浅田次郎のレビュー一覧

  • つばさよつばさ

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    旅にまつわるエッセイ。
    時間もお金もなくてなかなか海外には行けないけれど、世界にはこんなにもたくさんの素敵な場所があるんだと改めて実感しました。
    旅先で出会う人たちとのエピソードがどれも素晴らしく、なんだか本当にいろんなことを考えさせられました。たかがエッセイですが、その中には、今の日本本当にこれでいいの?と思わせられるような部分がたくさんあって、日本という恵まれた国で、ぬるく甘やかされて生きている自分についても思いを馳せてしまいます。

    浅田さんは本当に言葉が巧い。

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    2014年07月05日
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠

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    「残侠」
    「切れ緒の草鞋」
    安吉一家の上を行く、「小政」。
    生き様、筋の通し方がかっこよすぎる。

    「目細の安吉」
    「闇の花道」に続く、安吉親分と官との因縁。
    親分、さすがです。

    「百面相の恋」
    何このお話可愛い……!
    大きな仕掛けで堂々と人を騙す派手さと、大切な人を前に嘘をつけない純情さ、なんだか切なくなります。

    「花と錨」
    多くの人が思っていただろう、「おこん姐さんにいいひとはいないのか?」が解明されました。
    「槍の小輔」が一世一代の大恋愛だったのね。

    「黄不動見参」
    松蔵デビュー?

    「星の契り」
    「百面相の恋」に輪をかけて可愛い。
    康ちゃんが思いがけず男気を見せてくれた。

    「春

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    2014年07月01日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ネタバレ

    隼人の想像が突拍子もなくて、ひぇーとなりました。ドキドキもした。六兵衛が結局何者かハッキリしなかったけれど、武士の心意気というものを感じた。

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    2014年06月24日
  • シェエラザード(下)

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    面白かった。あっという間に上下巻を読みきってしまいました。
    日輪の遺産や壬生義士伝と同様に、現在と過去の物語をリンクさせ、登場人物の独白という形で事実を浮かび上がらせていくスタイルです。かなり都合よくストーリが展開していきますが、それを上回る構成でした。

    ストーリとしては、昭和20年に民間人2000人あまりと金塊を積んだ弥勒丸がアメリカの潜水艦によって沈められます。その引き上げをめぐってのストーリ展開となっています。
    弥勒丸とはなんだったのか?なぜ民間船なのに沈められたのか?その悲劇の真相は?そして、なぜ、それを引き上げようとするのか?
    時間軸が交差する中、語り手が変わりつつ、それらのなぞを

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    2014年06月22日
  • シェエラザード(上)

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    面白かった。あっという間に上下巻を読みきってしまいました。
    日輪の遺産や壬生義士伝と同様に、現在と過去の物語をリンクさせ、登場人物の独白という形で事実を浮かび上がらせていくスタイルです。かなり都合よくストーリが展開していきますが、それを上回る構成でした。

    ストーリとしては、昭和20年に民間人2000人あまりと金塊を積んだ弥勒丸がアメリカの潜水艦によって沈められます。その引き上げをめぐってのストーリ展開となっています。
    弥勒丸とはなんだったのか?なぜ民間船なのに沈められたのか?その悲劇の真相は?そして、なぜ、それを引き上げようとするのか?
    時間軸が交差する中、語り手が変わりつつ、それらのなぞを

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    2014年06月22日
  • 競馬どんぶり

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    必勝法の真偽はともかく、こいつは立派な競馬のバイブルですよ。馬券師、いや雀師にとっても、博打を趣味とする者の心得ってやつをしっかりと教えてくれる。

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    2014年06月16日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    上巻からの続き。(ネタバレあり)
    六兵衛と呼ばれる侍は、実は六兵衛ではない?まさか?というところは、そうきたか、と。鳥肌。
    緊迫の幕末の江戸城での、動と静の対比。に居てはいけない存在が、実は段々とその場の人間に欠かせない存在に変わっていく様子といい、秀逸。

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    2014年05月20日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    六兵衛の正体の謎解きが、エスカレートしていく。出てくる人物たちの豪華なこと。幕末をめぐる諸説の披露。これは三谷幸喜監督で映画化できそう。清州会議と似ていてダメか?

