京極夏彦のレビュー一覧

  • 巷説百物語

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    昔の言葉遣いなので理解に時間がかかったり、漢字の読みが覚えられず 読むのに苦労しましたが、後半慣れてだんだんスムーズに読めるようになりました、

    難しいなあと思いつつ短編なので読みやすく内容も妖怪関連のコンフィデンスマンみたいな感じで最終的には丸くおさまる感じが好みでした。

    解釈はあなた次第みたいなモヤっとした終わり方があまり得意ではないので、ちゃんとネタバラシ?があってスッキリして終わるのも良きです

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    2025年12月24日
  • ひどい民話を語る会

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    京極夏彦、多田克己、村上健司、黒史郎
    が民話のひどさを語り合う

    ひどいって何が??

    そんな……… ひどい……… ことが………
    話になっているなんて………

    知らなかったけど
    あぁ 面白かった

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    2025年12月21日
  • 遠野物語remix

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    遠野物語や柳田國男のことを初めて知ったのはいつだろう。周りの人はほとんど知らないのに、どうして私は昔から知っているんだろう、と不思議な気分になる。

    神様系の怖い話に惹かれてしまうので、遠野物語はどれだけ読んでも飽きなかった。

    死にかけた人が、もう死んだ父親にこれ以上来てはいけない、と言われて目を覚ましたお話があるんだけれど、これ、私も体験したことがある。(死にかけたわけではないけど) シンプルに怖い!!!!

    民俗学って、全てを解剖することができないのが魅力だな。不思議なことを、そのまま受け入れる懐の深さもすきだ。違う本も読んでみよお!

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    2025年12月13日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    言葉にすると、何かが欠ける(=相手に全てを伝えられるわけではない、なんなら誤った伝わり方をするもんだ)というお話から、この世に勝ち負けなんてないし、愛は執着だし、整理整頓は大切だ、というお話。笑

    本の収納だけは愛(執着)でどないかしろとおっしゃってました。頑張るかぁ!

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    2025年12月10日
  • 巷説百物語

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    悪い奴がいたけど不思議なことが起きて懲らしめられました!きっと妖怪とかおばけとかそういうののせいだろうね!(すっとぼけ)みたいな話

    メインの登場人物もみんなそれぞれいいキャラクターをしていて憎めない
    1話完結系だからちょこちょこ時間の空いた時に読めるし、面白いし今後追っていきたいシリーズもののひとつになった

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    2025年12月08日
  • 魍魎の匣(3)【電子百鬼夜行】

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    何と下巻は全て解決編。
    これまでの色々な事件が順を追って解決していくのは見事であるが、余白も多く自力での推理は難しそう。ややご都合主義な気がしなくもないが、説得力を持たせる文章力がある。
    解説でも指摘されているが、本格ミステリ作家ではないため推理や謎解きがメインではない。むしろ陰陽師でもある京極堂による憑物落としが主軸。

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    2025年12月07日
  • 後巷説百物語

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    何の情報も持たずに読み始める。短編集かと思うがそれぞれの章は繋がっていて最後にまとまる。前半はつらかったが後半は一気に読んだ。若者が議論をして老人に答えを聞きに行くという形式は「黒後家蜘蛛の会」を彷彿させる。

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    2025年12月07日
  • 遠巷説百物語

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    又市も百介も出てこない、何を読まされているのかと思っていたら、これまた壮大なつくりで、大変失礼しました

    塗仏の宴を読んだ時みたいな衝撃でした

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    2025年12月05日
  • 文庫版 地獄の楽しみ方

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    この世の中は地獄。
    その地獄を楽しむための京極先生の指南書。
    丸々一冊言葉についての話で、「地獄の沙汰も言葉しだい」というような感じ。
    言葉を商売道具としている小説家の著者だからこそ語ることの出来る言葉についてのエピソード。
    言葉の持っている危うさや楽しみ方がユーモラスに描かれていて、なるほどと納得させられる
    ものばかり。

    特に印象に残ったのは「あらゆる文章は誤読されるもの」言葉は欠けていて相手が勝手に埋めてしまうもの。
    言葉のプロの小説家でさえそんな風に感じるのかと、いや毎日言葉に携わっているからこその実体験から来る感想なのかなと感じた。
    なるほど、それで京極先生の本は分厚いのが多いのかな?

    もうひとつグサッと刺さったのは、「本を読んで面白くないと思ったら、その本が悪いのではなく、その本を面白がることの出来ない自分が悪いと思いましょう。」楽しもうと思う姿勢が大事!耳が痛いお言葉だ。
    確かに本のせいにしているところあるよなぁ。

    本書を読んで言葉の奥深さ、不思議さを改めて感じた。
    言葉の罠にはまらないように語彙力を身に付ければ今よりももう少し地獄を楽しめるかな?
    「この世には不思議なことなど何もないのだよ」と中善寺さんに言われそうだ。

    京極先生の師匠、あの有名な漫画家の水木しげる先生だとはじめて知った、ビックリだ!

