浅田次郎のレビュー一覧
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『さあ、身近の「ま、いっか」について、もういちど考え直してみようか。』
(本文より)。
花と読書を愛した青春時代の思い出。
巷に氾濫する美人たちへの忠告。
旅と買物の、とっておきの楽しみ方。
老化について、女の誤解と男の本音。
豊富な話題をもとに粋なオヤジ目線で語られるのは、
江戸っ子らしいキレの良さと滋味たっぷりの現代考察。
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映画「憑神」を見て、めっさオモローで前々からこの作家には興味はあった。
ほんでやっと、この作家の本を初めて読んでみた。
タイトルにひかれ、ゆるい感じがよいなと思った。
作家になる前にアパレル業で働いてた事を知り、育った家庭環境もすごいなと思った。
「旅と買物の、とっておきの楽しみ方。」
うちはこれが一番オモローやった。
日本人は見た目が若いから、海外旅行時パスポートの提示を求められたり・・・。
でも、それって実は勘違いで、見た目が若いから止められてるんちゃうで!!って、
キャー、うちはまだ若い!!なんて思ってたら大間違いの事実が発覚し、
すごい伝わった!!
これはエッセイ集やったけど、小説も少しずつ読んでいこうと思った。 -
Posted by ブクログ
だんだんだんだん
直前に読んだ、有川さん「おもてなし課」は読み出したとたんにボコッとはまるはまりかたでした。浅田さんはだんだんだんだんと、はまるぞはまるぞと感じながらはまって行くのが自分でもよくわかります。これはもう年の功、さすがの大作家です。
東京で劇団ひまわりのエキストラをしていた、もう30年も前のことを思い出しながら、子どもがおいしいお菓子をちょっとずつ食べるようにいただきました。
登場人物の「清家」はわたしはある意味幸せだったと思いましいた。
浅田さんの「流星ワゴン」「カシオペア」「椿課長」…どれをとっても大変面白い「だんだんだんだん」の作品です。 -
Posted by ブクログ
居酒屋で飲みながらオッチャンと意気投合して盛り上がっちゃったような感覚で、痛快。
私はこのオッチャンと気が合うようだけど、そうでない人にとってはちと説教くさいかも?
お気に入りのフレーズは以下の2つ。
「金銭も愛情も他者からは求めず、みずから生産し管理すること、すなわち自由である。幸福は自由の異名であると、私はこのとき知った。」
ごもっとも。でも、浅田さんも言っているけれど、こう考えちゃうと相手がさみしくなってしまってうまくいかないんですよね。どうしたものか。
「感情に流されず、怖れずとまどわず、これまで通りにそれぞれの職分を尽くすことこそが、今の私たちの正しい心構えではあるまいか。」
これは震災直後、私がずっと自分に言い聞かせていたこと。世間が混乱している時こそ、地に足つけて、自分のするべきことを精一杯やるべき。
ところで、万歳三唱の2つめの着目点は結局どうだったのだろう? -
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天切り松シリーズ第二弾
伝説の盗賊「天切り松」が昔懐かしブタバコで説教がてら人々に語る話は大正と言う時代を生きた渡世人の心意気を張った生きた説教。
語る声は闇がたり。
遠くまで聞こえる事の無いその声は懸命に生きた人の道を辿る道しるべ。
とにかくカッコいい人達ですね。大正と言う時代の移り変わりの激しい時代を生きた親方、兄や、姉貴、そして松蔵。
盗人稼業に身を落としつつも義賊となり、強くには意地と心意気で弱くに慈愛を携えて一日一日を懸命に生きているように感じました。
永井教授が安吉親方の事をこう語っている。
「あの人は他人に情はかけても、けっして恩は着せない。人に好いても、好かれようとはしない。義というものを知っている。あれは男の中の男だ。」
人としてこうあるべき姿がそこにあるように感じてなりません。
二作目をむかえ大正時代の松蔵も少し成長していました。天切りの技も習い、これからさらに
裏稼業へと入っていく事になるのだろうと思います。
そうなるかどうかは分かりませんが、松蔵が弟分を持った時にどう語るかが今後気になりますね。