京極夏彦のレビュー一覧

  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    ネタバレ

    榎さんも益田も爽快に大活躍の外伝・百器徒然袋が漫画化。
    これと並行して、雰囲気が全く異なる本編の漫画も連載されている志水アキさんは本当に凄いなと思う。
    何より“あの”京極堂があんなにイキイキした表情を見せてくれるのは外伝ならではの楽しみだけど、漫画で見るとさらに面白い。
    本編だけといわず、外伝もこのまま出続けてほしい。

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    2011年03月02日
  • 魍魎の匣 5巻

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    マンが版、完結。
    やっぱり、おもしろいですコレ。あっち側に行ってしまいそうになるな。

    マンガで読むと、けっこう忘れていることも思い出しました。わかりやすいかも。
    しかし、この絵は、イメージとあっているからいいけど、あわないと悲惨なことになりそうです。

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    2011年02月26日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    サクサクと、軽く読めた  
    百器大好きww  

    益田が大変に益田で素敵でした  
    河川敷君の平凡っぷりも美弥子さんの漢っぷりも金ちゃんのカマっぷりも良かったのですが、やっぱり探偵が一番素敵だった  

    漫画化という形で目で見て楽しめるようになると、小説とはまた違った風に楽しめて良いです  

    この後も百器のコミカライズがされるのならば、山嵐を楽しみに待ちたいな  

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    2011年02月26日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    古本屋と探偵というコンビ好きとしてはとてつもない一冊でした。
    小説の方ではさらりと書かれている部分が、絵になるととてもさらりじゃなくなってて面白い。なにより京極堂の表情がくるくる変わるのが良い。モウリョウや狂骨だと眉間に皺を寄せてるのがデフォルトなので。
    好きなのは唆すエノさんと唆される京極のあたり。まれに京極が丁寧語なのもツボでした。そういや年が違うんだった。
    ともかく、古本屋と探偵の正反対なのにそっくりな部分が際立っていて、モウリョウ四巻の表紙カバーを取った瞬間と同じくらいテンションあがりまくりの一冊でした。

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    2011年02月26日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    ネタバレ

    本編とは正反対に軽く痛快! いい外伝だなあ。「妙に明るい京極堂」という面白いが想像し難いものが、直接絵で見れるという漫画化の恩恵。

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    2011年02月25日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    うはははは。
    榎さんいいなあ〜♪京極堂もいいなあ〜♪

    志水アキさんの描くこのシリーズのコミック大好きだ〜。
    目の保養にもなるし〜うふふ。

    依頼者の◯◯くんは私の中ではもっと凡庸なイメージだったけど、マンガにしたらあんな感じが一番凡庸なのかもね。

    なにげにオカマの金ちゃんが気に入ったりして(笑)

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    2011年02月24日
  • 百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱

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    京極堂シリーズの番外編の漫画版。
    小説の方でも読んだことはありますが、漫画の方もやっぱり面白い。小説も漫画もぜひお勧めしたいものなのですが、これを勧めるにはあの分厚い京極堂シリーズを読んでもらわなければならないので、本好きの子にしか勧められないのがちょっと残念です。
    京極堂シリーズもその番外編もとても面白いけれど、あれは読書好きなひとでも最初はちょっと辛いかと。一冊乗り越えれば、2巻、3巻、と読み進められるはずです。

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    2011年02月23日
  • 魍魎の匣 5巻

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    ネタバレ

    第9話『コミック怪』Vol.9(2010年1月)掲載、第10話『コミック怪』Vol.10(2010年4月)掲載

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    2011年02月19日
  • 狂骨の夢 1巻

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    相変わらず、志水アキさんのイラストが美しい、百鬼夜行シリーズのコミック化。
    今回は1巻の中に小説家・関口と京極堂は出てこないが、わき役としていい味を出す町田の釣り堀屋「いさま屋」こと伊佐間一成がメインの語り手として登場。
    冬の逗子で謎の女、朱美との出会いを通して髑髏の絡む妙な事件に巻き込まれる。
    また、今回、メインキャラクターともかかわりを持つ降旗という男が初登場するが、彼の陰鬱さはすごくリアルに描かれているし、彼の回想に登場するある夢のグロテスクなエロスはなかなか。
    そして、彼の子供時代には、あるキャラクターたちもひょっこり登場するのだが、その姿は必見。

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    2011年02月12日
  • 狂骨の夢 1巻

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    魍魎の匣に続き、志水アキさんによる京極堂シリーズのコミカライズ第二弾。
    魍魎の連載後、次回作として狂骨と発表されたときちょっと疑問でした。
    シリーズ中の人気はいまいちだと思われるし、印象も薄かったので。
    ただ、その印象の薄さが幸いしたのか新鮮に読めました。
    それにしてもイメエジ通りのキャラクタ、志水アキさん画力で安心してみることができます。