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    2014年05月19日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ああああこうキタかー。西郷こそがラストサムライだとおもっている私としては、浅田さんにいつか、西南戦争をテーマに書いてほしくて、幕末モノはいろんな切り口で書いてらっしゃる方だからいつかあり得る、って祈ってたのに。こうきたかー。思いもしない角度だった。的矢六兵衛。この名忘るるまいぞ。上巻は、謎だらけだし場面展開も少ないし突拍子もなさすぎる設定なので、あまりのめり込めなかったけど、下巻で、ひょっとして慶喜公?というあたりからがぜんどきどきした。けど、謎は謎のまま明かされずに神秘のベールのまま幕引きとなったね。六兵衛とは何者だったのか、なんとのう答えは、見つかるんだけど。長きにわたった武士の時代の幕引

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    2014年06月02日
  • 一刀斎夢録 上

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    斎藤一の語りで新撰組を語る。
    京都の日々がメインで、壬生義士伝 輪違屋糸里とは違った、人間くさいところがいい。

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    2014年05月12日
  • 黒書院の六兵衛 (上)

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    無血開城を控えた江戸城。その露払いを務める尾張徳川家の江戸詰め御徒組頭、加倉井隼人が入場してみると、そこに一人の旗本、黒書院番の的矢六兵衛が居座っている。黒書院番は徳川家の近侍の騎兵で定数は十組500人。職禄300俵の旗本。その由緒正しい番士だが、実はある日突然入れ替わっていたという謎に絡めて、江戸城西の丸の様子、江戸末期の武家たちの台所事情、旗本たちの動き、庶民の感覚、官軍内の駆け引き、等々てんこ盛りで飽きさせることがない。日経連載だったそうで、幕府崩壊を経済と結びつけた視点で描いている。
    気になるのが、禁制品だったヤクの毛の被り物が官軍に登場するのは江戸開城以降といわれているのに、隼人が赤

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    2014年05月08日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    大正ロマン溢れる、任侠一家の活躍を描いた小説。いきなり衝撃の展開でしたが、やはりそれでも筋を通す所がこの時代の漢なんやろな。男はかくありたいものやね。

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    2014年05月06日
  • 中原の虹(3)

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    34
    いよいよ清朝は滅亡し、時代は混沌とす。
    民草のため新たな世界を切り開こうとする男たちはいよいよ表舞台へ。

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    2014年07月26日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    義理人情は普段の生活で全く感じられないので安吉一家の粋でいなせな気っ風の良さに惚れ惚れします。もう何年前になるのかなぁ、中村勘三郎さんが主演したドラマを忘れられないです。滲み出るオーラと存在感にすぐファンになりました。白縫花魁役の井川遥さんも綺麗だったなぁと思い出しながら読んでてジーンときました。

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    2014年05月04日
  • 中原の虹(1)

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    32
    シリーズ第一巻。
    枯れた大地、枯れた人達、枯れた天下にありながらも、光り輝く希望はやはり人であり、大地である。
    龍玉を天より賜った張作霖と、李春雷の物語が始まる。

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    2014年07月26日
  • ま、いっか。

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    読み始めはなんか変なこだわり持った人だし説教臭いオジサンだなぁーと思ってたが(嫌悪感は無い)、後半は話と文章の美しさにどっぷり浸かってしまった。
    夏休み取るのに後ろめたさ感じるのはやっぱりイヤですよね!!同意!!

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    2014年04月09日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    上巻では、山場がなく、どーなるんだ?と思っておりましたが、流石に浅田先生、六兵衛が誰か?をものすごく大きな視点からドンと持ってきて、度肝を抜かれました。慶喜か?と推測するシーンは鳥肌たちましたし、飛行機の中で「ええっ!!」と声が出てしまいました。
    鰻を前にして、涙するシーンもかなり意外性があり感情移入しましたね。
    結局、六兵衛が誰かということは関係なく、滅びゆく武家社会と侍/武士の権化であり、残り香なんだなと。
    益次郎いいね。

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    2014年04月04日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ネタバレ

    後口のよさに、つい忘れそうになったけど



    結局あんた何やの!?
    Σヽ(-∀-;)

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    2014年04月07日
  • 終わらざる夏 中

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    まだ、ソ連軍は攻めてこないが、
    不気味に物語は進行している。
    一体この後シュムシュ島に残された日本軍はどうなるのだろうか。
    そして、疎開先から逃げ出した子達はどうなるのだろうか、
    下巻への期待が否が応でも高まる。

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    2014年03月15日
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠

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    分かってはいるが見失いがちな事とか、言葉にできない事とか、天切り松を読めばだいたいは見えてくる。特に男は。優しい厳しさみたいなもの。

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    2014年02月28日