浅田次郎のレビュー一覧

  • 日輪の遺産

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    映画化されることで初めて知ったのですが、けっこう古い作品なのですね。「地下鉄に乗って」よりも前だとか。
    アクションでもなく、ミステリでもなく何ともつかみどころのない感じですが、好きですね。
    それぞれの人の想いが切なすぎる。
    とちゅう、奥さんの件はサプライズ^^

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    2012年07月19日
  • 見知らぬ妻へ

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    8話からなる短編集

    どれもそれぞれに切なかったです。

    そしてどれも好きです。

    「かくれんぼ」を読んで昔のいじめっ子を思い出しました。

    「うたかた」を読んで自分の近い将来を思いました。
    高齢化社会まっしぐらの今、こういう終わり方を考えている方って結構多いかも・・と。
    自分も時折考えるからです。
    でも、自分には迎えに来てくれる人がいないなぁ・・と寂しくなりました。

    切ないけれど、セピア色のどこか懐かしい、そして優しい思いの伝わってくる作品でした。

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    2012年07月03日
  • ま、いっか。

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    浅田次郎の生きてきた体験から来る考え方が沢山盛り込まれた短編集で楽しく示唆に富んでいた。また、これまでに読んだ多くの浅田次郎の小説の題名が所々に現れ、どう考えたかなどを語ってくれてるのが嬉しい。個人的には「ふたたび花実双美」、「花の笑み、鉄の心」に共感し感動した。また、いつか再び読みたいと思う。

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    2012年07月01日
  • 日輪の遺産

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    現在と過去が絡み合いながらストーリーが進んでいく。解説にも書いてあったが、その現在と過去の雰囲気の違い、緊張感のあるなしがひしひしと伝わってくるのは作者の表現力だろう。さすが浅田次郎という感じだ。

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    2012年06月29日
  • 活動寫眞の女

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    ネタバレ

    もうすぐ読み終わるのだけど・・・。こんなに複雑な家族関係の中で生きたり恋愛したりの主人公が登場する小説を高校生のときに読むことができていたら、私の人生もずいぶんと変わっていたのでは?と思った。
    清家の生い立ちを知ってみると、高校生の私が読んでいたら、
    きっともっと内省的になれていたのでは、と反省した。

    今は映画の知識があるからその部分をいっぱい楽しめたけど、
    切ない恋愛小説でした。
    そうだ、京都行こう。

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    2012年10月21日
  • ま、いっか。

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    浅田次郎の「らしい」エッセイ。時間の合間にチョコチョコ読める軽妙さ。
    気にいったところから、ほんの少し切り取り。『自分のために笑え。人のために笑え。そしていつも背筋を伸ばし、鉄の心を忘れるな。』

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    2012年06月20日
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠

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    天切り松シリーズ第二弾

    伝説の盗賊「天切り松」が昔懐かしブタバコで説教がてら人々に語る話は大正と言う時代を生きた渡世人の心意気を張った生きた説教。
    語る声は闇がたり。
    遠くまで聞こえる事の無いその声は懸命に生きた人の道を辿る道しるべ。


    とにかくカッコいい人達ですね。大正と言う時代の移り変わりの激しい時代を生きた親方、兄や、姉貴、そして松蔵。
    盗人稼業に身を落としつつも義賊となり、強くには意地と心意気で弱くに慈愛を携えて一日一日を懸命に生きているように感じました。
    永井教授が安吉親方の事をこう語っている。
    「あの人は他人に情はかけても、けっして恩は着せない。人に好いても、好かれようとはしな

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    2012年06月13日
  • 日輪の遺産

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    史実のように思ってしまう実在人物と世相の描写は素晴らしい。15日の出来事は読んだ途端に最終章がイメージできたけど、他にひねりようがないから仕方ない。
    映画化直前の作品かと思いきや、20年前!浅田パワー恐るべし!

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    2012年06月12日
  • アイム・ファイン!

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    「君もどうかね? 気持ちいいぞ」――文中に出てくるこのセリフのように、おススメしたくなります。

    この本では、JALの機内誌『スカイワード』に連載中のエッセイを一気に読むことができます。人気作家のため、取材や講演などで飛び回っているのでしょう。日本国内に限らず、中国やラスベガスなどの話も出てきますが、一話完結なのでどれから読んでも面白い。

    それにしてもこの人のエッセイを読むたびに、どれだけネタがあるんだと思ってしまいます。いや、いくら人気作家でも、日常生活がそんなにドラマチックなはずはありません。だから氏の文才なのでしょう。旅先の出来事だけではなく、食いものやギャンブル、自身の病気のことなど

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    2012年06月12日
  • アイム・ファイン!

