浅田次郎のレビュー一覧

  • 終わらざる夏 中

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    疎開先での子供達の暮らしや心情、子供達を預かる先生方の気持ちが心に迫ってくる。占守島の事やアイヌの人達の事、女子挺身隊員達の事など知らなかった話しばかりで夢中で読んだ。

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    2013年11月21日
  • 日輪の遺産

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    使命・責任・勇気考えさせられる生き方をしてきた人達。表向きでは分からないが、最後は優しい心の持ち主たちなんだなと。
    途中からどんどん加速して読みました。ただ最後は感動なのですが、
    個人的にはあまり好きではありません。
    この時代についてもう少しいろんな本を読んでみたいと思いました。

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    2013年10月22日
  • 一刀斎夢録 下

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    八重の桜でもおなじみの人物である。幕末から西南の役までの激しい動乱の時代を生きたまさしく剣客である。齢70数歳にして淡々と過去を振り返る。その凄まじい生き様に、ショックを受ける。

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    2020年08月23日
  • ハッピー・リタイアメント

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    膨張を終えた終身雇用・年功序列組織の「四角形」を「三角形ピラミッド」に押し込むためには天下りが必要。天下り先では天下りの皆の邪魔にならぬよう仕事をしてはいけない。
    定年まであと5年の財務官僚と愚直だけが取り柄の自衛官二人が、天下り先JAMS(全国中小企業振興会)に。そこは元財務官僚が牛耳る実体のない組織。仕事のない彼らが仕事をしだす。それは汚職か横領か善行か。天下り機構に対する痛烈な皮肉を浅田センスで描く。船頭ばかりの四角形組織も難しいけれど・・・。

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    2013年10月04日
  • アイム・ファイン!

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    JALの機関誌エッセイをまとめた「つばさよつばさ」に続く第2弾。
    あいかわらず文書構成が上手で引き込まれ、クスリと笑ってしまう様な話しの連続だった。
    エッセイを通じて、浅田先生の生活が部分的に垣間見えるのが、更に親近感を持つ事となりファン心をくすぐる。
    きれい事ばかりでなく粗暴な一面(ブラック浅田)が見え隠れするところがまた良い。
    JAL搭乗時にこれを楽しみにしている方も居るのではないだろうか。
    おもしろかった。

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    2013年09月25日
  • プリズンホテル 4 春

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    ネタバレ

    少し前の同窓会で会った友人に奨められたので、読んでみたが、シリーズ、夏→秋→冬→春ときて、はやりお奨めどおり「春」がイチバン面白く、感動的でもあった。

    このプリズンホテルの従業員も宿泊客もかなり濃いキャラの人物ばかりで、しかも曲者ばかりだが、なぜか浅田次郎が創り上げるキャラクターには親しみと愛情さえ芽生えてくる。

    この最終巻、「春」でははやり小俣の爺さん、そして当ホテルの板長として全巻登場する梶板長、この二人の渋いキャラが私は好きである。

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    2021年02月12日
  • 中原の虹(2)

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    浅田次郎のこのシリーズ(だけじゃないけど)を読んでいると、日本語(漢字もひらがなも)って美しいなぁと感じる。
    美しい態度はより美しく、でも醜い態度もより醜く、感じるような気がする。

    中華とは真ん中に咲く華。文化。
    この認識を史実として西太后が持っていたのかはわからないけど、
    いま、誰もがこの認識を持っていたら、世界は平和なんじゃないかと思う。

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    2013年09月03日
  • 中原の虹(2)

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    蒼穹の昴から物語に君臨し続けて来た西太后が、いよいよ覚悟を持って最期の舞台を整える。長い長い物語は何度も大きくうねりながら、歴史的瞬間を美しく描き出した。蒼穹の〜では春雲と蘭琴の義兄弟の物語がとても好きなので、彼の登場がとても嬉しかった…が…らんちーーん( ; ; )浅田さんは泣かせどころを忘れた頃に盛り込んで来るので、この難しい中華の物語を私のような不勉強の者にも読ませることができるのだと思うなぁ。ラストエンペラーが出て来た時には、ああーーー、そういう流れだったのかと。なんと切ない運命。

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    2013年09月03日
  • 月のしずく

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    初めての浅田次郎、とても良かった。
    複雑な人間関係がテーマなのかな、男と女、妻と夫、親と子。
    読み終えた後に、どこか寂しさを感じる

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    2016年02月18日
  • 霞町物語

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    著者自身?の青春時代を描いた、連作短編集。

    スカイラインGT-R、ブルーバードSSS、エヌコロ、ディスコ、コンポラスーツ、アイビールック、めちゃくちゃ懐かしいし、共感。

    「雛の花」の章では心ならずも涙が、、、、
    やはり浅田次郎はいい。。。

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    2013年09月01日
  • 終わらざる夏 中

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    登場人物達それぞれの戦争に対して向き合う戦いを描く中巻。

    戦争が終局に向かう中、片岡が召集された真実も明らかになっていく。
    狙った通りの結果をもたらすのか?それとも?