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    2025年11月28日
  • ひどい民話を語る会

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    【一言感想】
    学術的な価値は無いかもしれない民衆が作り上げてきた芸術作品

    娯楽の無かった時代に子ども達を楽しませる手段として先鋭化されてきた民話

    今も昔も子どもはシモネタを好む傾向があるのか、昔の民話では思いの外取り上げられているけれど、そういう作品は民俗学者から敬遠された結果遠ざけられた作品は多いそう

    「子どもが喜んで面白がってくれりゃいいか」で創作されているので、オチも無ければ謎が残ったままの話が多いが、キレイにまとまっていないから話として何度も聞きたくなったり、自分流にアレンジをしていくことで無数に民話が生まれていった側面もあるのだと本を読んで思いました

    民話をくだらない話だと切り捨ててしまうのは簡単だけれど、話し相手を喜ばせるために元となる話から面白ポイントを自分流に抽出して誇張する緩く適当な与太話は現代でも通じる所があると思う。

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    2025年11月24日
  • 文庫版 鵼の碑

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    もう一度読もうと思えるほどのパワーはなかなか湧かないが、深い芸術作品のような仕上がり。京極堂シリーズで受けていた印象をほぼ全て言語化してくださっていた本文庫本の解説に心からの感謝をしたいです。京極シリーズは建築物として考えるとぴったり理解できるということ。

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    2025年11月23日
  • 中禅寺先生物怪講義録 先生が謎を解いてしまうから。(12)

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    落ち武者の謎と包帯男と透明人間の謎(・・;)今回はどちらの謎も解けてスッキリ!(゚∀゚)と思っていたら、夜の徘徊の謎が残っていたか(´∀`;)ハハハ きっと「何が大人なんだよ」と関係しているに違いない(; ・`д・´)

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    2025年11月01日
  • 前巷説百物語

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    ネタバレ

    【2025年124冊目】
    双六売りの又市が出会ったのは損料屋のお甲だった。その青臭さが良いと言われ、損を引き受ける一派の手伝いをするようになった又市だったが、裏の世界とは一線をかしてはいた――のだが、死んだはずの男が暗躍をし始め、損料屋にも魔の手が忍び寄り……小股潜りの又市が御行の又市になるまでの物語。

    一言で言えば面白かったけど、めちゃくちゃ切なかった……。京極堂シリーズよりも、ある意味生き死にに容赦がなくて、連作短編集なので前編まで笑ってた登場人物があっさりと退場してしまったりして、泣く暇も与えてくれなかったり。前日譚ではあるので、多少なにかあるとは思ってましたけど、とにかく切ない。

    子どもが手を下すところが一番きつかった。あの子はどういう大人に育ってしまうんだろう。殺された側よりも、手を下した頑是無い子の方が恐らくはきついはず。どこかで回収されて欲しいという気持ちもするんですが。

    一作目が御行の又市になってからの話なので、今作を読むと「また改めて読み直すべきか」と思わせてくるのが狡いですね笑 そして相変わらず気軽に読める分厚さじゃないという。勧善懲悪の痛快さだけではない、人間の泥臭さが存分に描かれてて、これまた京極堂シリーズも読み直したくなってくるんだから不思議です。

    シリーズの続刊の中で「覗き小平次」を現時点で読めていないので(過去に読んでるかもですが覚えてない)こちらも読まなくてはと思いました。

    しかし、本当に切ない。

    ――
    初読:2012年11月1日以前

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    2025年10月08日
  • 西巷説百物語

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    西ってそういうことですか
    林蔵が主役でほーっと思っていたら、最後に又市登場!(どさくさに紛れて百介も登場!)

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    2025年09月25日
  • 文庫版 書楼弔堂 破曉

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    もし弔堂が行ける範囲に存在していたとして、私は辿り着けるのかどうか。辿り着けたとして、中に入れるかどうか。
    本屋なので本来なら入れるし買えもするんだろうけど、尻込みしてしまうだろうなというのだけはわかる。でも、店主に「1冊」差し出されてみたい。

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    2025年09月20日
  • 怪と幽 vol.009 2022年1月

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    テーマと、澤村伊智さん松原タニシさんの対談に惹かれて、過去号をお迎えしました。
    タニシさんの事故物件が13件目の時に対談されたらしく、先日聞いたラジオでの状況(その時は27件目とか言ってた、うろ覚え)との違いに感慨深くもなったり。
    タニシさんをいくつかの媒体で追っていても、全然知らなかったことがこの対談でいくつも明かされていて、お迎えしてほんとに良かったなぁってなってます(事故物件価格設定とその裏事情とか)
    あと、タニシさん、お話を引き出すのが相変わらず上手いですよね~ 澤村さんの黒い部分(笑)が引き出されてて、興味深く読ませてもらいました(笑)
    そして、2025年現在、ピンピンしておられますし。なんてことはなくてほんとに良かった(^^)

