浅田次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本おもしろい。
浅田次郎自体結構好きだし、競馬好きっての知ってたけど、まさかここまで好きだとは思わなかった(笑)
この本を書いた時が1998年くらいだから、また今とは競馬の事情も変わってるのが残念。現代版の競馬どんぶりというか浅田次郎の考え方を聞きたい。
とりあえず書いてあったことを簡単に何個かメモ。
・敗因よりも勝因を分析しろ
・パドックを生で見て予想したほうがよい(特に新馬戦と夏競馬)
・自分のお手馬(この馬ならどういった時に好走して、どういった時にこないかなどよくわかっている馬)を何頭か持つこと
・予習と復習をよくすれば、馬券を買う力がつく
・基本的には1着にどの馬が来るかを考える
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Posted by ブクログ
映画はその昔、「活動」とよばれていたそうです。
昭和44年の京都が舞台のこの作品は、太秦の撮影所でアルバイトをする京大生を主人公にした甘く切ない青春恋愛小説でした。
昭和44年京都大学1回生の「僕」は、新学年早々に、映画好きという同じ趣味を持つ青年清家と同じ下宿の結城早苗と知り合います。
太秦撮影所で行われるエキストラのアルバイトに3人で行ったとき、誰もが振り返るような美しい女優伏見夕霞と出会います。その美しさもさることながら、神出鬼没なその姿に不思議なものを感じた「僕」。なにげなく古い映画を見て驚愕の事実を知ります。・・・彼女は30年も前に死んだ大部屋女優だったのです。その事実を知ってか知