【感想・ネタバレ】どすこい。のレビュー

あらすじ

地響きがする──と思って戴きたい……相撲取りの討ち入りを描く「四十七人の力士」、肥満ミトコンドリアが暴れる「パラサイト・デブ」などなど数々の名作を下敷きに、パロディの極北を目指したお笑い連作巨編がついに文庫化。炸裂する京極ギャグの奔流に、いつしかあなたは肉の虜となる。しりあがり寿先生の4コマも読めるし、解説には大盛肉子ちゃんがゲスト出演。全編でぶのちゃんこ盛り!

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感情タグBEST3

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京極さんが真面目にふざけるとこうなる(笑)

それぞれの作家さんパロディで文体も似せつつも
やはり所々に京極っぽさが残っているのが感じられる

続編、出ないかなぁ~

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2013年07月23日

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おすもうさんがごり押しのごとく出てきて、全部踏み倒していくインパクトの強さで、ギャグ要素が多く、いつものどろりと胸に詰まるようなことはなく気軽に読めます。こういう話も読みたいのでもっと書いてほしい、あ、でもその前に鵺を出してほしいけど。

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2013年03月23日

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友人の勧められた。
分厚いので心配したが、面白くて一気に読んだ。
京極夏彦先生の他作品は読んだ事がないくせに、読んでしまいました。現実なのか非現実なのか分からない世界が独特でした。

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2010年12月02日

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他のミステリ作家を読んでる人には堪らない京極のパロディ集。
知ってるネタばかりでとても楽しかった!

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2009年10月04日

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上製本の方も持っているのに、しりあがり寿さんの新作漫画に惹かれて文庫も買ってしまいました。
単純に言えば、有名作品のデブ(力士)ねたパロディなのですが、マンネリといえるほど繰り返されるネタや、パロディなのかそうではないのかわからない世界など、脂ぎった笑いにすっかりはまってしまいました。
私自身の評価は高いですが、妖怪シリーズの雰囲気を大切にしたい人にはお勧めしません。

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2009年10月07日

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パロディになってるようで、やっぱりなってない。ただただ力士が、各有名作品にわちゃわちゃと登場して遊んでくお話。

O先生の、「闘鶏互角(とうけいいーぶん)」、「獣煮料理人記(じゅうにコックき)」、「灰汁の量がいっぱい」

にワロタ


初めて読んだ京極夏彦作品がこれで良かったのか?(笑)

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2023年05月27日

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ネタバレ

忠臣蔵の四十七人(四十八人目がいたとかいないとか)と、相撲の四十八手を掛け合わせた、ハチャメチャな連作短編。高クオリティなばかばかしさで、各方面に差し障りがあり、世間の寛容さなくしては楽しめない小説。読んでいて思ったが、主君の仇討ちを理由に行動した赤穂浪士より、仕事精神あふれる力士のほうが遥かに脅威だ。目をつけられた吉良邸の人々が、さすがに気の毒すぎる。

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2023年04月28日

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京極夏彦さんは、魍魎の匣他を読んでから、しばらく読んでいなかったのですが、こんな面白い小説も書くんですね!高野史緒さんが屍者たちの帝国におバカ小説を書いてあって面白く読ませていただきましたか、それをも上回るキレッキレぶり。

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2025年12月21日

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ハードカバーで出た時の装丁の物凄さから遠ざけていたものの、正月太りを牽制すべく元旦から手にした一冊。
京極夏彦は本当に何やらせても書かせても卒なくこなすよなあ…いいなあ(笑)
馬鹿馬鹿しいにも程が有るという内容ですが、ちゃあんと全部綺麗に繋がる所が凄いなと思いました。
「力士弁当」の下りで、猛烈に餅が食いたくなり、結局正月太り抑制にはなりませんでした。ごちそうさまでした。

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2015年01月05日

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噂どおりのくだらなさ。
莫迦に本気だし過ぎて、莫迦ばかしい通り越して、くだらない。
しかし、読む手は止まらない。
くだらないが、つまらなくはない。

ファンの欲目だといわれてもいい。


こういうの、好き!!\(^^)/

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2014年05月11日

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京極作品とは思えないお笑い種な一冊。
内容だけでなく、表紙・口絵など隅々まで遊び尽くしているのが楽しい。
元ネタになる作品を読んでいると一層バカバカしさに笑えるかも。

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2013年05月11日

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あまりにもばかばかしくって・・・本棚片付けてたら出てきたので再読してしまいました。星5個にしたいけれど、何故か4個で我慢してもらおうと思うくらい再読している自分がなさけない。おもしろすぎます。

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2013年05月08日

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読んだ後に「下らん!」と一笑に付す感じの短編集。陰惨とした気持ちの時に読むと何だか馬鹿らしくなって元気になるかも? とりあえず他人の作品タイトルを使用しておいて、ここまでぶっ壊す心意気を私は高く評価したいです。

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2011年04月04日

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何だこれバカバカしい!(←褒め言葉です)
誰か実写映像化して下さい。

「ずぶねり」が気になってしょうがない。

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2010年06月18日

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相撲取りの妖怪でも出てくるかと思ったら 笑。
かる〜い気持ちで面白く読めるお薦め本。気分が沈んでるときにぜひ。

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2009年10月04日

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京極作品積読完了。いつもはあんなに真面目で深刻で切なくてそして面白い作品を書いている先生がとんでもないギャグを書いたなあ……筆圧はいつもの通りで笑ってしまいますほんとに。爆笑ではないけどクスクスと。一種の実験小説のようなものかと思います。面白かったー

