文庫版 オジいサン

文庫版 オジいサン

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

益子徳一(72)は独り暮らし。誰かに「オジいサン」と優しく呼ばれたことを思い出したり、ゴミの分別で悩んだり、調子に乗って妙な料理を作ったり。あるがままに生きる徳一の、ささやかであたたかな一週間

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    文庫版 オジいサン
  • タイトルID
    :
    694909
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

文庫版 オジいサン のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白い。そうなんです、頭のなかで考えていることは次から次へと移っていき、もはや初めに何を考えていたか分からなくなる。徳一さんは、はじめは老害じいさんかと思ったら、最後はすごく良い人だった。かなりの部分ほ同意できた。読み応えあるけど、わずか7日間の出来事です。

    0
    2026年01月16日

    Posted by ブクログ

    主人公である益子徳一さんのモノローグがメインのお話です。近所の人との会話では多弁ではないけど、頭の中ではよく喋るオジいサン。
    深夜営業についての下りとか、”それでは徘徊老人である”の下りが個人的にツボでした。そして淡々と終わるのかと思ったら、終わり方があったかくてほろりとしました。

    京極氏の作品は百鬼夜行シリーズしか読んだことがなかったので、こんな平和なお話も書かれるんだとびっくりしました。会社で昼休みに少しずつ読みましたが、クスッと笑えて良い気分転換でした。

    0
    2024年01月02日

    Posted by ブクログ

    一人暮らしのちょっぴり偏屈なオジいサンの日常をここまでおもしろく描けるのはすごいと思った。

    緩やかな日常生活が細やかに描かれていく中で、オジいサン自身の感情、亡くなった人、生きている人への感情の表現が細やかで、読み飽きないどころか最後はほんのり温かい気持ちになる。

    ウインナーと格闘するくだりも大好き。

    0
    2021年02月07日

    Posted by ブクログ

    自分のことを何ていうかってとこ私には面白くて2回読み返した笑。ああ怖くない…怖くないよ。皆こんなふうに年老いながらも思考は若い頃から変わらずに目まぐるしく駆け巡ってる。ちょっとばかし若い頃よりも忘れて繰り返してボケ…
    イヤ、リフレインしてるけど笑
    飛び抜けて目立つ事も成し遂げたこともない
    普通、ごくごく普通。
    平和ってことだ。
    軽く淡々とジワっと面白い一冊
    ただひたすら真面目に生きてきてさ
    何もない、誰もみてない、私なんて…
    なんて思うときがおおいけど。
    でもやっぱり何にもなくてもいいんだよ
    一生懸命自分なりに生きていけばと思えるよ。
    おすすめは私のように薄ぼんやりした人かな笑

    0
    2026年01月04日

    Posted by ブクログ

    人の生活をそっと後ろから覗くような感覚。
    最初は「やれやれ」と呆れながら付き合うような気持ちで読み進めたが、最後にはすっかり徳一さんと一体化してしまった。
    宮部さんの解説で少し泣いた。

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    年末に本屋に寄ったら目についた、
    京極夏彦の文庫本。

    なんともゆるいタイトル、
    紙粘土のお爺さん、フォントの文字も気が抜けていて装丁がどことなくかわいらしい。

    鵺の碑で久しぶりに骨のある京極本を堪能したから、こんどはいかにも軽そうなのを読むか…、と手に取った。

    公団アパートでかれこれ40年一人暮らしをしている、72歳6ヶ月の益子徳一さんの1週間のとある時間を、端折ったり飛ばしたりせずにその時間のままツラツラと書き記すスタイルの小説。

    基本的に徳一さんのモノローグで話がすすむので、最後まで特になんのイベントも起きない。

    何日か前に「オジいサン」と呼びかけられたその記憶を、起き抜けに徳一さんが一生懸命思い出すモノローグだけで終わってしまう第1章。
    思考があっちへ行ったりこっちへ行ったり、忘れたかと思えば思い出したり、思い出しては腹を立てたり反省したり…、
    ずーっと徳一さんの頭の中の声で進むので、少し退屈に感じたりもするんだが、不意に描かれる徳一さんの人生哲学や老いや時間についての考えに、妙に納得したりする部分もあり、なんやかんやで読まされてしまう不思議。