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    「つばさよつばさ」続編。
    前作より旅にまつわる話は少なめだが、愉快さとしては今回のほうが上かもしれない。

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    2012年06月08日
  • つばさよつばさ

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    ネタバレ

    旅にまつわるエッセイ集。
    見聞話や感想だけでなく、それを手がかりに自分自身や日本について考察する文章にはとてもいろいろ考えさせられる。
    最近の「そんなことはチラシのウラにでも書いておけ」的なエッセイとは格が違うおもしろさです。

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    2012年06月06日
  • 薔薇盗人

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    安心の浅田次郎品質。
    やはり短編を書かせたら日本一ではないだろうか。
    泣かせる話も、ユーモア溢れる話もどんなものでも読者を満足させる。

    浅田次郎が書く登場人物に本物の悪人はいない気がする。
    著者の経験からなのかは不明だが、どこか理解できる、周りに存在してそうな人が現れる。
    それがリアルを描いて、読者に共感をもたらすコツなのだろうか。

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    2012年05月29日
  • 絶対幸福主義

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    普段よりも口調のおとなしいエッセイです。今の時代は幸せで恵まれていると言うことです。後は気がつくかどうかの問題

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    2012年05月26日
  • 沙高樓綺譚

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    連作短編。
    どの短編も秀逸な浅田節。
    中でも「小鍛冶」と「雨の夜の刺客」が好み。
    「雨の~」は苦しいほどに切なく、生命に満ちている。

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    2012年05月19日
  • 天切り松 闇がたり 第二巻 残侠

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    ネタバレ

    やっぱり天切り松シリーズは呼んでて痛快!
    1話完結だから読みやすいし、大好き。
    安吉親分みたいな先輩がほしい。

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    2012年05月01日
  • 見知らぬ妻へ

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    表題作「見知らぬ妻へ」は、切ない。
    体を売って日本で働こうとする中国人の女。
    その不法入国を免れるため、形式的な結婚を請け負った男。
    男は、それで報酬を得た。それだけの関係であったはず。
    でも男は、女を愛しく感じ始める。
    「なぜ?」
    体を売りながらも、その男の前では”妻”であろうとする女の純情さに、家族との幸福を失った男の虚しさが引き寄せられたせいだろう。

    女は、体を売って帰ってきたアパートで、形式的夫婦生活を繕うためだけでなく、”妻”として振る舞おうとする。

    お互いの事情を詳しく知らないが、自らの力では、どうしようもない流れの中に生かされている者同士であると感じ合ったせいだろう。

    やが

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    2012年06月05日
  • 日輪の遺産

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    小説なのにドキュメンタリーを読んでいるような気がしてならない本だった。何があっても戦争は肯定されるものではないということだ。

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    2012年04月08日
  • 日輪の遺産

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    ページ数が多く、結局DVDで観ました^^; 戦時下のまっすぐな気持ちに感動しました。今度機会があったら、原作も改めて読み直したいです。

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    2012年03月17日
  • 日輪の遺産

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    友達がDVDを観たと言うのをキッカケに読んでみた。
    「蒼穹の昴」、「中原の虹」でこの人の作品はまず活字で読まないとと思い、手にしました。

    私が読んだことのある作品よりも前に書かれた作品という事ですが、人物の描写が変わらず素晴らしい。

    また、歴史上の実在の人物たちについても、広く知られた人物像からもう一歩踏み込み表現されていて、自分自身が表面的なことしか見ていなかったと感じさせられる事がしばしばありました。

    ストーリー全体としても、突拍子もない印象はありながらも、もしかしてと宝探しを盛り上げていきながら、人間の尊厳や深層心理をうまく描写されていてどんどん惹き込まれてしまった。

    マッカーサ

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    2012年03月16日
  • 沙高樓綺譚

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    それぞれに違う世界が、それぞれに底知れぬ趣を持って目の前にあり、ひとつひとつは短いものなのに、すごく満たされる読後感。

    抱えてきたものを放ったり、抱えて行くものを誇示したり。
    たくさんの光を浴びる人は、その分多くの闇をもつのだろう。

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    2012年02月24日