼠の檻(4)

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    謎の禅寺、明慧寺の影の部分が徐々に明らかにされてくる一方、殺人は止まない。次号完結編が待ち遠しい。
    18-119

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    2018年09月09日
  • 鉄鼠の檻(4)

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    相変わらず榎さんはパッと登場して、美味しいところを持っていくなぁ(^^;)まぁそこが好きなんだけどね(*^.^*)そろそろ終盤だけれど、まだまだ殺しは続いている!(゜゜;)原作で結末は知っているけれど、志水さんの迫真の絵で早く次巻の完結を読みたい!

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    2018年09月01日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    百鬼夜行シリーズにハマり、シェアワールド企画とやらを知り購入。
    読みやすく面白かったが、原作より優しすぎるような気も。
    萌えどころは満載だが。

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    2018年07月01日
  • 覘き小平次

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    古典階段をベースにした京極さんの真骨頂。
    安積沼での殺人やその後の江戸の自宅でのクライマックスは、まるで文楽の芝居を見ているような気分になりました。

    人間の欲の深さや執着のおどろおどろしさと、執着を持たずに行きている人間への嫉妬・羨望。
    逆に執着を持たないで生きる人間の心の殺伐さ。

    生きるっていろいろあるのだよなぁ…と思わせられる作品でした。

    素直に好きな人と好きだよって言い合いながら、他人をうらやまず、今ある日常を受け入れて、シンプルに生きていられるしあわせを感じたよ。

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    2018年06月23日
  • 鉄鼠の檻(3)

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    禅宗をめぐる京極堂の憑物落としと榎木津探偵の眼力。禅の修行と大悟と魔境、事件の真相はまだ見えない。
    18-71

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    2018年05月27日
  • 鬼談

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    妬心、欲、執着…。
    誰もが持っているものなのに、それが肥大すると鬼になってしまうのでしょうか。
    誰の心の中にも巣食う鬼…鬼に心を喰われない様に生きなければ。
    それとも誰もが既に鬼…?怖い。

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    2018年05月21日
  • 鉄鼠の檻(3)

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    いや~凄い!!禅宗の歴史の説明からの憑物落し(;゜∇゜)そして鈴はやはり恐ろしい(|| ゜Д゜)結末は知っているのに、細かいところを忘れてしまっているせいか、コミックが出るたび「次はどうなるんだろう?」とドキドキしてしまう(^^;)

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    2018年05月05日
  • 鬼談

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    鬼情:鬼慕にも通じますが、執着、これがなければヒトではないですよね。
    鬼棲:コトバを大事になさっていることが伝わります。本作で一番好きなお話です。

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    2018年04月02日
  • 鉄鼠の檻(2)

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    坊主しかいないんだけどキャラのデザインが全く違うのが面白い。相変わらず素晴らしいコミカライズだけど、やっぱ以前の青年誌サイズのほうがよかったなー。

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    2018年03月25日
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    箱根山連続僧侶殺人事件シリーズの最終巻。

    幼女性愛趣味、男色趣味、そして近親相姦と、バリエーション豊かすぎる人物たちが登場し、それぞれ己が「アブノーマル」であると苦悩したあげく、悲劇が起こるお話でした。

    何がノーマルで何がアブノーマルかは、自分の頭でこれが正しいという基準・枠を決めてしまって、その「檻」のなかに己を置こうとするから人はあがくことになるんだろうけれど、まぁ確かにこれは仕方のないことだよね。

    人や知的な思考を持てる動物は皆、自分で自分を目に見えない檻に入れてしまっているんだろうな。
    逆に檻に入っていることで楽になることもあるんだと思いました。
    規律があったほうが、決断すべき選

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    2018年02月04日
  • 鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】

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    憑き物落しの陰陽師:京極堂さんが活躍するシリーズの第1弾『姑獲鳥の夏』に出てきた幼女性愛趣味の小児科医(失踪中)が箱根のお寺の土牢に幽閉されていました。

    しかも、彼は僧侶としてさんざん修行をしたにもかかわらず、お寺の境内で出逢いった年端もいかない娘さんを凌辱し、おかしくなっているらしい。

    なんかさ~。
    お寺における男色趣味のお話も出てくるし、世の男性ってのは、この「欲」に関しては本当にどうしようもないほど苦労するものなの?