    チョイネタばれ・・・
    今回も第一巻で京極堂は出ません(^^;

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    2011年01月31日
  • 狂骨の夢 1巻

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    ネタバレ

    もちろん映画化が難しいのは前提にあるとしても、漫画化だって厳しいのには変わらないはず。
    なのにこのクオリティの高さ、志水アキさんの手腕に拍手を贈りたい。
    話の異様さ、水の音の文字、髑髏の禍々しさ、朱美さんの色っぽさ…様々な要素が画面から伝わってきて一気に引きこまれる感じ。
    次巻が待ち遠しい。

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    2011年01月27日
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

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    「ああ云う場所はもう―これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。
    世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。

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    2019年01月16日
  • 鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】

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    「私は半ば望んで壊れたのです」。土牢に閉じこめられていた“あの男”は、久遠寺老人を前にしてそう告白した。ちらつくのは幼女・鈴の影。山内の僧はみな口篭もる。しかも多くを語る間もなく“あの男”もまた撲殺された。犯行の目的は那辺にあるのか。もはやこの事件は、世俗の常識の及ぶところにあらず。

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    2019年01月16日
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】

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    「もしやあの男―本気だったか」。不可解な呟きを残し、今度は老師の大西泰全が惨殺された。天下の険の懐深く入り込んだ捜査陣はなす術もない。空しく仙石楼に引き揚げた骨董屋の今川、カメラマンの鳥口、そして文士の関口。そこに待っていたのは京極堂による、典座・桑田常信の「憑物」落としだった。

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    2010年12月06日
  • 文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし

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    文庫本かで再読。久しぶりに読んだが、相変わらず面白い。いつもは人間側から妖怪を講釈する京極本が、妖怪側を主体として、自らの定義と限界を滑稽達磨を狂言回しとして語る。人が語る主観よりも、妖怪側の主観の方が何故か説得力があり、京極堂の説明よりも、非常に分かりやすい。なぜなら、不思議なことなど何もないのがという観点から説くのが京極堂で、不思議なものがあるのはあるとして、どうしてあるのかという観点から説くのが滑稽達磨だからだ。人が観察しない限り消えてしまう妖怪は、ある意味、量子力学的な最新物理学的な解釈となっている。では人間に認知されなくても存する豆腐小僧とは何か。最後まで、この解答は説明されない。久

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    2019年01月16日
  • どすこい。

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    友人の勧められた。
    分厚いので心配したが、面白くて一気に読んだ。
    京極夏彦先生の他作品は読んだ事がないくせに、読んでしまいました。現実なのか非現実なのか分からない世界が独特でした。

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    2010年12月02日
  • 魍魎の匣 4巻

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    いいよ、そろそろ佳境だよ。
    博士のキモさとウザさが尋常じゃないよ。
    ところでそんな逐一関口のぼやきを再現してくれなくてもいいのですが。
    しかしこんな話をマンガで読みたいなんて人がホントにたくさんいるんだろうか。
    みんなどうかしてるね(笑)

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    2010年11月26日
  • 魍魎の匣 5巻

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    ようやく完結。
    絵は最後まで良かったけど、個人的に書き込んで欲しかったシーンがけっこうあっさりスルーだったりで「やっぱ原書のほうがいいや」に落ち着く感じでした。
    どうがんばっても、あのボリュームをコミック5冊で収めるのは無理だろうと思うしね。
    ただし原書読んでからマンガ版を読むのであれば全然あり。

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    2010年11月26日
  • 魍魎の匣 3巻

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     幻想水滸伝Ⅲの漫画化でその高い『翻訳』能力を見せた志水アキ先生が京極堂シリーズを漫画化……でも明らかに映像にするには向かない台詞量だしなあと敬遠してたんですが、愚かでした。素晴らしかった。4,5巻以降の真相開示ではさすがに台詞過多だったけど、3巻までは素晴らしく適切に取捨選択して映像化されてました。漫画化とはこうあるべきという理想像です。
     京極堂シリーズはちょっとしたキャラも後々の作品で再登場することがあるので人物像を思い浮かべるのに苦労してたんですが、これで主役陣のビジュアルは万全です。みんなイメージ通りで素敵。
     特に千鶴子さんが文章だと行動を書くだけで終わるところを漫画だと絵になって

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    2010年12月23日
  • ルー=ガルー 忌避すべき狼 完全版(2)

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    劇場アニメ公開8/28を前に必見の漫画。ガチで面白い!太鼓判! 高度監視社会となった近未来の世界で起きた連続殺人事件を軸に、少女たちの成長と戦いを描いた作品。原作は京極夏彦。

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    2010年08月21日