浅田次郎のレビュー一覧
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蒼穹の昴の外伝!
蒼穹の昴で登場した人々が義和団事件の最中に殺されたとされる珍妃の井戸事件の真相を語る!
しかし、証言者達の証言は、ことごとく食い違う!?
果たして珍妃を殺めた犯人は誰なのか?
関連して、読む前に『蒼穹の昴』はさることながら、松岡圭祐さんの『黄砂の籠城』と『黄砂の進撃』を読むと登場人物達の相関図が立体的になります!
【義和団事件について考えて思う事】
あくまでも個人的な意見ではありますが、清国にアヘンを持ち込んだイギリスという国家、アジア諸国を植民地支配していた欧米諸国、世界に混乱と争いを巻き起こす耶蘇教の人々、そんな西洋文明に憧れる私達の国を思うと辟易とします・ -
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ネタバレなんか悲しい。
いい人ほど幸せになれない。
登場人物が、いい人で逆境に折れることなく前向きな姿に心打たれるが、人の幸せを願い行動できる人ほど幸せに見えない。でも、彼らは自分の幸せよりも自分の愛する人の幸せを願える人たちだから、自分が犠牲になったとしても他人から見たら幸せではない現状なのに満足そうに笑っている。
幸せの形って人それぞれなのか、と考えさせられる本。
登場人物の人たちがみんな、他人を大事に思えてる人で、うまくいかなかったことも誰かのせいにするより、自分に振り返って考え直すところがまたいい人加減を倍増。でも、生きていればまた違った選択肢なのかな?自分はもう愛する人に何もできないから -
Posted by ブクログ
いまや世界的大企業へと発展した会社の創業者・小沼佐吉。家庭でも暴君だった佐吉の次男である小沼真次は幼いころ、兄がくり返した佐吉への反発をよく目にしていた。しかし、その反発がこじれて兄が自殺を遂げてしまったことを機に、真次の父親への反感は決定的なものとなる。大人になっても親の会社を継ぐことはなく、地下通路の一角に事務所を構える小さな会社で働く真次。そんな彼は、ある日、高校時代の書道の先生だった野平と偶然出会うことになる。その出会いのときをきっかけにするように、彼は時間を超える経験を幾度として、本当の父親の人生を知ることになっていく。
1994年の作品です。崩壊したバブル景気の毒々しさの名残が色 -
Posted by ブクログ
ネタバレ三十代の女です。
帯の煽り文句のように泣くことはおろか涙ぐむこともなく、共感することもあまりなかったです。ただ、読み終わってから思い返すことが多い小説でした。
特に印象的だったのは、地球最後の日を描いた『特別な一日』でした。たった一日にフォーカスを当てることによって、彗星の衝突が避けられないと知ったときのことやこの三年をどう生きようかと苦悩したであろう人々の思いを想像する余白があり、たくさんの登場人物に思いを馳せることができました。
ひとりぼっちで世界の終わりを受け入れる方もいるようで切なく思いつつも、この一日こそがその人の生き方の集約のように思えたりもしました。でも、人生をそんな一日ごとき