【感想・ネタバレ】黒書院の六兵衛 (上)のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年12月30日

謎が多すぎる故に評価は難しいが、下巻を読みたい、真相を知りたいと思った時点で十分だろう。さてどうなることやら…。

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Posted by ブクログ 2014年09月25日

江戸城引き渡し、動かない侍とその実像、勝海舟と官軍先発隊の知恵の出し合い。真剣な場でのユーモラスな浅田次郎らしいストーリー展開が一気に読ませてくれました。下巻が楽しみです

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Posted by ブクログ 2014年03月06日

言葉を発しない六兵衛とにわか官軍になった加倉井隼人の駆け引き。徐々に面白くなってきた。下巻が楽しみである。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年02月23日

江戸時代幕末 徳川幕府の江戸城無血開城のさいの幕府側のご意見番(江戸城の守衛)であり、江戸城を明け渡す際に一人反対していた。官軍の西郷隆盛が江戸城から引きずり出すのを拒んだ人物でもあった主人公的矢六兵衛の物語である。
 (大筋はそのような話であるが、詳しくは少し違う。)尾張徳川家の徒組頭が如何にして...続きを読む、入れ替わった六兵衛の処遇に対処するかが下巻の読みどころ。感想文は苦手である。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

尾張徒組頭の加倉井隼人は御留守居役の御用人から急用を申し付けられた。それは官軍の先兵として城明け渡しの前の江戸城に乗り込んで様子を見てくることであった。官軍の軍装を着させられ配下を連れて江戸城に向かった。江戸城では誰もが開城に向けて忙しくしていた。不審なものは無いように思えたが、そこで加倉井隼人が見...続きを読むたものは一人の御書院番士でる。同輩のいない中、たった一人で虎の間に座り続ける男であった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月21日

綿密な時代背景に基づき、その時代に生きる人々をこれだけ生き生きと描けるのは本当にすごいと思う。私が単純なのかもしれないが、実際にこの時代の人々は遠からずこのような思いだったのだろうなぁ、と納得。
幕末の偉人達もイメージを損なうことなく登場し、居座る六兵衛はいつ動くのか、そもそもいつしゃべるのか、と期...続きを読む待を持たせ下巻に突入。

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Posted by ブクログ 2014年05月08日

無血開城を控えた江戸城。その露払いを務める尾張徳川家の江戸詰め御徒組頭、加倉井隼人が入場してみると、そこに一人の旗本、黒書院番の的矢六兵衛が居座っている。黒書院番は徳川家の近侍の騎兵で定数は十組500人。職禄300俵の旗本。その由緒正しい番士だが、実はある日突然入れ替わっていたという謎に絡めて、江戸...続きを読む城西の丸の様子、江戸末期の武家たちの台所事情、旗本たちの動き、庶民の感覚、官軍内の駆け引き、等々てんこ盛りで飽きさせることがない。日経連載だったそうで、幕府崩壊を経済と結びつけた視点で描いている。
気になるのが、禁制品だったヤクの毛の被り物が官軍に登場するのは江戸開城以降といわれているのに、隼人が赤熊の飾り物を押し付けられていること。浅田次郎が調べないはずないと思うのだが、異説があるのか?

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Posted by ブクログ 2014年02月17日

無血開城直前の江戸城の様子が克明に描かれておりとても新鮮です。幕政250年の風習や身分制度の折り目正しさには、清朝末を題材にした『蒼穹の昴』で感じた時と同様に異世界を感じました。現代社会をそのまま江戸時代に置き換えたような時代劇に慣らされてしまっていることをあらためて感じました。江戸城に居座る旗本六...続きを読む兵衛と入れ替わった謎の人物とそれを穏便に排除しようとする官軍の尾張藩士と当時まだ幕臣の福地源一郎。上巻は静かに展開し、謎は下巻に引き継がれます。

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Posted by ブクログ 2013年12月14日

江戸城が官軍に引き渡されようとする時に、なぜか居座り続ける“的矢六兵衛”。
何のために居座るのか、そもそも何者なのかも不明なこの六兵衛。
浅田さんお得意の、人々の“語り”構成で、六兵衛の事情が明らかになるかとおもいきや、この上巻では、まだほとんど謎のままです。
ただ、“六兵衛”が只者ではなさそうなの...続きを読むで、下巻の展開に期待です。

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Posted by ブクログ 2013年12月03日

ハデな盛り上がりがないので、新聞で少しずつ読んでいくのはツライかもしれないけど、本でイッキに読めばなかなかおもしろかった。
と言っても、六兵衛の謎(どうしてそんなことそてるのか)は何もわかっていないのだけど。

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Posted by ブクログ 2013年11月04日

幕末の江戸城引き渡し頃のことは
大河ドラマ「新撰組!」や「天璋院篤姫」
小説も幕末の時代のものは好きなので結構読んでいて
ある程度の知識はあると思っているので
小説の中の少し難しい文章も頭に入りやすい
そして、なんといっても驚く内容
思いもよらない展開で、いまの所、目が点
はまっております

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Posted by ブクログ 2022年09月13日

江戸城無血開城を成功させるべく、ある侍の立ち退き説得を描く。

六兵衛の謎が解けていってるようで解けていない。下巻が楽しみだ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月10日

六兵衛という謎の人物が出現。
彼を調べていくと正体がだんだんわかってくるが、ともに広がる疑問。
きっと、下巻でどんでん返しが有るのだろうなァ
下巻が楽しみ!

