鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】
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鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】

小説・文芸
544円 (税込)

2pt

「ああ云う場所はもう――これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。

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鉄鼠の檻【電子百鬼夜行】 の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 鉄鼠の檻(1)【電子百鬼夜行】
    764円 (税込)
    「此の度手放したき品は今迄の品とは違ひて、世に出る事は有り得ぬ神品也」。禅僧・小坂了稔の手紙に心惹かれて箱根の老舗旅館、仙石楼に投宿した骨董屋の今川は元医師の老人・久遠寺を知る。が、二人が発見したのは世にも奇妙な小坂の屍。思えばそれが謎の巨刹、明慧寺を舞台の惨劇の始まりだった……。1997年本格ミステリ・ベスト10 第1位。
  • 鉄鼠の檻(2)【電子百鬼夜行】
    803円 (税込)
    「もしやあの男――本気だったか」。不可解な呟きを残し、今度は老師の大西泰全が惨殺された。天下の険の懐深く入り込んだ捜査陣はなす術もない。空しく仙石楼に引き揚げた骨董屋の今川、カメラマンの鳥口、そして文士の関口。そこに待っていたのは京極堂による、典座・桑田常信の「憑物」落としだった。
  • 鉄鼠の檻(3)【電子百鬼夜行】
    576円 (税込)
    「私は半ば望んで壊れたのです」。土牢に閉じこめられていた“あの男”は、久遠寺老人を前にしてそう告白した。ちらつくのは幼女・鈴の影。山内の僧はみな口籠もる。しかも多くを語る間もなく“あの男”もまた撲殺された。犯行の目的は那辺にあるのか。もはやこの事件は、世俗の常識の及ぶところにあらず!
  • 鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】
    544円 (税込)
    「ああ云う場所はもう――これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。

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鉄鼠の檻(4)【電子百鬼夜行】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    京極夏彦の和風ミステリー『鉄鼠の檻』、分冊文庫版の4巻(最終巻)。

    明慧寺でまた一人仏僧が殺害される。ますます緊迫する箱根の山奥の寺で、唐突に始まる法会(亡くなった僧たちの葬儀)。そこへ踏み込むは、黒装束で身を固めた京極堂。事件の真相、"憑物"が今明らかになる―――。

    前作を上回る、難解な真相。難解といっても、事件の大筋を理解すること自体は難しくなく、事件の真相にある禅宗の教義や歴史も非常に詳しく説明されるので、「読んでも意味が分からなかった」とはならず、なんというか自分が賢くなった気持ちになれる!(自分が本当に理解しているとは到底思えないのだが・・・。)一般人にはほぼ馴染みのない禅宗の専門的な話を題材としているのに、ここまで分かり易くも面白いエンタテインメントに仕上げられるのは、間違いなく著者の膨大な知識と類稀なる筆致によるもの。

    今作もまた傑作・・・というか、京極堂シリーズで傑作以外があるのだろうかと、少々恐れ慄いている私。

    0
    2025年05月10日

    Posted by ブクログ

    再読。昔読んだ時は当時の自分では難しいと感じる話ばかりでそこらへんは殆どスルーして起こった事柄だけを捉えていたように思う。今読んでも難しい箇所のすべてが分かったわけではないのだろうが、それでも昔読んだ時より登場人物たちへの理解は深まったような気がする。起こった事は単純なのにここまで事件が複雑化したのはやはりあそこは異界だったんだろう。

    0
    2020年07月10日

    Posted by ブクログ

    こういう動機はありなのか。
    でも今や現実の世界では「誰でもいいから殺したかった」ってのが成立するくらいだから、こういう動機も全然あり得る話なんだろな。

    相変わらずの京極夏彦の凄さを堪能。

    0
    2012年11月10日

    Posted by ブクログ

    「ああ云う場所はもう―これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。
    世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    ■内容(「BOOK」データベースより)
    「ああ云う場所はもう―これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。

