京極夏彦のレビュー一覧
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ネタバレ包帯男の包帯は覆面と手袋の上から巻いていた。覆面と手袋と共に着脱できる。
名塚君、大人のふりしてバーに通っていた。バーのママ似一目ぼれ。
隣の客が零した料理で、父の服が汚れてしまった。考え抜いた末、連続強盗犯をつかまえて、その時に汚れたということにしようと思った。
黒い覆面と手袋で暗闇では透明人間に見えた。
②怖い絵
西高二年の九重香織。
品評会。香織は個性的な絵を飾る。
フック。家で絵をかけるのに使ってた。
外出てから、カバン忘れた、と香織は戻る。
九重さんの絵、なくなってる。
絵を持って降りていった人はいない。
栞奈推理。盗んだのは香織。
絵の下にもう一つ絵があった。
自 -
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ネタバレ松永裕美は、隆昭と同居している。籍入れてない。
隆昭は仕事を辞めてしまい、引きこもっている。鬱なのかもしれない。裕美が仕事にいくのも、家を出るのも嫌な顔をするから、リモートの仕事に変わった。
そんな時曽祖母が亡くなったと知らせが来た。
相続するのは遠い親戚の芽衣と自分だけらしい。
曽祖母の外田のうは、岡山の山奥の山奥に1人で住んでいた。
芽衣と自分のどちらが相続するのか,放棄するのか諸々のために岡山にむかう。
隆昭はそれもぐちぐち言う。行かなくてもいいだろ?放棄すればいいだろ?
そして,出かける時に天井を向いて言った「猿がいる」
もちろん,都会の天井に猿なんかいない。
また引き止めるための戯言 -
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これは虫ですね――(p.43)
【説明】本草学者の久瀬棠庵は数々の事件を「虫」のせいにして収めてしまう。
【感想】>例によって会話劇。いつもよりうだうだ度は低くあっさりして読みやすい。>隠居の超ベテラン藤左衛門と生まれながらの隠居の子藤介が楽しい。>棠庵と藤介のなかなかかみ合わない会話が楽しい。
【内容】>乾坤で事件と解決編。>「病葉」とは?>善兵衛を殺したと孫娘のお初が言う。>巳之助の女房おきんが叫んでる。>〈うお膳〉の料理を食べた四人の客が死んだ。>金兵衛長屋は庚申講でみんなひーこら。>評判芳しかぬ医師のアドバイス。>食わないのに太っていく男。>棠庵に縁談?>志乃が拐われた。
■簡単な単 -
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本屋で京極夏彦の本の分厚さにのけぞることは多々あるけれども、本の薄さにのけぞったのは初めてだ。
たった250ページとはこれいかに?
この作品は、歌舞伎の原作として書かれたものなのだそうだ。
確かに京極夏彦の作品と歌舞伎は親和性が高いかもしれない。
そして確かにこの作品は、影や暗闇の効果が目に見えるようで、舞台映えがしそうである。
京極堂の曽祖父は、以前『了巷説百物語』にも出てきたが、衣装といい決め台詞といい、まったく京極堂そのもので嬉しくなってしまう。
ただ、単に”憑き物落とし”として雇われただけではなく、本筋にしっかりと絡んでいて、彼が出てくるのは物語の必然なのだ。
本来の京極堂シリー -
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ネタバレ大阪の浮世絵師、竹原春泉が描いたという妖怪絵に
福島出身の戯作者、桃山人こと桃華園三千麿が解説を書いたというかたちの江戸時代の『絵本百物語』という怪談奇譚集の現代語訳である。
(後書きの荒俣先生のコメントを読むにホンモノであるらしい)
もうここからパラレルワールドにいる気持ちなのである。
妖怪絵と竹原春泉の画讃はお馴染みのアレであるが、解説がすごい。邪念があるから禍を受けるのであるし、平知盛なんかが妖物に成り果ててそんなところに顕れるなどあり得ないと思うって言っちゃってるし、鷺は光るものだから不思議じゃないし、平家一門の怨霊の蟹って、平家の武士は愚か者ばかりだったのだろうかとか、とか。
批判的 -
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ネタバレ2026年3冊目。
すごく読みやすくてさくっと読み終わっちゃったなあ。長屋の住人たちが主人公だから小難しい理屈や理論もほとんどなく、とてもわかりやすかった。これは人様にオススメできる珍しいタイプの京極夏彦。
棠庵は「前巷説百物語」でおじいちゃんのイメージだったから、20そこそこで出てきて「??」だったけど、今作はだいぶ前の時代なのね。確かに田沼とかの名前出てたけど、あんまり意識しないで読んじゃったなぁ。また「前巷説百物語」も読み返さないと。つかつまり、今作のあと棠庵は30年くらい空白期間っつーことよね。なるほどそれなら同じ設定でもう2冊はいけるな…待ってるね京極センセ♡
藤介はすごく親しみやす -
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「百鬼夜行シリーズ」の番外篇。おもしろい作品ではあるのだが、シリーズの読者に向けて書かれたファン・サーヴィス的な作品という趣が強く、なかなか純粋に小説として評価することが難しい。作品としては「鬼」「河童」「天狗」の3作品が収録されているが、いずれも推理小説としてはそこまで完成度は高くないと感じた。また、一介の女学生に過ぎない呉美由紀がいずれの事件においても深くコミットしており違和感を覚える。たしかに違和感が薄まるようには配慮してあるのだが、どう取り繕ってもそもそも女学生であるという設定は変えられないので、わたしの場合はそこがずっと引っかかってしまった。
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時は明治35年(1902)。必要な人にのみ忽然と姿を現す書楼弔堂(しょろうとむらいどう)。
今回は謂(いわ)く有り気な甘酒屋の老爺・弥蔵を狂言廻しに、徳富蘇峰、岡本綺堂、宮武外骨、竹下夢二などの、人生のターニングポイントに相応しい一冊の本を弔堂が選書する。
前2巻まではお客さんの正体を推理するのが楽しかったのであるが、今回は早々にわかってしまう。その代わりと言っては何だが、弥蔵爺さんの正体がトンとわからない。何人も人を斬ってきた幕臣崩れとまではわかるのではあるが、幕臣側の人斬りは新撰組関係しか思いもつかず、どうもそのようではないので、読みながらずっと頭を抱えていた。寺田寅彦じゃないけど、その -
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ネタバレ再読。
とはいえ、20年ぶりに読み返したので新鮮な気持ちで読むことができた。
〈巷説百物語〉シリーズ第1巻。騙りや手品、変装などを駆使して事件を解決する小悪党たちを主人公とした、1話完結型の作品集。
深い因縁からの執着や迷妄を祓い、現に向かい合わせるとでもいうような「憑物落とし」を行う〈百鬼夜行〉シリーズと対を為して、この〈巷説百物語〉シリーズでは逆に怪異を利用し、作り出し、またはわざと読み違えて事をおさめてしまう。(又市の
「目ェ醒まして本物の真実見ちまえば、辛くッて生きちゃ行けねェ。人は弱いぜ。だからよ、噓を噓と承知で生きる、それしか道はねえんだよ。煙に巻いて霞に眩まして、幻見せてよ、