浅田次郎のレビュー一覧

  • シェエラザード(下)

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    話の構造に厚みと奥行きがありつつ、人情譚を軸に展開していくので肩が凝らない ストーリーテラーです
    弥勒丸の最後のシーンはしびれます

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    2015年02月12日
  • 赤猫異聞

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    博奕打ちの信州無宿繁松 旗本の倅岩瀬七之丞 夜鷹の元締め白魚のお仙 それぞれの牢屋に入った経緯と その後の話より 私は鍵役の丸山小兵衛と杉浦政名の話の方が よかったです お役とはいえ人を切らねばならない立場… 悲しいですよね 

    さすが 泣かせの 浅田次郎さんです!

    「いかがか」
    「まだまだ」 (T0T)

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    2015年02月08日
  • 赤猫異聞

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    明治初頭、ですね。

    大火のため小伝馬町の牢屋から解き放ちになった、ワケありの男女3名。
    を、関係者の回想で物語る、と。

    主役は、この3人ではないのだな。ジツは。

    維新後のなんでもかんでも新しくなる時代と、それに抗ってみる、矜持ある「江戸」の人々。
    浅田センセらしい作品。

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    2015年02月02日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    読み辛いと思いつつ、引き込まれました。
    浅田次郎は、縁がまありなかったけど、こんご、読むようになるだろうな。

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    2015年02月01日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ネタバレ

    結局六兵衛は何者だったのか。もう少しヒントが欲しかったのが正直なところ。
    でも面白かったです。

    明け渡しの期日が迫る江戸城に無言で居座る御書院番士、的矢六兵衛。官軍の先手として来た加倉井隼人はあの手この手で押したり引いたりどうにか追い出そうとするが全く無反応な六兵衛。それどころか御殿の奥へ奥へと居場所を移っていく。
    壬生義士伝みたいに色んな人の独白の章があって次第に六兵衛という人の輪郭が見えてくる。とにかく皆キャラクターがなかなかに強烈で、怒ったり笑ったり不思議に思ったり、隼人に感情移入してしまった。最後はよくわからないながらも六兵衛の迫力と格好良さだけは伝わって来て、行かないで!と一緒にな

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    2015年01月26日
  • 王妃の館 上

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    浅田節全開、お得意の「笑えて泣ける」トラベルストーリー。
    お堅い警察官、オカマ、訳あり夫婦、ブランド窃盗犯夫婦、作家と編集者たち、恋に破れた女がひとりぃ~……などなど、ヘンテコな客には、ヘンテコな添乗員! 嗚呼、ぶっちぎり浅田ストーリー!!!(笑)
    あまり期待せずに(失礼)上巻のみ買いましたが、下巻も慎んで拝読いたしまする。はい。

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    2015年01月18日
  • 霞町物語

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    1章1章は独立しているのだけど、全体で面白い構成になっているからか、感情移入しやすい。ラストの『卒業写真』の複数箇所で泣いてしまうのもきっとそのせい(笑)。

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    2015年01月15日
  • 王妃の館 下

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    映画化だって
    この館、映像で観てみたいな。ベルサイユとかも
    ストーリーはコミカルでどんどんすすむ
    ルイ14世当時の話も加えて、うまいなあ
    ラストは大団円
    《 格式の 館でドタバタ 思惑が 》

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    2015年01月14日
  • 姫椿

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    設定は現実だけど展開がファンタジックだったり、ラストにカタルシスを感じるとともにぞっとしたり、簡単に言ってしまえば「世にも奇妙な物語に出て来そう」な物語たちの短編集。
    これだけ全部違ったインパクトが残る短編集もあまりないかも、と思った。

    精神的にぐっとくる要素がある本だと長めに語ってしまうのだけど(笑)、これはシンプルに物語がおもしろいし、全体を通してぐっとくる感じだから、どこかに焦点を当てて語るのが難しい。

    「マダムの咽仏」のこんな一節が心に残った。

    「嘘でもハッタリでも、腹をくくっちゃえばいいんでしょう。そしたらなれるわよ。役者でも、医者でも、オカマでも。もしかしたら総理大臣に

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    2015年01月05日
  • 王妃の館 下

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    台詞というか文体が安っぽいが、娯楽作品としては面白かった。ツッコミどころはあるが、あまり批判的にならずに素直な気持ちで楽しむ作品。