    2章、3章も外に出て誰かと話したり、料理をしたり、なんてことない日常を徳一さん目線のモノローグで追っていくだけの物語なんだけど…、

    どんどん引き込まれるんだよなぁ。

    頑固で面倒くさいお爺さんのようなところもあるんだけど、それだけじゃない。
    人間にはいろんな側面があるんだなという結構不思議で当たり前のことに気がつく。そしてなんだか徳一さんを好きになる。

    何がいいって、定年退職してからはありあまる時間をなんの生産性もなく過ごしていて、地デジもわからないし、携帯電話もわからない。社会にこれと言った貢献してもおらず、生涯独身で妻も子もいないからもちろん孫もいない。ただただ面倒くさい一人暮らしの頑固爺だと自認しながら、自暴自棄にならず、自分なりの道徳を持って倹しく生きるその生活を、なんだかんだでちゃんと肯定しているところが本当に良い。
    本人は嫌だと感じている独り言のように、モノローグの中でふとしたはずみで出る、しあわせだな、の感情が、
    読んでいてめちゃくちゃ愛おしくなるのだ。

    一見ネガティヴに見える老いを描きながら、その実、あるがままの時間をあるがままに生きる、その清々しさ。

    とても好き。
    気持ちの良い小説でした。



    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    面白かったー。72歳の益子徳一さんの日常。7日間のできごと。

    日常も日常。ほとんど何も起こらない。せいぜいが数日前のことを頑張って思い出してみたり、近所の人と話したり、自分のお昼を作ったりするくらい。でも面白くて、飽きずにずっと読めちゃう。

    日常をこなす徳一さんの心の動きが、よーくわかって楽しいんだよね。脳内のつぶやきやセルフツッコミ、展開しすぎてたまに哲学っぽくなる自分への分析。時間についての考察はしみじみ納得した。

    読むうち、徳一さんにどんどん親近感が湧いてくる。年齢のせいか少し忘れっぽかったり、考えがループしちゃったり、最新の機械に疎くて間違った確信を持っていたりするんだけど、そういうところがすべて愛らしく思えた。

    ラストもとても良かった。涙が出ちゃうくらい。

    私の年齢は、先日挫折した「麦本三歩の好きなもの」の三歩ちゃんと、徳一さんのちょうど真ん中くらい。でも感覚的な年齢で言うと徳一さんの方に近いんだろうなあ。言ってることがしっくりきた(笑)。

    0
    2021年11月29日

    Posted by ブクログ

    「オジいサン」の発音にこだわるジイさん…、一体これは何の話なんだ…?
    て思ってましたけど、最後はちょっとほろっときました。
    よかったね、徳一さん。

    0
    2020年12月22日

    Posted by ブクログ

    オジいサンの発音がね、なんともね。
    私にとしては、おじいちゃん、なんだけれど、まあ、なんとなく分かるかなとも思うような。
    独居老人の頭の中、というよりは一個人の頭の中をつらつら覗いたような、そんな感じだろうか。
    途中、ちょっと中弛みします。他人が日常で考えている、どうでもいいことが一冊分、ですから、そりゃあ、中弛みくらいするでしょうけれど、最後はちょっとほっこり。

    0
    2020年11月01日

    Posted by ブクログ

    72歳の1人暮らしの益子さん
    料理をしたり 買い物でヨーグルトを選ぶのにも悪戦苦闘!でも自由で気ままなオジいサンライフをユーモアたっぷりで描かれている 続編お願いします

    0
    2020年08月24日

文庫版 オジいサン の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    文庫版 オジいサン
  • タイトルID
    :
    694909
  • 電子版発売日
    :
    2019年12月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

京極夏彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す