    ■感想
    ここにある京極夏彦の禅の知識は、宗教の専門家にもお墨付きを与えられているほど(文庫本あとがき)。
    そういえば私が京極の本が好きなのは百科事典的な何かがあるからなのかも。

    私は百科事典は調べものをする本というよりは、おもちゃ箱なイメージがあります。
    ふたを開けて目的のものを探す(何かを調べようとする)→途中で別のものに目移り(途中で面白そうな項目を見つける)→違うもので遊んでいる(そこからさらに横道にそれていく)
    こんな感じ(もちろん本気で調べているときはこうもいかないんですが)。

    京極の本を読むぞ!→あれ…なんか禅について語ってる…? 事件は?→事件そっちのけで禅について感心。
    薀蓄読んでる間に、事件が起こってる。フッシギー。そしてこの薀蓄が事件にとって必要不可欠なとこがすばらしい。そして何気に読み飛ばしても大丈夫なとこも、悪くないとこだと思う(主に再読の場合)。

    科学では解明できない現象を、その時代や場所の文化に沿って(これを民俗学的というのかな?)解釈する。
    ちょっと飛躍しすぎかもしれないけど、宮崎駿に通じるものがあるなぁ。
    ただし宮崎駿は伝承(古くからのお約束にのっとって物語を作る)、京極夏彦は解説(古くからのお約束を現代語訳にする)という役割?の差はある。気がする。ような。かんじが。

    これを読んで京都や奈良に行きたくなった私は、完璧な俗人。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ラストは呆気なく終わってしまうところが虚しい。鈴子はあの火事の跡何処に行ったのだろうと私はあの火事の事件を思い浮かべる度そう思ってしまう。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    解説が長い!

    他の人が読んで、どう思うかは聴いてもいいけど、解説は結構いらない…所詮個人の中の感覚なんだから、面白かったか面白くなかったくらいでいいよ。

    やー寺が燃えるまでの佳境は相当震える!関口がプルプルしてるのが伝わって来て悶えた…。やっぱりうぶめはデケーな。ああ…読みたい。

    それにしても鳥口はかっこいいです。どうしてくれんの。関口は可愛いし、益田はラスト出番無いし(笑)。
    やっぱり面白いー!

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    あー、終わっちゃった!というのが、最初の感想です。
    一体これはどういうことか?と読んでいる時の楽しさをたっぷり味わうことができました。宗教の世界は分かりにくいことが多いけれど、楽しく読めました。
    京極夏彦さんのほかの作品も読んでみたいと思いました。

    0
    2026年03月23日

    Posted by ブクログ

    また関口氏が要らんことを…

    百鬼夜行再読4作品目。
    今作は仏教の禅のまた更に細分化された所まで行くのにそれらが合わさってって言う膨張と収縮を繰り返すような物語。
    ミステリー的にというか、「いや、無理だろ」って所があるにはあるけど、いつもの仏教講釈で煙に巻かれそれが難しいし楽しい。
    ラストも作者が後片付け苦労したんだろうなと思わせる運びで、腹から出た腸を引き摺りながら歩いてる感覚にはなるのがもどかしい。

    今回木場氏出なかったのね!

    0
    2024年07月30日

    Posted by ブクログ

    解決です!わからないことは考えない!
    関口を見習って笑
    不思議なことはそのままでいい…

    この鉄鼠の檻は再読に次ぐ再読…読むほどに面白くなってくると思う(*_*)
    きっと京極夏彦は噛めば噛むほど…なのではないでしょうか?一読では理解が追いつかない。犯人と事件の流れをつかんだ上での再読…超大作だけど笑
    さらに久遠寺と菅野が出て来るから「姑獲鳥」ももう一度読み直ししたくなる(꒦ິ⌑︎꒦ີ)

    まさに凶器本、レンガ本…スルメ本だな。゚(゚´ω`゚)゚。

    なんだかんだイジメながらも関口を担いで山を降りた榎木津が好き♡

    0
    2023年10月17日

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