京極夏彦のレビュー一覧

  • 書楼弔堂 待宵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズも3作目。話の流れやお約束のようなものもわかっていたので、最後の話はそうきたか~という感想でした。
    弥蔵さん、意外と長生きしたのかもしれませんね。

    0
    2023年05月24日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

    Posted by ブクログ

    探書をめぐる明治初期の物語ですね。

    まことさんの本棚レビューを見て、とても気になり直ぐに買い求めましたが、面白過ぎて読むのに時間がかかりました。
    とにかく、ワクワクしながら堪能しました。
    まことさん、ありがとうございます。

    連作短編の六篇の探書です。
    京極さんの本は、これが初読みです。
    魑魅魍魎、怪奇、妖怪小説のイメージが強い方なのかなと、勝手に思い込んで敬遠していましたが、この本は違います。
    確かに、その類いの話は出てきますが、「人は何故、怪を好むか?」の理路整然とした、京極さんのポリシーがよくわかる内容になっています。
    近代文学に興味があって、三十才頃にこの時代の随筆を中心に読み漁った

    0
    2023年05月20日
  • 今昔百鬼拾遺 河童

    Posted by ブクログ

    久々の京極夏彦!!!
    堪能しました。あーーさすがの京極夏彦さんです!期待したとーり、楽しませてもらいました!!!

    以前に比べると四字熟語が減ったかな?笑

    そんな感想から、会話がとにかく面白く、ふと赤川次郎のミステリーを連想しそうになるものの、京極夏彦のほうが、リズムがいい。
    会話のリズムと、言葉のチョイスが秀逸で、話しを前に進みつつ、軽快に解決に導くヒントが、みんなのそれぞれの言動から拾って導かれている感じが読んでて気持ちいい!!!!!!

    たまに、関係ない話もあるんだけど、そんな話に惑わされずになんとかゴールに辿り着けた暁には、思わずニヤリとさせられます。

    なんだろ、ほんと気楽に読めて

    0
    2023年05月10日
  • 死ねばいいのに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    アサミのことが知りたいというケンヤ。
    会社の上司、恋人、隣人、母親等々、一人一人に会いに行く。
    誰も彼女のことをくわしく語らない、分かっていない。
    彼女の話よりも自分の置かれた状況、愚痴、不平不満が止まらない。

    そこでケンヤがいい放つ「死ねばいいのに」。

    ケンヤが、相手の本質をとらえる。
    ハッとする、ゾクッとする。
    ケンヤに知られていないと思っていたことを突っ込まれると本性をあらわす。

    一気読み。
    なぜアサミは、殺されたのか、彼女はどんな女性だったのか。

    0
    2023年05月09日
  • 魍魎の匣(2)【電子百鬼夜行】

    Posted by ブクログ

    個性極まりないキャラも集まり謎解きも進む。
    それもガンガンと進む。私も京極堂に置いて行かれないよう必死に喰らいつたつもりだが非常に難解混濁かつ回転早く苦戦。

    究極の論理パズルに挑戦しているような感覚。これでまだ中巻。下巻期待膨らむ。

    0
    2023年05月07日
  • 死ねばいいのに

    Posted by ブクログ

    目を逸らさずどこまでも真っ直ぐに、教えてよ何で?と問うてくる7人目に、問われるのがつらくなって読み進めづらい気持ち。

    0
    2023年05月06日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

    Posted by ブクログ

    シリーズ第二弾の弔堂への案内役は、本を読むことができなかった若い女性。
    家族に隠れて読む本は、どんなにどきどきしたことだろう。
    今回も、弔堂を訪れる人は多士済々。田山花袋等作家だけでなく、勝海舟や社会運動家の平塚らいてう、乃木希典など、日清戦争後の時代の変化が写し出される。
    なんの事件も起きるわけではないけれど、相変わらずの京極堂節が心地よい。

    0
    2023年05月01日
  • どすこい。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    忠臣蔵の四十七人(四十八人目がいたとかいないとか)と、相撲の四十八手を掛け合わせた、ハチャメチャな連作短編。高クオリティなばかばかしさで、各方面に差し障りがあり、世間の寛容さなくしては楽しめない小説。読んでいて思ったが、主君の仇討ちを理由に行動した赤穂浪士より、仕事精神あふれる力士のほうが遥かに脅威だ。目をつけられた吉良邸の人々が、さすがに気の毒すぎる。

    0
    2023年04月28日
  • 鬼談

    Posted by ブクログ

     矢っ張り文章が良い。斯様に文章だけでぐいぐい読ませる作家を他に知らない。兎に角読者を牽引する力が強い。

     泉鏡花が好きなんだろうな〜、っていうのは、京極作品をずっと読んでいると分かるけれど、氏の文章は鏡花のそれともまた違う。
     何か色々混じり合い、渾然一体となって別の何かに成り果てたような。そういう意味では正に妖怪的といえるのかも知れない。


     白眉は上田秋成の「吉備津の釜」を原作とする一篇。いま自分が読んでいるのが怪異譚であるという事を、途中まで本気で失念してしまった。まるで落語の人情噺のよう。
     描き方一つで斯くも物語は表情を変えるものなのか。極上の怪談フルコースである。


