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「ああ云う場所はもう――これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。
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Posted by ブクログ
再読。昔読んだ時は当時の自分では難しいと感じる話ばかりでそこらへんは殆どスルーして起こった事柄だけを捉えていたように思う。今読んでも難しい箇所のすべてが分かったわけではないのだろうが、それでも昔読んだ時より登場人物たちへの理解は深まったような気がする。起こった事は単純なのにここまで事件が複雑化したの...続きを読むはやはりあそこは異界だったんだろう。
こういう動機はありなのか。 でも今や現実の世界では「誰でもいいから殺したかった」ってのが成立するくらいだから、こういう動機も全然あり得る話なんだろな。 相変わらずの京極夏彦の凄さを堪能。
「ああ云う場所はもう―これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。 世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示した傑作、ここに完結。
■内容(「BOOK」データベースより) 「ああ云う場所はもう―これから先はなくなってしまうのだろうな」。京極堂は最後に独り言ちた。多くの仏弟子を次々に魔境へと拉し去った妄念の寺が紅蓮の炎に包まれたとき、燃え落ちていく憑物の意外な正体が明らかになる。世界ミステリ史上もっとも驚くべき動機と犯人像を呈示し...続きを読むた傑作、ここに完結。 ■感想 ここにある京極夏彦の禅の知識は、宗教の専門家にもお墨付きを与えられているほど(文庫本あとがき)。 そういえば私が京極の本が好きなのは百科事典的な何かがあるからなのかも。 私は百科事典は調べものをする本というよりは、おもちゃ箱なイメージがあります。 ふたを開けて目的のものを探す(何かを調べようとする)→途中で別のものに目移り(途中で面白そうな項目を見つける)→違うもので遊んでいる(そこからさらに横道にそれていく) こんな感じ(もちろん本気で調べているときはこうもいかないんですが)。 京極の本を読むぞ!→あれ…なんか禅について語ってる…? 事件は?→事件そっちのけで禅について感心。 薀蓄読んでる間に、事件が起こってる。フッシギー。そしてこの薀蓄が事件にとって必要不可欠なとこがすばらしい。そして何気に読み飛ばしても大丈夫なとこも、悪くないとこだと思う(主に再読の場合)。 科学では解明できない現象を、その時代や場所の文化に沿って(これを民俗学的というのかな?)解釈する。 ちょっと飛躍しすぎかもしれないけど、宮崎駿に通じるものがあるなぁ。 ただし宮崎駿は伝承(古くからのお約束にのっとって物語を作る)、京極夏彦は解説(古くからのお約束を現代語訳にする)という役割?の差はある。気がする。ような。かんじが。 これを読んで京都や奈良に行きたくなった私は、完璧な俗人。
ラストは呆気なく終わってしまうところが虚しい。鈴子はあの火事の跡何処に行ったのだろうと私はあの火事の事件を思い浮かべる度そう思ってしまう。
解説が長い! 他の人が読んで、どう思うかは聴いてもいいけど、解説は結構いらない…所詮個人の中の感覚なんだから、面白かったか面白くなかったくらいでいいよ。 やー寺が燃えるまでの佳境は相当震える!関口がプルプルしてるのが伝わって来て悶えた…。やっぱりうぶめはデケーな。ああ…読みたい。 それにしても...続きを読む鳥口はかっこいいです。どうしてくれんの。関口は可愛いし、益田はラスト出番無いし(笑)。 やっぱり面白いー!
また関口氏が要らんことを… 百鬼夜行再読4作品目。 今作は仏教の禅のまた更に細分化された所まで行くのにそれらが合わさってって言う膨張と収縮を繰り返すような物語。 ミステリー的にというか、「いや、無理だろ」って所があるにはあるけど、いつもの仏教講釈で煙に巻かれそれが難しいし楽しい。 ラストも作者が後...続きを読む片付け苦労したんだろうなと思わせる運びで、腹から出た腸を引き摺りながら歩いてる感覚にはなるのがもどかしい。 今回木場氏出なかったのね!
解決です!わからないことは考えない! 関口を見習って笑 不思議なことはそのままでいい… この鉄鼠の檻は再読に次ぐ再読…読むほどに面白くなってくると思う(*_*) きっと京極夏彦は噛めば噛むほど…なのではないでしょうか?一読では理解が追いつかない。犯人と事件の流れをつかんだ上での再読…超大作だけど笑...続きを読む さらに久遠寺と菅野が出て来るから「姑獲鳥」ももう一度読み直ししたくなる(꒦ິ⌑︎꒦ີ) まさに凶器本、レンガ本…スルメ本だな。゚(゚´ω`゚)゚。 なんだかんだイジメながらも関口を担いで山を降りた榎木津が好き♡
巻末の解説にもありますが、禅の歴史、考え方など非常に興味深い記述が多く、ストーリーに加えて豊富な宗教感に惹きつけられ一気に読めました。
再読。 十数年前に読んだ時は、何だか小難しくってシリーズの中でも余り面白みを感じていなかったと記憶している。 私の理解力が上がったからなのか、再読してみた結果めちゃくちゃ楽しめた。 ボーイズラブならぬボーズラブには衝撃を受けたけれど。 初めからそちらの目線で読んでいけば、また違った楽しみ方が出...続きを読む来るかも。 (私自身は余り興味はないが)
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鉄鼠の檻【電子百鬼夜行】
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