京極夏彦のレビュー一覧
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そうか、魍魎の匣なのに何かが足りないと思ったら・・・・
『みつりし』
か・・・・・
原作読んだ人にしか分からないネタかもしれないですね、みつしり。
さ、さそれはさておき。
川新がしっかり出てくるとは思わなかった。そうか、いい伏線だな。思い切り、塗仏の宴を期待してしまいます。
せっかくの拝み屋姿なのに、色がはっきりと分からないのが惜しい。というか、鼻緒が・・・鼻緒の色が分からないのが惜しい。
やっぱり鼻緒だけが赤いんだろうか。ああ、よくよく見たら131pにありました。それらしい表現が。でも白黒っていう。
分かっていながらも「魔術的踏切(マジカルステップ)」といわれると不思議と魔法少女 -
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小説じゃあわからない京極堂の表情がとても豊かで見ていて非常に楽しいです。
人間味が増したと言うか何というか。
京極堂の立ち姿も思った以上に・・・細いな!!分かっていたけど、細いな京極堂!!木場の旦那と対比すると余計に細く見えます。
まあそれはいいんですけど。
京極堂は何だかんだといいながらしっかり関くんの作品に目を通し、尚且つ彼が抱えているだろう問題に一つの回答を示す。本当に何なんだと思うけど、こういうところに流石学生時代からの友人と思ってします。友達っていいもんですねえ。
よくよく見ると、榎さんの首がしっかりとしていてビックリしました。まあ、当然といえば当然か。意外と体育会系っぽいとこ -
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来たぜ、中野の眩暈坂!
予想以上に目眩のしそうな坂で驚きました。車とか通れなさそうですね。
それにしても千鶴子さんの美しいこと美しいこと。まあ、千鶴子さんが美しいのはよく存じておりますが。
そしてやっと登場の芥川の幽霊ですが・・・・しょっぱなからお茶目ですね。このお方。
絵がある分、件の長い薀蓄も結構すらすら読めますね。まあ、理解するにはやはり少々かかりますけど。
関口君が徐々に事件にのめり込んで行く描写がまた上手い。ちょっとぞっとします。やっぱり、関口君が一番読者に近い立場なのかな、と。いや、その後、その読者すら遠い場所に行きそうな・・・いやいや・・・まあ・・・。
榎さんがあまりにも -
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*原作既読
*映画鑑賞済
よくまぁここまで原作に忠実に、と毎回感心しています。原作を忠実に絵に起こすという点でコミック化をみるのなら、評価は5です。
原作を読んでいたときにはけしてこの顔を想像していたわけではないのに、原作の雰囲気を殆どそのまま表してくれているので違和感が少ない。
やや女性の顔の書き分けが甘いかな…と思わなくもないですが、それ以上に表情や見せ方が上手い。原作に忠実にあってくれるので、とても読みやすいし、非常に満足できます。
小説を漫画に起こすときにはどうしても必要となる再構成力が素晴らしい。
5巻で完結でしょうか?次も楽しみです。