感情タグBEST3
Posted by ブクログ
そもそも、妖怪とは何か?
という問いがベースにあり、つらつら云々と解説されていく。
非常にわかりやすいし為になる。
妖怪ファンの方是非どうぞ。
Posted by ブクログ
妖怪とは一体何なのか。
その文化と意味について、ひたすら掘り下げられている。
曖昧模糊として不定形な妖怪という概念に対し、真摯であればあるほど、京極夏彦の妖怪への愛情の深さが感じ取れる。
Posted by ブクログ
「妖怪」という単語の意味を時代に沿って分析
「そもそも「妖怪」とは何なのか?」
「現代にける「妖怪」とは?」がわかる内容
京極さんの他の本が好きってだけで読むと結構辛いかも
ただ、あの小説のあの人は言っていた事はこれだったのか と判明するところもあるので、極度の京極好きにはたまらないかも
Posted by ブクログ
”妖怪の理 妖怪の檻”京極夏彦著 角川文庫(2011/07発売)
(2007/09発売 角川書店単行本の文庫版。)
・・・京極夏彦による妖怪論。
”妖怪という言葉について””妖怪のなりたちについて””妖怪の形について”
わかりやすく、かつ詳細に解説。
普段、なにげにつかっている”妖怪”という言葉の奥深さに驚かされました。
Posted by ブクログ
妖怪とは何かをテーマに対し、著者の膨大な知識を切り分け整理し、分かりやすく説明している。妖怪とは何か、深みにはまりがちなテーマだが、本書で頭の中がキッチリ整理された気がする。
Posted by ブクログ
妖怪人間ベムの歌を聴いていた時に、不用意に「妖怪が何か」は説明できるよな、と思ってしまった次の日に書店で目にして買ってしまった本。現代の「妖怪」という概念・言葉がいかにして成り立ったか、江戸から明治の通俗、そして柳田の民俗学での定義を経て水木しげるの表現で昇華し確固たる言葉、存在として浸透するまでを様々な資料を提示して考察した本。最近、読みての知を要求される本からすっかり遠ざかっていたので、読み終わるまでに何回も挫折しそうに。言葉を商売にする人が自分の興味に直球を投げるとこうなるか、という本。しかも、その書きては京極夏彦様。不用意にに一つの言葉を説明できると思った自分を後悔しました。