    戦争の凄惨さを感じながらも、ページを捲る手は止まらない。
    戦争自体ハッピーエンドでないが、登場人物達のハッピーエンドを願って、
    そして、この物語の結末に向けて、いよいよ下巻。

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    2013年08月31日
  • ま、いっか。

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    MAQUIAに連載されていたものを単行本化→文庫化。
    MAQUIAは女性誌。HPがピンクでごちゃごちゃ物がいっぱいでいかにもな感じ。分かりやすい。
    浅田氏の文章(語り)はスッと入ってくる。私の頭の中で映像化しやすい手がかりが多いのか。語られる内容の広さ深さに知らないうちに畏怖の念を持ち,それが素直に受け入れる素地となっているかもしれない。
    いくつかエッセイ集を読んでみようと思う。

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    2013年09月12日
  • 終わらざる夏 中

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    ネタバレ

    集団疎開先の話やその子供、親たちの境遇、心情がよく描かれています。
    片岡さんたちも占守島に到着。今後の展開に息が詰まります。

    つくづく、片岡さんたちも、吉江少佐始めの軍人も、占守島の女学生たち、疎開先の子供や先生に至るまで、あと少し無事でいてくださいと祈るばかりです。

    個人的には、譲達がドイツ人やロシア人と会うのが衝撃的でした。

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    2013年08月19日
  • ま、いっか。

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    いつも通りの軽妙洒脱なエッセイ集だが、幾多の苦労や悲しみを味わった人でしか紡げない言葉の数々でもある。他人に媚びるのではなく、鉄の意志を持って、誰彼構わず愛想をふりまけ、と。「誰も信頼できないのなら、強かかつ軽やかに嘘をつけ」ということと解釈した。

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    2013年08月16日
  • 日輪の遺産

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    やはり夏はこういう本は1冊読まねばならないと思っています。
    浅田作品の登場人物は、やさしい人が多い。特におじさんが。
    それだけに、この時代の狂気、過酷さが浮き彫りになるのだろう。

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    2013年08月12日
  • 終わらざる夏 中

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    中巻はあっという間に読み終えました。

    なんなんだ、もう。
    幸せな思いをしてる人が一人もいないじゃないか。
    戦争ってそういうもんなんだけど、やっぱり悲しい。

    片岡さんはようやく占守島に着きました。
    本当に悲惨になりそうなのは下巻のよう。
    どうか、片岡さんも菊池さんも鬼熊さんも死なないで…と
    祈りながら読まなければなりません。

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    2013年08月07日
  • 沙高樓綺譚

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    浅田次郎版百物語。沙高樓に集まる人々が語る秘密に、ぐいぐい引き込まれる。章ごとにガラッと雰囲気が変化していく所も流石。

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    2013年07月23日
  • 沙高樓綺譚

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    貸してくれた友人以外にも本書が好きだと公言している友人がいるため、興味を持って読む。なるほどこういう話なんだ。小説というすでに架空の世界の中で、さらに他人の人生を盗み見るというような趣向がおもしろく、続きがあれば(あるんだけど)読みたくなるのがわかる。

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    2013年07月22日
  • 絶対幸福主義

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    どんなに困窮しているときも競馬は続けていたという著者。
    実生活(作家活動)をリセットするのにギャンブルは最適なのだという。
    そうなのかという感じで読んだ。

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    2013年07月17日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    【人気作家の喜怒哀楽丸出しの痛快エッセイ】

    -キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然安らぎを与えない。エッセイの本義に悖る-

    自らの文章をこのように毒舌を以て評する、浅田次郎のエッセイ『勇気凛凛』シリーズの第2作。毒舌で喜怒哀楽が激しくて、おまけに面白い中年おじさん、浅田次郎が、包み隠さず綴る、涙あり、笑ありの痛快エッセイ。

    お得意の「競馬ネタ」、タイトルにもある「四十肩」、自らの肉体(巨頭とか脂肪肝とか)ネタなどは面白おかしく書いている。また、今回は書いた時期が時期だけに、基地問題を巡る筆者の見解などの政治的な話題も多く見られた。印象に残っているのは、愛猫の失踪

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    2013年06月30日