浅田次郎のレビュー一覧

  • 黒書院の六兵衛 (上)

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    江戸城無血開城を成功させるべく、ある侍の立ち退き説得を描く。

    六兵衛の謎が解けていってるようで解けていない。下巻が楽しみだ。

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    2022年09月13日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    一言も話さない主人公、六兵衛の正体に迫る下巻のはず・・・なのだが。

    話としては「あいつはこの御方ではないか」説が飛び交いまくるので、動きがあって面白い。

    ラストもなかなかに見せるシーンではあったが、やはり・・・なのがなんとも。

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    2022年09月13日
  • 蒼穹の昴(3)

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    シリーズ第三冊
    清朝末期、官僚として進歩派の先鋭となった文秀と、宦官として西太后の庇護のもと成功した春児。
    いよいよ新しい時代が始まるその中、幼馴染の2人の人生が交わり展開していく。

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    2022年09月08日
  • 王妃の館 上

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    今ね、あんまりこういうドタバタの気分じゃないんだけれど、しんどい本の隙間にって感じで手に取って、めまいの治らない日にほけ〜っと読む。

    オットを支える妻は素敵なのよ、えぇ、素敵。でもね…。

    パリの地図を見て、まだ行っていない場所だと確認。
    ショパンの墓とか、あっち側を次回行ってみるかという
    気づきのきっかけになったのはgoodですよ。

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    2022年09月05日
  • 夕映え天使

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    帯には「泣かせの浅田次郎史上、最多涙小説」とありましたが、自分の涙腺のポイントとは違っているようで、まったく涙は出ませんでした(笑)
    とはいうものの人生の哀愁を感じる物語

    6編からなる短編小説
    ■夕映え天使
    ■切符
    ■特別な一日
    ■琥珀
    ■丘の上の白い家
    ■樹海の人

    なんとも、驚いたのがSFチックな
    「特別な一日」
    退職を3か月繰り上げた高橋の、その退職の日の物語かと思いきや、最後はびっくり。

    また、
    「丘の上の白い家」
    はブラックな感じです。
    丘の上の白い家の少女に親友の清田を紹介したところ、しばらくして二人は心中したとのこと。
    その死の真相は?
    遺書のメッセージがブラック..

    「琥

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    2022年09月04日
  • 蒼穹の昴(2)

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    清朝末期を描いた歴史物。

    宦官となった春児、官吏となり政権の中央に進む文秀。
    春児の妹は、文秀の庇護のもと育てられる。
    西太后の譲位。巨大な官僚利権組織の中の権謀術数渦巻くスリリングな展開は、ややこしいが面白い。

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    2022年08月26日
  • 壬生義士伝(下)

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    大政奉還から始まる戊辰戦争の動乱の中、新撰組は幕府側からも冷遇されるが己れの武士道を全うするために戦地に身を投じていく。吉村貫一郎親子も例外ではなかった。 吉村貫一郎死後の箱館戦争まで話が進んでいきますが、少し余分なエピソードではないかと思ってしまいました。新撰組の最後を描くなら土方歳三の最期を語らなくてはならないのはよくわかるのですが、吉村貫一郎の人生だと蛇足感が否めません。吉村貫一郎自体があまり知られていない人だというのはわかるのですが。そして、息子の人生も物悲しすぎました。

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    2025年12月21日
  • 月下の恋人

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    この人の本初めて読んだけど、綺麗でちょっと不思議な本だった。表題作なんかはホラーなのかファンタジーなのか恋愛小説なのかどれも当てはまるような当てはまらないような物語。

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    2022年08月09日
  • 憑神

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    ネタバレ

    最初は貧乏神やら厄病神やらが出てきて、主人公がアップアップするコメディだったのが、後半は武士道精神を貫く漢の話になっていって、勝海舟やら榎本武揚とか、実在の人物も出てきて、何やらかんという感じですが、爽やかな読後感でありました。

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    2022年08月08日
  • 天子蒙塵 1

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    婉容と文繍に以前から興味があったので読んでみた。婉容の描き方は辛辣な感じもしたが、一つの見方として知ることができたこともあり、興味深かった。

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    2022年07月26日
  • 降霊会の夜

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    戦後に生まれ、東京の裕福な家庭に育った男性が、ひょんなことから降霊会に誘われ、過去と向き合う話。降霊会というと突拍子もないように思えるけれど、終戦から高度成長期までの時代のリアルな空気、当時の東京で裕福に育った若者達の在り様など、読み応えがあった。
    個人的に、終わり方がいまいちしっくりこないような気がして残念だった。

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    2022年07月04日
  • 夕映え天使

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    哀愁漂う6つの短編。この中では「夕映え天使」が1番好き。惚れていたことに気付くも、どうにもならない無力感。

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    2022年06月26日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴の外伝!