    他に、辻村深月さんと大島てるさんの対談、押切蓮介さんと泉朝樹さんのオンライン対談も掲載されてて、「闇祓」「見える子ちゃん」を読んでる自分にはどちらも興味深い内容でありがたかった(「見える子ちゃん」は電子で途中までだけど)です。

    対談以外にも、連載やら読み切りの小説や漫画、色々盛り沢山で、お値段はそこそこの設定(私は中古をお迎え、すみません)だけど、この号をタイムリーに知っていたら定価でお迎えしていたと思う。それくらい個人的にはハマる内容でした。

    中でも、とびきり怪談実話3編の印象が強め。
    特に最後の岡利昌さんの「呪いの矛先」の読後感が…(泣)
    4ページ分の内容だけど、衝撃が強すぎて… ホラー読んでる方々に読んでもらいたい、普段そんなことあんまり思わないけど、これはちょっと読んでもらいたい、そんな気持ちに駆られてます。

    ただ一つ、巻頭のイラストが怖い〜(泣)
    初めに開いていきなり怖いのが目に入って来るのは辛い(泣)
    掲載漫画もそっち系なら読むのやめようかって思ってしまうくらいだった…大丈夫だったけど。。
    小説とか映画は積極的になれるけど、アニメとかコミックとかの怖いのはほんと苦手(「見える子ちゃん」も実はキツイ)なんで、星4にしました(泣) すみません

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    2025年09月14日
  • 今昔百鬼拾遺 鬼 【電子百鬼夜行】

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    「絡新婦の理」で登場した呉美由紀と京極堂の妹である「稀譚月報」の記者、中禅寺敦子の二人が連続通り魔事件を調べるお話。百鬼夜行シリーズのスピンオフ作品

    京極堂の蘊蓄なし&260ページ弱という分量なので、サクッと読める。キャラはきちんと濃い→

    敦子ちゃんの考え方が好きなので、読んでいて楽しかった!あと、青木刑事の同期のようなものらしい賀川刑事がとても良い。楽しい。
    事件自体は割とスタンダード。戦後という環境をうまく絡めたお話。
    呉美由紀がこんなキャラだっけな?となりつつ(絡新婦読み直したい)昭和初期の全寮制女学園の雰囲気

    を感じられるのは楽しい。

    あと、鳥口がいいねぇ。敦子ちゃんとのやりとりが好き。榎木津たちが話の中で出てきたのも嬉しい!!

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    2025年09月09日
  • 虚実妖怪百物語 急

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    ネタバレ

    良い意味で、終始いったい何を読まされているんだろうか、、、という気分にさせてくれる本でした
    内輪ノリの悪ふざけのオンパレードで
    読んでいてとても楽しかったです
    みんな集まるとこんな感じになるんですねw
    ずーーっと、ヒッチャカメッチャカです

    ネタが古かったり、マニアックなモノもあり
    元ネタ知らない人はちょっと読みにくいだろうな、と思いました。

    最後の新旧問わずのキャラクターオンパレードに、京極夏彦の「妖怪」と定義するストライクゾーンの広さと
    サブカルに関しての知識の深さに感心してしまいました
    犬夜叉、そういえば妖怪だった(笑
    私は鬼灯様にお会いしたいです
    そして巨大テレビから這い出てくる、ジャンボ貞子には笑いましたwwx
    しかもそれを出したのが鈴木光司ご本人

    馬鹿の権化たるレオ若葉がまさかそちら側だったとは!
    レオ若葉の連載読んでみたいです
    あの感じでどんな文章書くんだろうか、、

    丸い輪の世界の向こう側に逝ってしまった水木先生
    その中でにっこり微笑むお姿にうるっときました
    最後の最後に、この物語は水木しげる先生を最大級にリスペクトした作品だったんだな、と思いました。

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    2025年08月14日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿壱 蒐集

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    古今東西のあらゆる書物が揃う怪しい書店「弔堂」。ホラー系と思いきや特に事件も大きな展開もなく、店を訪ねて来る客に「この一冊」を薦める店の主人。客は幕末維新の生き残りや若き日の文豪など教科書に出て来る歴史上の人物ばかり。幽霊の話、浄瑠璃と浪花節の話、複製の話、活字の話などなど。京極ワールドにハマりました。

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    2025年08月11日
  • 書楼弔堂 霜夜 探書廿弐 永世

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    古今東西のあらゆる書物が揃う怪しい書店「弔堂」。ホラー系と思いきや特に事件も大きな展開もなく、店を訪ねて来る客に「この一冊」を薦める店の主人。客は幕末維新の生き残りや若き日の文豪など教科書に出て来る歴史上の人物ばかり。幽霊の話、浄瑠璃と浪花節の話、複製の話、活字の話などなど。京極ワールドにハマりました。

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    2025年08月11日