京極夏彦のレビュー一覧
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【一言感想 鬼】
意味のない物事に意味を付け加える事や、
無関係な物事を繋ぎ合わせる事で、
得体の知れない虚妄を作り上げてしまう
【一言感想 河童】
相手や他人はこういう人だと決めつけても、
自分だけがそういう風に思い込んでいるだけで、相手の本心や考えは違っている
【一言感想 天狗】
自分の価値観が常識であり、
普遍的で絶対的に正しいという考え方は傲慢
冷静に公平であろうとする"中禅寺敦子"と、周囲を客観的に見れるが大人になりきれていない"呉美由紀"が巻き込まれていく怪事件を描いた、中編三作品がまとまった書籍
文章量は多いけれども、登場人物の心情 -
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ケンヤが「死ねばいいのに」と言いたい気持ちはわからないでもない。「じゃ殺してくれ」と言われたらどうするのだろう。まぁそんな話ではないけれど。
たとえば、京極堂シリーズとか巷説百物語シリーズなど、作者の長い薀蓄や、初めてお目にかかるような妖怪変化についての熱い興味や知識に出会っていると、今回のような、ダイレクトに発射されたような題名にショックを受ける。
これはどうにかして読まねばならない、でも、もしかしてこれまでのイメージが。
どんなイメージかといわれても困るけれど。シリーズのほかには「嗤う伊エ門」しか読んでないけど。
でもファンであってよかった。実に面白かった。
何気なく過ごしている日常の -
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ネタバレ目次
・馬癇(うまかん)
・気積(きしゃく)
・脾臓虫(ひぞうむし)
・蟯虫(ぎょうちゅう)
・鬼胎(きたい)
・脹満(ちょうまん)
・肺積(はいしゃく)
・頓死肝虫(とんしかんちゅう)
長屋に住む、何を生業にしているのかよくわからない青年(本草学者)久瀬棠庵が、病を虫になぞらえて事件を解決する、連作短編集。
この棠庵という男、頭はいいのだが人の心の機微がわからず、言葉も文字通りの意味でとらえてしまうので、何かと意思の疎通が難しい。
悪気なく失礼なことを面と向かって言って憚らないのである。悪気がないから。
毎日様子を見に来る大家の息子(実質大家のようなもの)である藤介が、時折置いてけぼりに -
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今回の特集は、昭和に流行ったオカルトについてと小泉八雲さんの2本立てで、ユリゲラーさんや つのだじろうさんのインタビューも掲載されていました。
先月「緊急検証!THE MOVIE」を読んだばかりの私には、ユリゲラーさんが立て続けに出てきたから、懐かしいというよりも「ブーム再来!?」って勘違いしてしまいそうになる(笑)
加門七海さんが当時のご自身のことを「心霊現象のみに強い関心を抱いていた」って仰られてたけど、考えてみれば私もそうだったかもしれない。オカルト全般というより、心霊と超能力に惹かれてたから、夏休みには毎年「あなたの知らない世界」とかワイドショーの心霊写真特集を友達と観たりしてたし、 -
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季刊『怪』に掲載されていた連作短編をまとめたもの。小股潜りの又市をどうやら中心に動いているらしい、この連作に登場する組織がいかなるものなのか、どうにもはっきりはしないが、<必殺仕事人>のようなものなのか?表立っては裁きようのない者を仕掛けを通じて「御行奉為(おんぎょうしたてまつる)」わけだけれど、その仕掛けに小豆洗いとか白蔵主とか妖怪がからんでいるところが京極夏彦的なのですね。
話としては、情をかけられた狸が人間の形に変化して礼に訪れるといったことを仕掛けに用いた「芝右衛門狸」が面白いです。狸の仕掛けと悪人退治の結び付け方が奇抜なのですよね。
それとやはり末尾を飾る「帷子辻」が何とも怖い。この -
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世評高い「巷説百物語」がaudible(2025年12月15日)に入ったので、ヤツガレ早速耳を傾けまして御座います。
百物語と云い乍ら七編しか収めては無く、同事務所宮部嬢「三島屋変調百物語」の二番煎じかと思いきや、はや26年も前のお話と聞き、こちらが先と恥入り。而も、実は妖怪譚でさえ無いと云う。
流石、冒頭「小豆洗い」が一番で御座いました。何が一番て、山中深く大雨で避難した小屋に集まった5人の人物正体が一向に判らぬ儘語られ始まる百物語が不思議過ぎて、総てが妖しく怪しいので御座います。
いつも最後の章が謎解の回となっております。よって彼らの仕掛けと種明かしに興味の焦点が移る始末。それでも、 -
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糞尿屁、小学生が好きな下品な盛り上がりがこんなにもあるんだぞという、全国物産展のような本。トークテーマごとに章が区切られているので非常に読みやすい。
巻頭巻末の文章が素晴らしくよく、トークイベントをそのまま書籍化したものだが、この2つの文章で挟むことで本としての深みを出している。巻頭は「話が面白い人はなぜ面白く話せるのか?」。巻末は「ひどい民話の存在意義について」と、本内容を読まなければ何を言っているのだ?と言うものだが、非常に深く、実になる内容である。(ここで言う実は糞ではない)
本やテレビ等を通じて伝わってくるお話は非常に整備されて健全であるが、悪く言えば毒がない。果たしてそれで本当に -
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自分のことを何ていうかってとこ私には面白くて2回読み返した笑。ああ怖くない…怖くないよ。皆こんなふうに年老いながらも思考は若い頃から変わらずに目まぐるしく駆け巡ってる。ちょっとばかし若い頃よりも忘れて繰り返してボケ…
イヤ、リフレインしてるけど笑
飛び抜けて目立つ事も成し遂げたこともない
普通、ごくごく普通。
平和ってことだ。
軽く淡々とジワっと面白い一冊
ただひたすら真面目に生きてきてさ
何もない、誰もみてない、私なんて…
なんて思うときがおおいけど。
でもやっぱり何にもなくてもいいんだよ
一生懸命自分なりに生きていけばと思えるよ。
おすすめは私のように薄ぼんやりした人かな笑