京極夏彦のレビュー一覧

  • 鉄鼠の檻(5)

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    ううっ……やはり…やはり鉄鼠の檻が一番好きだ…(毎回言ってる気がするぞ)
    いやあやはりこのコミカライズはすばらしいです。
    鉄鼠も、原作のラストではそれぞれの行動理由など少々不可解な気分のまま読み終えていたところがあった気がするのだけど、なんか全部、「そういうことだったのか」とわかったような気がする。

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    2018年12月05日
  • 西巷説百物語

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    2018.11時点での巷説百物語シリーズ最終巻。靄船の林蔵の仕掛けが、己を裁く。決め台詞は「これで終いの金比羅さんや―」
    スピンオフのような形だが、又一や百介さんもゲスト出演しており、美味しい。サスペンスのような作りなので、忍び寄る不穏さがスカッと(たまにジメッと)晴れるのを楽しみながら読める本。大阪にまめだという居酒屋があったが、まめだの意味が初めてわかって納得した。

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    2018年12月01日
  • 続巷説百物語

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     無類の不思議話好きの山岡百介は、殺しても殺しても生き返るという極悪人の噂を聞く。その男は、斬首される度に蘇り、今、三度目のお仕置きを受けたというのだ。ふとした好奇心から、男の生首が晒されている刑場へ出かけた百介は、山猫廻しのおぎんと出会う。おぎんは、生首を見つめ、「まだ生きるつもりかえ」とつぶやくのだが…。狐者異、野鉄砲、飛縁魔―闇にびっしり蔓延る愚かで哀しい人間の悪業は、奴らの妖怪からくりで裁くほかない―。小悪党・御行の又市一味の仕掛けがますます冴え渡る、奇想と哀切のあやかし絵巻、第二弾。

    「狐者異」、「野鉄砲」、「飛縁魔」、「船幽霊」、「死神」、「老人火」

    とんでもない極悪人が出て

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    2018年11月26日
  • 鉄鼠の檻(5)

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    はぁ~( ´Д`)遂に完結!結末は分かっているのに、改めてコミックを読むと「えーっあの人が!Σ(゚ロ゚;)」と言ってしまった(^^;)そして各巻を読むたびに思ったのは、志水さんの坊さんの書き分けが凄い!(;゜∇゜)次作は何かな~?o(*゚∀゚*)o

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    2018年11月25日
  • 鉄鼠の檻(5)

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    明慧寺を舞台にした箱根山連続僧侶殺人事件の終幕。
    京極堂によって結界・檻の正体は明かされるが、憑き物落としは大悟頓悟の世界には効力をもたない。限界を知りつつ、やむを得ず事件に関わる京極堂が明かす事件の真相。
    日本での禅宗の歴史を踏まえた舞台設定に圧倒されるが、壮大なフィクション感はぬぐえない。
    18-171

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    2018年11月25日
  • 鉄鼠の檻(5)

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    京極堂シリーズの中でも割と上位に好きな鉄鼠の檻のコミカライズ、完結。
    「日本文学史上にのこる驚愕の動機!!」という帯が、なかなか。

    檻をどう作るか、は狂骨とも通じてて、その辺が好きなんだよなー。
    次はどのシリーズ?って、宴か、陰摩羅鬼か、邪魅か、しかないのか。
    よくぞここまで。

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    2018年11月21日
  • 冥談

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    一番目のみ★4 白波に「どろぼう」とルビがアリ、白浪五人男を思い浮かべる。なるほどなるほど。ネット辞書を引いてみた。しら‐なみ【白波/白▽浪】 1 泡立って白く見える波。 2 《「後漢書」霊帝紀から。黄巾の乱の残党で、略奪をはたらいた白波賊(はくはぞく)を訓読みしたもの》盗賊。どろぼう。しらなみの【白波の】[枕]「白波」との関連から、「いちしろし」「よる」「かへる」などにかかる。「―いちしろく出でぬ人の知るべく」〈万・三〇二三〉しらなみもの【白浪物】盗賊を主人公とした歌舞伎・講談などの総称。「白浪五人男」など。幕末期に流行し、河竹黙阿弥はその代表的作者。白浪狂言。三国志にも出てくる

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    2018年11月20日
  • 前巷説百物語

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    又市が、今の稼業に関わり、御行乞食になるまでの話。百介さん(少年)は友情出演。
    後の又市よりはるかに青く、真っ直ぐで余裕のない又市。無印巷説、続、後では、何だかんだで人死も出していたはずなので、大人になったり、諦めたり、そういう気持ちもわかったり、ということもあったのだろうが、又市の仕掛けの根っこには、若い頃の経験が見える。仲間を思う気持ちも。祇右衛門との第一ラウンドは辛勝か惜敗か。後に又市がカタをつけるわけだが、本作を読むとさらに感慨深く思える。
    おまけ?の巷説百物語相関図を見て散っていった仲間達に思いを馳せる。

