浅田次郎のレビュー一覧

  • 中原の虹(1)

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    蒼穹の昴残り続き。
    結構前に読んだからなぁ、と思いつつも読んでいたら記憶がだんだん呼び起こされてきた。

    長い旅の始まりだけど、1巻からすでにドラマがみられます。

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    2015年03月05日
  • 月下の恋人

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    じつは、浅田次郎の本はじめてです。なるほど、とても読みやすい!作者の作品には、月にまつわる話が少なくないようです。

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    2015年03月02日
  • マンチュリアン・リポート

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    「蒼穹の昴」から続きシリーズ4作目。
    張作霖爆殺事件の背景を紐解いていく内容。

    一冊なのですぐに読み終えてしまうが、中国近代史に興味を持つのにはいい本だと思う。
    史実とフィクションが入り交じっているので、どこかでが史実なのか興味が出てきた。というか、そもそも史実が真実かは不明なので、これを正とするというのもいいのかもだけど。
    そして、やはり張作霖はかっこいい!

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    2015年03月01日
  • 活動寫眞の女

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    時代と時代の狭間のロマンを余すところなく語りつくす力のある小説
    ゆめうつつ彷徨うようなテイストの中でもこんなに情熱的に語るストーリーテラーぶり…読後の満足感は最高です

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    2015年02月18日
  • 赤猫異聞

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    「赤猫」とは放火犯の俗称、総じて火事を指すそうです。厄介な囚人の3人の解き放ち前後の人間性を浅田流の詳細さで調べ、描く。

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    2015年02月16日
  • 月下の恋人

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    テンポ良し読後感良し マイルドに浅田節が効いてます
    浅田次郎の怪奇譚は独特の寂寥感があっていつも印象に残る

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    2015年02月12日
  • シェエラザード(下)

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    話の構造に厚みと奥行きがありつつ、人情譚を軸に展開していくので肩が凝らない ストーリーテラーです
    弥勒丸の最後のシーンはしびれます

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    2015年02月12日
  • 赤猫異聞

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    博奕打ちの信州無宿繁松 旗本の倅岩瀬七之丞 夜鷹の元締め白魚のお仙 それぞれの牢屋に入った経緯と その後の話より 私は鍵役の丸山小兵衛と杉浦政名の話の方が よかったです お役とはいえ人を切らねばならない立場… 悲しいですよね 

    さすが 泣かせの 浅田次郎さんです!

    「いかがか」
    「まだまだ」 (T0T)

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    2015年02月08日
  • 赤猫異聞

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    明治初頭、ですね。

    大火のため小伝馬町の牢屋から解き放ちになった、ワケありの男女3名。
    を、関係者の回想で物語る、と。

    主役は、この3人ではないのだな。ジツは。

    維新後のなんでもかんでも新しくなる時代と、それに抗ってみる、矜持ある「江戸」の人々。
    浅田センセらしい作品。

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    2015年02月02日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    読み辛いと思いつつ、引き込まれました。
    浅田次郎は、縁がまありなかったけど、こんご、読むようになるだろうな。

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    2015年02月01日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    ネタバレ

    結局六兵衛は何者だったのか。もう少しヒントが欲しかったのが正直なところ。
    でも面白かったです。

    明け渡しの期日が迫る江戸城に無言で居座る御書院番士、的矢六兵衛。官軍の先手として来た加倉井隼人はあの手この手で押したり引いたりどうにか追い出そうとするが全く無反応な六兵衛。それどころか御殿の奥へ奥へと居場所を移っていく。
    壬生義士伝みたいに色んな人の独白の章があって次第に六兵衛という人の輪郭が見えてくる。とにかく皆キャラクターがなかなかに強烈で、怒ったり笑ったり不思議に思ったり、隼人に感情移入してしまった。最後はよくわからないながらも六兵衛の迫力と格好良さだけは伝わって来て、行かないで!と一緒にな

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    2015年01月26日
  • 王妃の館 上

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    浅田節全開、お得意の「笑えて泣ける」トラベルストーリー。
    お堅い警察官、オカマ、訳あり夫婦、ブランド窃盗犯夫婦、作家と編集者たち、恋に破れた女がひとりぃ~……などなど、ヘンテコな客には、ヘンテコな添乗員! 嗚呼、ぶっちぎり浅田ストーリー!!!(笑)
    あまり期待せずに(失礼)上巻のみ買いましたが、下巻も慎んで拝読いたしまする。はい。

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    2015年01月18日
  • 霞町物語

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    1章1章は独立しているのだけど、全体で面白い構成になっているからか、感情移入しやすい。ラストの『卒業写真』の複数箇所で泣いてしまうのもきっとそのせい(笑)。

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    2015年01月15日
  • 王妃の館 下

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    映画化だって
    この館、映像で観てみたいな。ベルサイユとかも
    ストーリーはコミカルでどんどんすすむ
    ルイ14世当時の話も加えて、うまいなあ
    ラストは大団円
    《 格式の 館でドタバタ 思惑が 》

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    2015年01月14日
  • 姫椿

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    設定は現実だけど展開がファンタジックだったり、ラストにカタルシスを感じるとともにぞっとしたり、簡単に言ってしまえば「世にも奇妙な物語に出て来そう」な物語たちの短編集。
    これだけ全部違ったインパクトが残る短編集もあまりないかも、と思った。

    精神的にぐっとくる要素がある本だと長めに語ってしまうのだけど(笑)、これはシンプルに物語がおもしろいし、全体を通してぐっとくる感じだから、どこかに焦点を当てて語るのが難しい。

    「マダムの咽仏」のこんな一節が心に残った。

    「嘘でもハッタリでも、腹をくくっちゃえばいいんでしょう。そしたらなれるわよ。役者でも、医者でも、オカマでも。もしかしたら総理大臣に

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    2015年01月05日
  • 王妃の館 下

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    台詞というか文体が安っぽいが、娯楽作品としては面白かった。ツッコミどころはあるが、あまり批判的にならずに素直な気持ちで楽しむ作品。

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    2015年01月01日
  • 王妃の館 上

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    暗い本を読んで体調を崩していた時に、妻に勧められて読む。浅田次郎は食わず嫌いだったが、気楽に読めて楽しい気持ちにさせてくれる。

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    2015年01月01日
  • 赤猫異聞

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    早々と結末は見えてしまったが、語りのすばらしさが面白かった。 士官学校教官となった七之丞が生徒の質問に回答した負け組の兵学がしみた。

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    2014年12月30日
  • 一刀斎夢録 下

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    新選組三部作のラスト。
    斎藤一の語りで在りし日の新選組が語られる。
    読んでいて、これがフィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなってくる。
    それこそさすが浅田節というところか。
    偏屈な一刀斎がとても愛しく思えました。

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    2014年12月21日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    タイムスリップして、生命力あふれる父親の若いときの姿に触れる、なんていいね
    現実世界と仮想世界の狭間で揺れる、みち子がなんとも哀しい
    一抹の哀感をおぼえる作品

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    2014年12月13日