浅田次郎のレビュー一覧

  • 輪違屋糸里(上)

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    下巻に記載。
    (ちょうど京都幕末維新をテーマにしたロゲイニングのチェックポイントを探しに京都(島原)を探訪していたところ、ふと輪違屋の文字を発見し、現存するその建物の歴史と風格を肌で感じ、あらためて本書を読むことにした。
    壬生の浪士組から新撰組へと成長する中で、八木・前川家と新撰組の関係、芹沢や近藤・土方の目指す理想像の違いとそれに伴う内紛(暗殺)なども興味深いが、本書の真髄はなにより島原という花街に生きる女性のプライド。いろいろ幅広い分野で面白い浅田次郎再評価の一冊でした。)

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    2018年05月16日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    天切り松 闇語りシリーズ4巻目。浅田次郎の筆、衰えることなく、時代を大正から戦中の昭和に移して、やや齢を重ねた目細の安一家の活躍を描く。天切り松がその名を頂く中編エピソード、表題作の「昭和俠盗伝」のほか、夫婦の情愛を描く掌編や、おこんのらしからぬ恋愛話を織り込んで、とっつぁんの語りますます盛り上がる

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    2018年05月03日
  • 王妃の館 上

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    パリの歴史ある名門ホテル「王妃の館」へ旅立ったクセのある光と影の団体さんたち。

    浅田さんらしく、ベタな展開になりそうな感じだけど、それがまた楽しく読めました。

    たぶん、浅田さん自身がこの作品のために出版社のお金でフランスに行ったんでしょ?

    そんな裏側も読めそうなライトで楽しめるお話です。
    下巻が楽しみ!

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    2018年04月26日
  • 日本の「運命」について語ろう

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    ネタバレ

    日本の「近現代史」を読み解く本。教養深まるのでおすすめ。日本に来航して開国要求したのがペリーじゃなくてロシア人だったらどうなってたんだろう、とか江戸時代ほど平和を続けた国はないとかいろいろ。

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    2018年04月14日
  • 活動寫眞の女

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    学生闘争のあおりで東大の入試が中止となり、京大に進学した三谷薫。

    彼が京都の映画館で会ったのは、清家忠昭と言う、京大の医学生だった。彼は高校を中退し、好きな映画の撮影所でバイトをしながらも、父親の言うとおりに大検を受けたという経歴を持っていた。

    主人公・三谷は、清家の誘いで撮影所のバイトを始め、同じ下宿の結城早苗と共に、三人で映画のエキストラをした。そこで大部屋女優・伏見夕霞に会う。
    その女優は実は何十年も前に亡くなっていて.....

    前知識なく読み始めたので、大正昭和の映画を辿りながらの話かと思っていたら、物悲しい少しホラーな話だった。
    浅田次郎さんのこういうお話は結構好きです。

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    2018年04月01日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    浅田次郎のエンタメ炸裂! 中国史大河小説からバカエンタメまでなんでもこなす器用な作家だが、このくらいの笑いあり涙ありのエンタメが一番好きだ。

    ときは大正、江戸の香りを色濃く湛える東京に、所狭しと大活躍した義賊達を、一味の小僧だった男が老いてのちに物語る、五夜四編の物語。シェハラザードも腹を抱えて笑い出す、天切り松の闇がたりシリーズの巻一。続きも読む。

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    2018年03月27日
  • 終わらざる夏 中

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    ネタバレ

    暗い内容で気が滅入り、読む終えるまでに何ヶ月もかかってしまった。
    入れ替わり立ち代わりそれぞれの立場の人間が語り手となっていく手法だったが、読みづらいと感じたときもあった。
    占守島の戦いのことは全く知らず、たまたま聞いていたラジオ番組のゲストが著者で本書の紹介をしていたため、手に取った。
    日本でこの戦いの知名度は低いが、教科書に載せても良いのではないだろうか。

    結末は救いがなく、心が重くなった。
    生き残った人々はシベリアに送られ、無事に帰国できたかどうか胸が痛い。
    娯楽のための読書はすばらしいが、ときどき本書のようなジャンルを読むことは大事なことなのかもしれない。

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    2018年03月07日
  • 終わらざる夏 下

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    ネタバレ

    暗い内容で気が滅入り、読む終えるまでに何ヶ月もかかってしまった。
    入れ替わり立ち代わりそれぞれの立場の人間が語り手となっていく手法だったが、読みづらいと感じたときもあった。
    占守島の戦いのことは全く知らず、たまたま聞いていたラジオ番組のゲストが著者で本書の紹介をしていたため、手に取った。
    日本でこの戦いの知名度は低いが、教科書に載せても良いのではないだろうか。

    結末は救いがなく、心が重くなった。
    生き残った人々はシベリアに送られ、無事に帰国できたかどうか胸が痛い。
    娯楽のための読書はすばらしいが、ときどき本書のようなジャンルを読むことは大事なことなのかもしれない。

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    2018年03月07日
  • 終わらざる夏 上

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    ネタバレ

    暗い内容で気が滅入り、読む終えるまでに何ヶ月もかかってしまった。
    入れ替わり立ち代わりそれぞれの立場の人間が語り手となっていく手法だったが、読みづらいと感じたときもあった。
    占守島の戦いのことは全く知らず、たまたま聞いていたラジオ番組のゲストが著者で本書の紹介をしていたため、手に取った。
    日本でこの戦いの知名度は低いが、教科書に載せても良いのではないだろうか。

