京極夏彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1300ページ近い、とても読みごたえがあって、久しぶりに京極さんの小説を読めてとても満足。文量的に一気読みはなかなか難しい。しかし時間を空けると前回の謎や人とのつながりがわからなくなってしまう。なので私は人物相関図をメモしながらよみ進んだ。これで読み進めているリアルタイムで謎解きや、こことここがつながっていたのか!においつけるのでお勧めです。
京極さんらしい、優しい終わり方で後味すっきり。でも、ちゃんと謎解きや殺人は出てきます。蘊蓄もとてもおもしろい。けど東照宮をめぐるところは理解がなかなか追いつかなかった。
京極堂が、今回もしっかり憑き物落としをしてくれます!
人の思い込みはとても根深く、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻に次いで中巻は魍魎についての蘊蓄が文字の洪水のように押し寄せてくる。京極堂の知識はどれほどのものなのか!?もうここまで来たら京極堂は全能過ぎて、周辺のメンバーが少しの情報をかき集めてきたらすぐに解明してしまうやん笑
もうすでに解明がほとんど終わってしまった京極堂だけど、まだ中巻。いくつかの事件が解明されているけれど、肝心要がまだ残っている。それも京極堂は分かっている?ならどうやって下巻でのボリュームを稼ぐつもりなのだ、京極さん。
全巻1000ページを超えるボリュームでありながら読んでいてもそんなに疲弊しない。これだけ興味を引き続けさせるこのシリーズはほんと病みつきで、この魍魎編が終わったら -
Posted by ブクログ
京極夏彦の和風ミステリー『鉄鼠の檻』、分冊文庫版の3巻。
小坂了稔と大西泰全、禅僧二名の殺人事件の捜査が行われる箱根の山奥、明慧寺。寺の土牢から抜け出し一暴れした後取り押さえられた老人は、元・典座の博行(ばくぎょう)。彼は、かつて久遠寺医院で小児科医として働いていた菅野博行(ひろゆき)であった。精神を患ったかつての部下を目にした久遠寺翁は、事情を聞くため、彼が幽閉されている土牢に潜り込む。一方、京極堂は、奥湯本で捕らえられた松宮仁如(じんにょ)と名乗る僧侶に会うべく、飯窪女史と共に拘留されている駐在所へと向かう。その僧侶こそが、飯窪女史が探し続けていた幼馴染、松宮仁(ひとし)であった―――。