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2009年10月07日

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ひさびさに手にとって読んでみました。やっぱ面白い!!始めの「四十七人〜」で、力士がとにかく力士が真夜中の雪道を団体で移動していると思ってくれ!!という説得の為だけに20ページ以上を使用している。極め付けに「手を抜いているわけではないが、必要以上の考証は無意味である」と言う。確かに「力士が何故ここにいるのか」の考証は無かったが、「力士が何故こんな時間にこんなところに現れるのがいかにおかしなことか」という事に関してはものすごく説得が効いた。京極さんはとことん突き抜けた内容のほうが面白い

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2011年07月25日

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実に馬鹿馬鹿しい。そうとしか言えない小説(?)である。しかし馬鹿馬鹿しい事を狙って書かれているからなんの文句も言えない。ちくしょう京極。許すまじ。

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2016年06月12日

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短編集
いろんな有名小説のパロかと思いきや、パロにもなっていないものだったりして、くだらなすぎて笑える

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2016年03月16日

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ネタバレ

地響きがする--と思って頂きたい。


く、くだらねぇぇぇ!
と思わず脱力して笑ってしまう。今までの京極の作品は何!?京極って作家は2名いるの!?って感じ。これは短編(中篇というべきか)が7編。すべての題名が有名作品のパロディで「すべてがデブになる」、「パラサイト・デブ」などなど。もーう、全編通して「デブ。」

暑っ苦しいわ、汗臭そうだわ、でもユーモラスだわ。
メタ小説が苦手な方にはオススメできないこの作品、でも悪ノリが好きな方にはオススメしちゃうぞ。ツッコミが面白いんだなぁ。
7編すべてに共通するモノがあって、また7編が微妙にリンクしているのがミソ。

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2015年04月22日

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………。うーーーん。パロディの元ネタの本は、半分位は読んだことありましたが…うーん。こういうのは同人誌でやればいいんじゃないかな。京極ファン以外には読めないと思う。私は途中で辛くなった。

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2014年08月02日

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ギャグなのは承知で読んでるけど、いかんせん冗長。別に落ちに切れ味があるわけでもなく、読んだ結果なんだったのかと思う。

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2014年02月28日

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ネタバレ

 地響きがする――と思って戴きたい。

 大笑いか!? 激怒か!?
 著者初の 【くだらない】 短編連作集!

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 内容がとにかくくだらない。徹頭徹尾くだらない。読めば読むほど、読み進めれば読み進めるほど、

 ――脱力する。

 読んで大笑いするか激怒するかは読者次第。
 あなたは精根尽きる前に、最後まで読み終えることができるか!

 余談だが。

 ハードカバー版、ノベルス版、文庫版、と三種類出ているのだが、版が変わるごとに内容の一部が加筆され、更にそれをネタにメタなギャグを展開している。ただし、古本屋に寄ることがあっても、読み比べることはしなくていい。

 時間の無駄だから。

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2013年05月05日

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私は「あり」だと思います。
この作品。

洒落てると思いますし、笑いました。
ありがとう、京極先生。
(メタ要素が強いので、ネタ元がわからないとサッパリ意味不明かもしれません)

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2012年12月23日

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これはなんていうんだろう。連鎖小説とでもいえばいいのかな。群像小説ではなくて、連作短編というのとも少し違う。前の小説がその次の小説の原因になっているような。

「プロの作家が本気で遊んだ」という印象の小説集でした。
タイトルが、有名作品からのパロディだし。内容もちょっとだけ……本当にちょっとだけパロディだし。
『パラサイト・デブ』なんてもう、タイトル見ただけで笑う。卑怯。

パロディのタイトルで、著者名もパロディ、内容はおふざけ。そして次の章では、「こういう作品があるようだけれど、あれは面白くない」とおとしめるところから始まる。

洒落というより駄洒落。けれど、よく出来た駄洒落は、くだらないと思いつつ「ぷっ」と噴き出してしまう。
そんな感じの小説集でした。

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2012年11月28日

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アホだなあ…。

オチがいまいちな落語を聞いているみたい。くすりと笑わせられました。こんな風にくだけたものも書ける方なんですね。

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2011年03月08日

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京極夏彦のお笑い小説。「四十七人の刺客」「パラサイト・イブ」「すべてがFになる」などベストセラーのパロディ。

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2011年02月24日

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なんかこう、京極っていうとシリアスで妖怪で重いって感じがしますけど、これは明らかにギャグでした。
意味は全く分からないけど、とにかくおデブさんが出るわ出るわ。
しかも、短編がすべて有名作品のパロディ(?)なんです…

・四十七人の力士
・すべてがデブになる
・パラサイト・デブ
・土俵(リング)・でぶせん
・脂鬼(しき)
・理油(りゆ)
・ウロボロスの基礎代謝

名前だけでも何のパロディか分かりますよね…
「すべてがデブになる」と「脂鬼」が個人的に面白かったかな…(屍鬼読んだことないけど)
内容も、よく分からないオチに意味の無いネタ振り、掛け合い、そしてデブ…(なぜデブ?)
そしてなぜしりあがり寿??
まあ、よく分からないけど笑えます。ラストそんなんじゃ納得しないからね!と思いつつ笑えます。
元ネタが分かればなお面白いかと。

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2010年10月10日

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ぶっちゃけ、京極夏彦作でなければ火をつける。最後まで読んだ自分、偉くね?
最終話の水木先生のちょろっとした描写に笑った。

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2010年05月17日

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地響きがする―と思って戴きたい…相撲取りの討ち入りを描く「四十七人の力士」、肥満ミトコンドリアが暴れる「パラサイト・デブ」などなど数々の名作を下敷きに、パロディの極北を目指したお笑い連作巨編がついに文庫化。炸烈する京極ギャグの奔流に、いつしかあなたは肉の虜となる。しりあがり寿先生の4コマは最新作だし、解説には大盛肉子ちゃんがゲスト出演。

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2009年10月07日

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