浅田次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ裏すじがなんか辛気臭いので重いのはやだなぁとかおもいながら読み始めたものの、主人公の人の好さに救われ続けるお話。
どんな人生も向き合い方次第なんかなぁ。
幕末の激動期を生きる貧乏武家人の次男坊。理不尽にふりかかる火の粉をかいくぐっていきつくさき。
侍の哲学。嫁と子がかわいそうやなと思いつつもこれがまかり通る時代と江戸もんの根性でのこされるものも誉なのか。
ちょいちょいでてくる憑神や名わき役たちとのコントが小気味いい。
「不仁のきわみである。」
助かりたい一心であったはずなのに宿替えができるとわかった先の反応がこれ。
え?とかじゃなくてこれ。人柄がにじみ出る。
ぞっとしたときの表現が「ざわざわと -
Posted by ブクログ
故郷の母親のもとへ帰郷する物語
そこでの感動の物語と思いきや、その設定が驚き
読み始めですごい違和感がありましたが、その実態は、カード会社のサービスとして提供される、一泊50万円のふるさと疑似体験。
昔ながらの母屋で待つ年老いた母親ちよと村人たち。
そのサービスを受けた3人の物語でした。
大企業の社長の松永
定年後、妻に離婚された、室田
親を看取った女医の夏生
ある意味、高額なチケットでのイマーシブ体験です。
そして、母親のちよがすごい..
典型的な故郷の母親です。
イマーシブフォート東京はクローズしてしまいましたが、ひょっとしたら本当にこんなビジネスモデルが作られる日がくるかもしれま -
Posted by ブクログ
ネタバレ・あらすじ見てほっこりする親子の絆系かと思ったら全然違った
・面白かったけど30年前の小説を2026年に初めて読むと昭和育ちのおじさんの価値観はちょっとしんどかった(真次を父親似にしてるのはわざとだと思うけど)佐吉も真次も、さんざん女を振り回して最低だけど、そういう嫌な部分がそっくり親子なんだなと思った
・真次の家族ずっとかわいそう、親父に文句言うなら不倫するなよ~…
・お兄ちゃんが救われない、電話であんなこと言うべきじゃなかったのに
・真次が兄の自殺を目の当たりにしたとき「俺が何をした」って佐吉と同じ台詞吐くのこわい
・みち子目線の昔の地下鉄の描写がとても綺麗でときめきが伝わってきてそこだけ