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Posted by ブクログ 2016年04月16日

前から気になっていた本

黒書院って お城の図書室だと 思っていた(´д`|||)
お殿様の親衛隊のことだったんですね

上巻はじめのほうは お城のしきたりとか 加倉井の事情とか説明が多くあって かなり入り込めなかったが(めんどうだった)
なんと!
お城の地図が 後ろのページあった➰‼こういうの好き...続きを読む(^^)

ここからは 六兵衛の人となりや様子もどんどん見えてきて

下巻に期待ですね!

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Posted by ブクログ 2015年05月27日

幕末の江戸城明渡しの裏話。的矢六兵衛なる金で侍の地位を買ったと思われる御書院番士が、たった一人で居座っている。彼の正体、あるいは目的は何か!気になる後編。

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Posted by ブクログ 2015年01月22日

おすすめ度:70点

2010年5月14日~2013年4月17日 日本経済新聞朝刊連載。
謎の男が江戸城内に座り続ける。あらゆる周りの人間たちが、話しかけ、働きかけるが、頑として動かない。この人物はいったい何者なのだろうか?

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Posted by ブクログ 2014年11月08日

二百六十年の政にまもられてきた世がなしくずしに変わる時。開城前夜の江戸城に官軍の先遣隊長として送り込まれた尾張徳川家の徒組頭が見たのは、宿直部屋に居座る御書院番士だった。司令塔の西郷隆盛は、腕ずく力ずくで引きずり出してはならぬという。外は上野の彰義隊と官軍、欧米列強の軍勢が睨み合い、一触即発の危機。...続きを読む悶着など起こそうものなら、江戸は戦になる。この謎の旗本、いったい何者なのか―。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年11月02日

江戸開城時のミステリアスなトラブルのお話。

尾張藩加倉井さんと御書院番士的矢六兵ェ衛という架空人物たちの顛末に勝海舟や福地源一郎などの実在人物が絡んで時代小説派だけでなく歴史書小説派にも納得の展開です。
歴史的背景をもとにユーモラスに描くのは「一路」でもおなじみの手法ですが、時代ミステリーを絡めた...続きを読むのは新選組シリーズとの融合とも思えます。
ミステリーの落ちで評価が分かれるような気がしますので下巻に期待します。

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Posted by ブクログ 2014年09月14日

上巻を読み終わりました!
なぜ六兵衛が城に居座っているのか謎のままですが、下巻のお楽しみということですね…

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Posted by ブクログ 2014年08月10日

無血開城時に江戸城に居座る六兵衛。頁数の割にストーリーの展開がなく、つまらなかった。下巻に期待したい。

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Posted by ブクログ 2014年06月24日

江戸城無血開城の時のお話。何もしゃべらない六兵衛とにわか官軍の隼人との駆け引き。六兵衛の関係者から話を聞いていく手法は面白い。少しずつ六兵衛が分かってきて、少しずつ愛着が沸いてきた。

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Posted by ブクログ 2014年05月20日

不戦開城決した江戸城に、 居てはならぬ旧幕臣がひとり。
六兵衛という主役は一言も話さないため、にわか官軍の主人公が関係者から話を聞く形でストーリーは進む。六兵衛とは誰て、何が目的なのか、聞けば聞くほど謎が深まるところで下巻へ続く

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Posted by ブクログ 2014年02月17日

やはり浅田次郎、ハズレはないねー!
上手いこと上手いこと!読めてしまう。うん。この、読めて「しまう」感。
上巻の最後まで表題の人物のひととなりと真意を隠し切ったことも、隠しきったまま読ませる筆力も、さすがの一言。
下巻も楽しみです(*´ω`*)

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Posted by ブクログ 2014年01月26日

江戸城明け渡しを直前に控えて、城内に無言で立てこもる武士が一人。
どうもその武士、六兵衛は名前も官職も同じであるが顔形が以前とまるで違うらしい。この新しい六兵衛は誰で、何のために居座っているのか??という話し。
浅田次郎得意のインタビュー形式。勝海舟の偕楽的な姿が良いのだけど、六兵衛があまりに動かな...続きを読むいので、盛り上がりに欠けるなぁ。下巻どうなるんだろ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月25日

著者の作品なら!と期待してたのに、完全に肩透かし。

展開が無さ過ぎて飽きる飽きる。
それでもがんばって読み切ったのに、最後まで六兵衛の正体ははっきりしないで終わるという・・・
主題をそこに持ってきてないとはいえ、こういうのアリ?!

フォローするとすれば、維新が起こり江戸城明け渡しまでの混乱はとて...続きを読むもよく伝わった、ということくらいです。

あー、浅田次郎ならではのドラマチックな展開が欲しかった。

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Posted by ブクログ 2013年12月19日

時代劇ながら、ミステリ。殺人事件が起きるわけでもない。コナン・ドイルの「赤毛同盟」の出だしみたいな感じ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月10日

無血開城となった江戸城で一言も発さず居座り続ける六兵衛。
上巻は謎が深まっていくばかり。本人を取り囲んで皆であれやこれやと想像を巡らす。

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