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    2018年11月09日
  • 薔薇十字叢書 神社姫の森

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    百鬼夜行シリーズの公認シェアードワールドの一冊
    作者のこれまでの作品と同じく換骨奪胎
    歴史ものが先人たちそれぞれの観測結果による物語の集積からなる世界であるように
    ミステリもおなじようなもので
    なんでもおなじようなものに見える

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    2018年10月19日
  • 後巷説百物語

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    一白翁こと山岡百介の語る、若き日に出会った種も仕掛けもある不思議な話。赤えいの魚が、一番ファンタジーっぼく、美しく、恐ろしい。
    小夜を託されたと知ったとき、百介がどれだけ嬉しかったかと思うとなんだか切ない。百介は又市らに憧れ、尊敬していたが、又市らも、身分にこだわらず、まっすぐな百介を眩しく思っていたのだろう。ちょっと切ないラストも、温かくてよかった。百介さん、お疲れ様でした。

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    2018年10月11日
  • 鉄鼠の檻(4)

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    謎の禅寺、明慧寺の影の部分が徐々に明らかにされてくる一方、殺人は止まない。次号完結編が待ち遠しい。
    18-119

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    2018年09月09日
  • 鉄鼠の檻(4)

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    相変わらず榎さんはパッと登場して、美味しいところを持っていくなぁ(^^;)まぁそこが好きなんだけどね(*^.^*)そろそろ終盤だけれど、まだまだ殺しは続いている!(゜゜;)原作で結末は知っているけれど、志水さんの迫真の絵で早く次巻の完結を読みたい!

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    2018年09月01日
  • 薔薇十字叢書 天邪鬼の輩

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    百鬼夜行シリーズにハマり、シェアワールド企画とやらを知り購入。
    読みやすく面白かったが、原作より優しすぎるような気も。
    萌えどころは満載だが。

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    2018年07月01日
  • 覘き小平次

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    古典階段をベースにした京極さんの真骨頂。
    安積沼での殺人やその後の江戸の自宅でのクライマックスは、まるで文楽の芝居を見ているような気分になりました。

    人間の欲の深さや執着のおどろおどろしさと、執着を持たずに行きている人間への嫉妬・羨望。
    逆に執着を持たないで生きる人間の心の殺伐さ。

    生きるっていろいろあるのだよなぁ…と思わせられる作品でした。

    素直に好きな人と好きだよって言い合いながら、他人をうらやまず、今ある日常を受け入れて、シンプルに生きていられるしあわせを感じたよ。

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    2018年06月23日
  • 鉄鼠の檻(3)

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    禅宗をめぐる京極堂の憑物落としと榎木津探偵の眼力。禅の修行と大悟と魔境、事件の真相はまだ見えない。
    18-71

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    2018年05月27日
  • 鬼談

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    妬心、欲、執着…。
    誰もが持っているものなのに、それが肥大すると鬼になってしまうのでしょうか。
    誰の心の中にも巣食う鬼…鬼に心を喰われない様に生きなければ。
    それとも誰もが既に鬼…?怖い。

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    2018年05月21日
  • 鉄鼠の檻(3)

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    いや~凄い!!禅宗の歴史の説明からの憑物落し(;゜∇゜)そして鈴はやはり恐ろしい(|| ゜Д゜)結末は知っているのに、細かいところを忘れてしまっているせいか、コミックが出るたび「次はどうなるんだろう?」とドキドキしてしまう(^^;)

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    2018年05月05日
  • 鬼談

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    鬼情:鬼慕にも通じますが、執着、これがなければヒトではないですよね。
    鬼棲:コトバを大事になさっていることが伝わります。本作で一番好きなお話です。

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    2018年04月02日
  • 鉄鼠の檻(2)

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    坊主しかいないんだけどキャラのデザインが全く違うのが面白い。相変わらず素晴らしいコミカライズだけど、やっぱ以前の青年誌サイズのほうがよかったなー。

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    2018年03月25日
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

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    ネタバレ

    箱根山連続僧侶殺人事件シリーズの最終巻。

    幼女性愛趣味、男色趣味、そして近親相姦と、バリエーション豊かすぎる人物たちが登場し、それぞれ己が「アブノーマル」であると苦悩したあげく、悲劇が起こるお話でした。

    何がノーマルで何がアブノーマルかは、自分の頭でこれが正しいという基準・枠を決めてしまって、その「檻」のなかに己を置こうとするから人はあがくことになるんだろうけれど、まぁ確かにこれは仕方のないことだよね。

    人や知的な思考を持てる動物は皆、自分で自分を目に見えない檻に入れてしまっているんだろうな。
    逆に檻に入っていることで楽になることもあるんだと思いました。
    規律があったほうが、決断すべき選

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    2018年02月04日