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    2015年01月01日
  • 王妃の館 上

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    暗い本を読んで体調を崩していた時に、妻に勧められて読む。浅田次郎は食わず嫌いだったが、気楽に読めて楽しい気持ちにさせてくれる。

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    2015年01月01日
  • 赤猫異聞

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    早々と結末は見えてしまったが、語りのすばらしさが面白かった。 士官学校教官となった七之丞が生徒の質問に回答した負け組の兵学がしみた。

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    2014年12月30日
  • 一刀斎夢録 下

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    新選組三部作のラスト。
    斎藤一の語りで在りし日の新選組が語られる。
    読んでいて、これがフィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなってくる。
    それこそさすが浅田節というところか。
    偏屈な一刀斎がとても愛しく思えました。

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    2014年12月21日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    タイムスリップして、生命力あふれる父親の若いときの姿に触れる、なんていいね
    現実世界と仮想世界の狭間で揺れる、みち子がなんとも哀しい
    一抹の哀感をおぼえる作品

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    2014年12月13日
  • 日輪の遺産

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    終戦前後と終戦後半世紀との二時代を行き来しながら繰り広げられる物語。その構成に則った物語進行は良かったけど、後者の物語がいまひとつ充実度に欠ける気がしてしまった。前者については、その結末も含めてインパクトが大きかっただけに、総合的に見ると、どうしても冗長性を感じてしまったのも確か。でも、あとがきとかにも書かれていたように、これが転機となって、蒼穹の昴とかに繋がっていくと考えると、外せない作品には間違いないんでしょう。

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    2014年12月04日
  • 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

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    全作を読んだわけではないが、好きな作家。今まで浅田次郎の背景を全く知らなかったが、このエッセイを読んで、私が浅田次郎の作品になぜ惹かれるかがわかったような気がする。共感同感があるということ。驚きは「プリズンホテル」を書きながら、「日輪の遺産」や「蒼穹
    の昴」の執筆であったこと。分相応の暮らしと歳相応の夢か。競馬は頭と体を使うということを知り、新撰組に興味わき「壬生義士伝」へと誘うエンディングだ。

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    2014年12月02日
  • 草原からの使者 沙高樓綺譚

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    「各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」で、
    私は彼らの数奇な運命に耳を傾けることになった..・・・」
    こんないきさつで始まる浅田さんの百物語です。

    ●宰相の器
    ●終身名誉会員
    ●草原からの使者
    ●星条旗よ永遠なれ

    名誉も財力もある彼らの運命が
    どのように切り開かれたのか、
    サロン参加者ばかりか、読者までも気になって
    お話の中へ引きずり込まれて行きました。

    私が一番印象深かったのは、「草原からの使者」です。
    有名な大馬主が競馬で人生最大の大ばくちをするお話ですが、
    そこでの人間の実力論にはナルホドと思いました。
    主人公の父が後継者たちに問いかけます。
    Q:「人間の実力のうちでもっとも物を言

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    2017年11月09日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    最初は、独特の語り口調に違和感を感じたのですが、途中から読み入ってしまいました。人情味あふれる物語。「衣紋坂から」がすごく泣けます。続きも読んでみようと思います。

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    2014年11月25日
  • つばさよつばさ

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    浅田次郎が旅について綴ったエッセイ集。ドイツ旅行の友として持っていった本。旅をしながら、現代社会を痛烈に批判している部分が多い。その批判には共感できる部分が大いにあった。それにしても浅田さんというのは本の虫だ、一日一冊読むらしい。4時間あれば一冊読めるのだとか。「教養を得る」なんて卑しい目的で本を読むのではなく、心から読みたい本を読むべき・・・とか何とか。あれ、読書論になってる、まあいいか。

    中国や台湾、フランス、スイスの素晴らしい描写も見逃せない!!

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    2014年11月23日
  • 降霊会の夜

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    主人公がふとしたことで「降霊会」に呼ばれ、その中で現れる、忘れたのか、あえて蓋をしたのか、過去に関わった人々と交流する、そんな話。前後半2部に分かれており、前半は少年期の事件、後半は学生の時の話。戦後の混乱期や、学生運動なども絡んで、一筋縄ではいかないこの時代に起こった悲しい話。どちらの話も、「ボタンの掛け違え」が招いた悲しい出来事だった気がする。前半はあまりに悲しく、後半は少し煮え切らない結末でした。そういえば浅田次郎の作品をあまり読んでいないので、多少読み漁ってみようかと思った次第。

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    2014年11月22日