    蒼穹の昴で登場した人々が義和団事件の最中に殺されたとされる珍妃の井戸事件の真相を語る!

    しかし、証言者達の証言は、ことごとく食い違う!?

    果たして珍妃を殺めた犯人は誰なのか?


    関連して、読む前に『蒼穹の昴』はさることながら、松岡圭祐さんの『黄砂の籠城』と『黄砂の進撃』を読むと登場人物達の相関図が立体的になります!


    【義和団事件について考えて思う事】
    あくまでも個人的な意見ではありますが、清国にアヘンを持ち込んだイギリスという国家、アジア諸国を植民地支配していた欧米諸国、世界に混乱と争いを巻き起こす耶蘇教の人々、そんな西洋文明に憧れる私達の国を思うと辟易とします・

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    2022年06月18日
  • 椿山課長の七日間

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    ネタバレ

    なんか悲しい。
    いい人ほど幸せになれない。

    登場人物が、いい人で逆境に折れることなく前向きな姿に心打たれるが、人の幸せを願い行動できる人ほど幸せに見えない。でも、彼らは自分の幸せよりも自分の愛する人の幸せを願える人たちだから、自分が犠牲になったとしても他人から見たら幸せではない現状なのに満足そうに笑っている。

    幸せの形って人それぞれなのか、と考えさせられる本。
    登場人物の人たちがみんな、他人を大事に思えてる人で、うまくいかなかったことも誰かのせいにするより、自分に振り返って考え直すところがまたいい人加減を倍増。でも、生きていればまた違った選択肢なのかな?自分はもう愛する人に何もできないから

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    2022年06月14日
  • 輪違屋糸里(下)

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    新撰組土方歳三に愛された島原の大夫、糸里が悲しくて、強く女の道を生きていく物語。途中少し進まない部分があったが、一人称になると勢いがあった。

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    2022年06月06日
  • 夕映え天使

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    一番最後の「樹海の人」を読んだとき、村上春樹さんの、題名は「鏡」だったと思う、短編を思い出した。夜の校舎だったかで、壁の鏡に自分がうつっていたが、その表情がものすごい憎しみの表情で、怖くなって持っていたバットで鏡を割ったが、後でその場所に行ってみたら鏡などなかった。「樹海の人」は未来の自分が世をはかなんで樹海で自殺しようとするのに出くわしたと信じるようになった。自分は何のために生きるのか、自分とは何者なのか、自分自身の存在意義を考えさせられる。

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    2022年06月04日
  • 絶対幸福主義

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    幸せ(あるいは幸福感)とは何かというのは、古今東西いろいろな議論があるところだが、やはり「足るを知る」が真理と言う人が多いようだ。持っていないものを求めてあれがない、これがないと言うのではなく、持っているもの(健康だとか、三度三度の食事だとか、家族の笑顔だとか)に感謝をし、楽しむことが幸せの要諦。とかそんな話から始まって、浅田次郎得意の競馬談義、ラスベガス談義と続いて最後は手遊び風の時事エッセイまで蛇足が続く。第一章だけ抜き出して本にした方がいい気がする。

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    2022年05月15日
  • 見知らぬ妻へ

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    浅田次郎の短編集。
    この小説は過去と現在が逡巡する。自分が意図していないことに直面する、そんな過去を繰り返して現在がある。
    私達がいま目の当たりに幸せ/不幸せも実は凄く脆いもので、しばらくすると全く変わっているかもしれない。
    そんな当たり前のことを今一度認識させてくれる一冊。

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    2022年05月01日
  • 中原の虹(3)

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    20世紀前半の中国を描く蒼穹の昴シリーズ、第三弾の3冊目です。孫文が革命政府である中華民国を建国し、満州に張作霖が軍閥を作る中、清王朝は滅亡へと向かいます。そんな中、袁世凱は予想外の方法で宰相になろうとしていきます。意外と本作では、革命の立役者であった孫文についてはほとんど触れていません。設立したての中華民国がどこに向かうのか?張作霖との衝突が起きるのか?最終巻に期待です。

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    2025年12月21日
  • 地下鉄に乗って 新装版

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    いまや世界的大企業へと発展した会社の創業者・小沼佐吉。家庭でも暴君だった佐吉の次男である小沼真次は幼いころ、兄がくり返した佐吉への反発をよく目にしていた。しかし、その反発がこじれて兄が自殺を遂げてしまったことを機に、真次の父親への反感は決定的なものとなる。大人になっても親の会社を継ぐことはなく、地下通路の一角に事務所を構える小さな会社で働く真次。そんな彼は、ある日、高校時代の書道の先生だった野平と偶然出会うことになる。その出会いのときをきっかけにするように、彼は時間を超える経験を幾度として、本当の父親の人生を知ることになっていく。

    1994年の作品です。崩壊したバブル景気の毒々しさの名残が色

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    2022年04月05日