     リー

    0
    2023年04月19日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(2)

    匿名

    無料版購入済み

    謎解きもおもしろいし、登場人物のキャラクターが濃い。榎木津さんの登場シーンは笑ってしまう。絵が綺麗でヒロインの女の子の表情がとってもかわいくて好きです。

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの

    0
    2023年04月18日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(1)

    匿名

    無料版購入済み

    おもしろい。京極夏彦だともっと怖いお話を想像しましたが、むしろほのぼのしてるし、短く解決するお話が続くので読みやすい。

    #ドキドキハラハラ

    0
    2023年04月17日
  • 姑獲鳥の夏(1)

    匿名

    購入済み

    よかった

    京極夏彦。小説を読んでみたいとずっと思っていましたがなかなか手が出せず。こちらで漫画を発見したので購入してみました。手が出しやすい、わかりやすくていいですね。

    0
    2023年04月11日
  • 書楼弔堂 待宵

    Posted by ブクログ

    弔堂シリーズ3作め。迷いを抱えた歴史上の人物たちが、本ならなんでも揃うという奇妙な本屋を訪れて己の一冊を求めるという連作短編集。
    今回の語り手は過去に修羅場を体験したことをうかがわせる甘酒屋の爺で、彼の目を通して江戸から明治という時代を描き出す。やはり京極ワールドは良い。
    お調子者だと思っていた利吉が、最後にちょっと泣かせてくれた。

    0
    2023年04月04日
  • 『書楼弔堂』シリーズガイドブック2023年版(試し読み付)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    むしろ新しく思える

    明治期をモチーフとしている作品なだけあって、書店の雰囲気などがなかなか現代では見られないような感じを思わせます。ですが、不思議と古さを嫌にならないどころか、むしろこうした昔懐かしい雰囲気が今時の若者にとっては斬新なものとして目に映るのかもしれないと感じました。

    #タメになる

    0
    2023年04月01日
  • 文庫版 書楼弔堂 炎昼

    Posted by ブクログ

    「幽霊は怖い物ではございません。怖がるのは、怖がりたい方だけでございます。何しろ、そんなものはないのですから」

    0
    2023年03月27日
  • 書楼弔堂 待宵

    Posted by ブクログ

    探書拾参 史乗/探書拾肆 統御/探書拾伍 滑稽/
    探書拾陸 幽冥/探書拾漆 予兆/探書拾捌 改良

    約六年ぶり と 帯にある。確かに読んだ記憶はあるけれど……たどり着くことが難しい書楼であることと、薄暗い店内に所狭しと並んでいる無数の本に圧倒されるイメージ以外ほとんど憶えていない。

    弥蔵が開いている甘酒屋に書楼を訪ねる人が通りかかる。成り行きで案内すると主との話が始まる。何れも名の知れた人であった。
    さて弥蔵とは、主とは、茫漠とした時のかなたに漂うばかり………

    0
    2023年03月23日
  • 遠巷説百物語

    Posted by ブクログ

    遠野で巷に流れる噂話を集めることを命じられた宇夫方祥五郎。その中から、藩の存亡に関わる出来事が露見する。
    遠野に昔譚があり、噂咄から噺(物語)へ、そして真偽を見定める話に。そして、宇夫方が筆頭家老に語る譚に。「はなし」がつながり、遠野に新たな譚ができる。
    「はなし」に引き込まれる。

    0
    2023年03月21日
  • 書楼弔堂 待宵

    Posted by ブクログ

    約六年ぶりのシリーズ第三弾。

    古今東西の書物が集う、主曰く“書物の墓場”・〈書楼弔堂〉を巡る“探書”譚、連作六話の構成となっております。

    待っていました。この京極ワールド独特の雰囲気、“うん、これこれ!”という感じです。
    今回の狂言回しは、〈弔堂〉に行く途中の坂にある甘酒屋の老爺・“弥蔵”さん。
    幕末の血なまぐさい記憶を引きずりながら、世捨て人のように暮らしている弥蔵さんの元を訪れた(迷い込んだ)人々を、図らずも〈弔堂〉に案内することになるという流れです。
    “京極本あるある”で、例によって分厚い本書ですが、ほぼ台詞という構成なので、割とスラスラ読めます。
    〈弔堂〉を訪れるお客たちは錚々たる

    0
    2023年03月19日
  • 書楼弔堂 待宵

    Posted by ブクログ

    破暁、炎昼に続き三作目。弔堂にやって来る歴史上の人物は誰だろうなと想像しながら読むのが楽しい。甘酒屋の正体は一体・・・と思いながら読んでいたけど、最後に判明した時はそっちだったか!と驚いた。挿絵に使われている毛利梅園の「梅園禽譜」も良かった。

    0
    2023年03月13日
  • 遠巷説百物語

    Posted by ブクログ

    とても考えられている構成だと思った。

    人々は説明のつかない諸々をまとめて妖怪の仕業とし、噺(はなし)を創り上げてきた。
    奇怪な出来事が起きる咄から始まる。
    それを解決する話を出し、噺が出来たであろうストーリーを作る。

    おもしろかった。

    0
    2023年03月12日