    女性やお子ちゃまはそのへんの「抑えがたい欲求」のことはわかんないからさ。
    案外、大人の男性読者さんたちのほうが、このお話に出てくるお坊さんたちの「業」について理解でき

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    2018年02月03日
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    箱根のお坊さん連続殺人事件の分冊第2巻。
    山中に現れる振袖姿のお嬢ちゃんの謎も気になる。

    しかし、京極さんのお話はいろいろとためになるなぁ!
    十牛圖とか、サンプルまで載っていて良かったです♪

    黒い牛さんが途中から白い牛さんになるとか、いろいろ考えたらこれだけで何日も楽しめそうです。

    前々から禅には興味があったので、今回のお話はそのあたりの歴史とかにも詳しくなれて嬉しい。
    禅寺には福井の永平寺さんをはじめ、各派の有名寺さんにはそれなりに行っているし…ね。

    物語は、京極堂さんがこの巻の最後あたりで話に絡んできて、これからどうなるかな~って感じでした。

    なんだか宇治にある黄檗宗の萬福寺さん

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    2018年02月02日
  • 狂骨の夢(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    面白かったです。首無し死人が復活するだの、それを三度殺しただの、それをどのように決着するのか楽しみにして読みました。なるほど~と納得させられてしまうのは、京極堂の弁舌にしてやられているのかもしれません。長さも苦にならないほど、どっぷりと楽しませていただきました。

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    2018年01月30日
  • 狂骨の夢(2)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    関口の悪い予感はあたり、事件は起きてしまいます。やっと京極堂が登場し、いよいよ事件の解明へと向かうのかしら。あぁ、早く私もスッキリしたい。どんな風にこの不思議な事柄に説明をつけるのかなぁ。

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    2018年01月29日
  • 狂骨の夢(1)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    うわぁ。まだ序盤で何が何だかわからないけれど、これからどうなるんだろうというワクワク感が堪りません。上巻でまだ京極堂が登場しないというのも、次巻以降へ期待を高めさせられますね。関口の不吉な予感があたらなければ良いですが、きっと…。 ドキドキしながら次巻を読みます。

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    2018年01月28日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    高校時代の3人なんて薔薇十字叢書だからこそ。素直に面白かった。木場はまだ出会ってないけど藤牧先輩が!この作家さんの2作目も読みたい。

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    2018年01月28日
  • 嗤う伊右衛門

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    「東海道四谷怪談」をモチーフにした小説で、病んで顔貌が崩れてしまった岩と、そこに婿入りした伊右衛門との物語です。

    時代小説はどうも苦手で、入っていくまでに少し時間がかかったものの、途中ですっと物語に入り込むことができて、それからはもうあっという間でした。鳥肌が立つくらい面白くて、こんなに夢中になった本はいつぶりだろう…と。

    京極さんの本はあまり読んだことがないのですが、独特の文体に美しさを感じました。セリフは括弧書き、などというルールは取っ払った言い回し。わかりにくい、と感じる部分もありましたが、それでもなお伝わってくるものの方が大きくて、圧倒されました。

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    2018年01月18日
  • 狂骨の夢(3)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    らじの予想どおり、朱美さんはホンモノの朱美さんじゃなかったけど、お隣の奥さんが本物の朱美さんだったのはビックリした。

    戦後の混乱期に南朝の血を引く自分が正当な天皇だって言いだした人はいたみたいだけど、そういった立場の人が密教立川流の本尊をつくるべく怪しい儀式を男女で繰り広げていたとか、まぁおどろおどろしくて、でもあり得そうで、なんだか生々しかったよ。

    平安時代からこれ、それなりの地位にあるお家の人は恋愛感情ナシで奥さんをもらったり嫁に行ったりが普通だったし、そうなると男女の儀式も「儀式」として受け入れるのに異を唱えない育ち方をした人もそれなりにいるんだろうね。

    まぁ、それを現代に持ち込む

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    2018年01月15日
  • 鉄鼠の檻(2)

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    シルエットでお坊さんたちの識別ができるのほんとすごい。
    僧服がふわふわひらひらしてて楽しいし、取材組があっかたそうなニット着てるの可愛いし、山下さんトレンチコート似合ってるの面白い。
    こうしてみると神奈川組がでずっぱだ。
    鈴のホラーなビジュアルが可愛い。

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    2018年01月07日