    結末は救いがなく、心が重くなった。
    生き残った人々はシベリアに送られ、無事に帰国できたかどうか胸が痛い。
    娯楽のための読書はすばらしいが、ときどき本書のようなジャンルを読むことは大事なことなのかもしれない。

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    2018年03月07日
  • 神坐す山の物語

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     筆者が伝え聞いた奥多摩の御嶽山の昔話を土台にした伝奇小説。
     
     霧に閉ざされた杉木立を従える神域、御嶽山。
     かつては行くのにも難儀し、青梅からの列車を二俣尾で降り、山を登って行き来していた。
     その神域を守る神官職を代々務める鈴木家に伝わる話は、自然にそこに神がいる世界の話だ。

     曾祖父は鈴木家に伝わる家伝の力の最後の持ち主だった。
     日本全国から狐落としを頼まれては、祓ってきた。
     幼い姉妹が山道でであったのは、狐憑きの娘とその母親だった。
     娘に憑いた狐はしゃべる。
     かつては赤坂の池のほとりに住んでいたが、住処を追われて気がつけば娘に憑いていたと。

     科学とか、自然現象の解明が

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    2018年02月19日
  • 大名倒産 上

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    数ヶ月前に読んだ同著者の「流人道中記」とノリが類似していて、今回もクスッとほくそ笑みながら完読。
    借金総額が二十五万両で、支払利息だけで年間三万両。それに対し歳入はたかだか年一万両という丹生山松平家は、家督を庶子の小四郎に譲り、前代未聞の大名倒産を企てる。
    計画倒産を目論む先代藩主とそれを阻止せんとする御当代が下巻ではどういった施策を打ってくるか、また「流人道中記」には表れなかった神仏まで巻き込み、どんな話になるかが楽しみだ。

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    2026年01月17日
  • 大名倒産 下

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    美しい故郷とお家を守るため更に我が藩主のために、国家老、出入商人や民などの利害者が自主的・積極的に次々と借金返済の工面を産み出す。また、そこに七福神が憑いて、実現していくところが面白い。これも、実直な小四郎の持つ徳なんだろうと感じる。少し残念なのは、最後の結末がアッサリしていて、半額の借金返済に留まらず全額返済に向け、次兄庭師の事業拡大、潮くみ女おつうが作る塩を使った塩引鮭のグレードアップと原価低減、中屋敷の薄積みザクラの観覧事業などなど、新たな施策が登場するのかと期待しながら読み進んだので、肩透かしにあった気になった。

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    2026年01月17日
  • 神坐す山の物語

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    こういう、神秘な存在が信じられていた時代が、なんとなく好きなので、懐かしさを感じた。

    実は浅田次郎さんの作品を読むのは初めてだったのですが、奥行きや空気、雰囲気が文章から伝わってくる感じがしました。
    他の本も読んでみたい。

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    2018年02月17日
  • 神坐す山の物語

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    不思議の世界

    本当にあった話なのですか。
    本当の話も混じっているのですか?
    それとも全くのフィクションですか?知ってみたいですね。
    今度は、このような事例集と解説した本の出版を 切望します。

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    2018年02月15日
  • 神坐す山の物語

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    著者が少年時代に実際に見聞きしたお話。
    奥多摩の御嶽山の神官屋敷が舞台。
    伯母から聞く夜語りからは、怖さよりも切なさや御嶽山の清廉な空気を感じる。

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    2018年01月31日
  • 王妃の館 上

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    映画化もされてる有名な作品なだけあって、展開も登場人物もとっても魅力的。伏線回収も見事でワクワクしっぱなし。特にパリやヴェルサイユに行ったことがあれば10倍楽しいはず!

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    2018年01月28日
  • 沙高樓綺譚

    購入済み

    とても面白く、わくわくしながら読みましたが、途中で「以前に読んだことがあるぞ」と気づきました。ところが、次にどうなる話だったかまったく思い出さず、新鮮な気持ちで読み終えました。
    続編が読みたいです。

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    2018年01月26日
  • 霧笛荘夜話 新装版

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    相変わらずの浅田節。
    マジで号泣。ダメだなぁ。
    浅田さんって、人間の良いところにもダメなところにも等しく光をあてて、「ダメなところも長所になるからね」って言ってくれてる気がして。
    たぶんそこがツボなんだろうなぁ。

    今の世の中、ダメなものはダメで徹底的につぶしにかかる風潮だけど、浅田作品は救いになります。
    そして只のお涙頂戴ストーリーにしないところも大好き。
    ハッピーエンドっぽいバッドエンドなところとか。
    要はツボなんですきっと。

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    2018年01月18日
  • マンチュリアン・リポート

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    初めて浅田次郎を読み終えて、これは面白かった。まず構成が面白い。張作霖の事件を批判して投獄された軍人が天皇の命を受けて事件を調べるため、大陸に渡る。そこからの彼の報告書と張作霖がその中で爆死した豪華な機関車の独白という二部構成で、交代に話が進められていく。まず序章で浅田が言いたいであろうことが多く語られる。ありえないことがありそうに思えてくる。ただ機関車の独白部分は少し感傷的な所があるのが気にはなる。

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    2018年01月16日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    面白いです。浅田次郎節が爆発してました。書かれた時代に読んだらもっと楽しめたかも。でも、その頃の自分は、この本には若すぎたか。

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    2018年01月14日