あらすじ
――兄様、御免なさいね――。あれはあの世のものじゃなかったのだ。しかしこの世のものでもなかったのだ。「松宮鈴子に憑いた大禿を――落とそうと思う。」ついに動き出した闇を纏う陰陽師。明慧寺に潜む謎、了稔が張った結界。現れる真の貫主、そして明らかにされる殺人の動機。京極夏彦の超大作ミステリコミカライズ作品、ここに堂々完結!
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Posted by ブクログ
ううっ……やはり…やはり鉄鼠の檻が一番好きだ…(毎回言ってる気がするぞ)
いやあやはりこのコミカライズはすばらしいです。
鉄鼠も、原作のラストではそれぞれの行動理由など少々不可解な気分のまま読み終えていたところがあった気がするのだけど、なんか全部、「そういうことだったのか」とわかったような気がする。
Posted by ブクログ
はぁ~( ´Д`)遂に完結!結末は分かっているのに、改めてコミックを読むと「えーっあの人が!Σ(゚ロ゚;)」と言ってしまった(^^;)そして各巻を読むたびに思ったのは、志水さんの坊さんの書き分けが凄い!(;゜∇゜)次作は何かな~?o(*゚∀゚*)o
Posted by ブクログ
明慧寺を舞台にした箱根山連続僧侶殺人事件の終幕。
京極堂によって結界・檻の正体は明かされるが、憑き物落としは大悟頓悟の世界には効力をもたない。限界を知りつつ、やむを得ず事件に関わる京極堂が明かす事件の真相。
日本での禅宗の歴史を踏まえた舞台設定に圧倒されるが、壮大なフィクション感はぬぐえない。
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