浅田次郎のレビュー一覧

  • アイム・ファイン!

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    内容紹介

    書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々

    JAL機内誌『スカイワード』で好評連載中のエッセイ『つばさよつばさ』から生まれた単行本『アイム・ファイン!』を文庫化。
    「飛行機の座席を選ぶにあたって、私は必ず窓側を
    指定する。旅慣れた人は通路側を好むものだが、どうも外の景色がみえないと損をしたような気がするのである」
    1年の3分の1は旅の途にある、超多忙作家の浅田次郎氏は
    まさに好奇心のかたまり。。自身の目を通した国内外の出来事は、たちまち優れた一編の随筆へと姿を変えていきます。
    NHKドラマ『蒼穹の昴』の北京ロケに足を運んでみると・・・『西太后の遺産』。都内を愛車で走るうちに警官に止められて・・・『やさしいおまわりさん』。最近目にしなくなった二千円札の謎を追ってみると・・・『消えた二千円札』。行きつけのアメリカのステーキレストランで目撃した驚くべき親子とは・・・『デブの壁』ほか、珠玉の40編を収録。
    「命惜しくば南国の楽園にでも飛んで、体力を恢復したいところなのだが、酷いことにはその抜け殻にさえ、次なる原稿の締め切りは迫る」。
    そう苦笑する浅田氏の書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々が絶妙の筆致で描かれています。

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    2018年07月06日
  • つばさよつばさ

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    内容(「BOOK」データベースより)

    「旅」を綴った珠玉のエッセイ四十編。JAL機内誌『SKYWARD』の人気連載待望の文庫化。

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    2018年07月06日
  • 活動寫眞の女

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    浅田流ファンタジー。
    全てが幻だったのか。
    古い映画のように思い出すのがもどかしいほどの幻。
    その幻の中で目にしたものは何だったのか。
    現実と幻が入り組む悲しい悲しい幻の物語。

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    2018年06月19日
  • ハッピー・リタイアメント

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    定年まであと四年のしがない財務官僚・樋口と愚直だけが取り柄の自衛官・大友。二人が突如転属を命じられたJAMS(全国中小企業振興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実体のない天下り組織。戸惑う彼らに、教育係の立花葵はある日、秘密のミッションを言い渡す。それは汚職か、横領か、それとも善行か!?痛快娯楽「天下り」小説。

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    2018年06月12日
  • 王妃の館 下

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    ひと癖もふた癖もある「光」と「影」のツアーメンバーたちは、ドタバタ騒ぎとニアミスをくりかえしながらも、それぞれのパリの旅を楽しんでいたーかに思えたが、ついにツアーの二重売りがバレそうになって、さあ大変。さらに「王妃の館」に秘められた太陽王・ルイ十四世の愛の行方をからめて、物語は十七世紀と現代とを縦横無尽に駆けめぐる。

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    2018年06月12日
  • 王妃の館 上

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    パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて…。

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    2018年06月12日
  • シェエラザード(上)

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    昭和二十年、嵐の台湾沖で、二千三百人の命と膨大な量の金塊を積んだまま沈んだ弥勒丸。その引き揚げ話を持ち込まれた者たちが、次々と不審な死を遂げていくー。いったいこの船の本当の正体は何なのか。それを追求するために喪われた恋人たちの、過去を辿る冒険が始まった。日本人の尊厳を問う感動巨編。

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    2018年06月12日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    日本史上最大のお気楽男、ファッション・メーカーの共同経営者にだまされ彼女にも逃げられた正真正銘のバカ、大前剛47歳。元スーパー・キャリア・ウーマン、現ラスベガス・ブールヴァードのコール・ガール、肉体以外のすべてを捨てた梶野理沙32歳。ベトナム戦争末期の鬼軍曹も、いまはただの飲んだくれ、エリートの妻に捨てられたジョン・キングスレイ―が、スロット・マシンで史上最高のジャック・ポットを出しちまった!だが…。謎の老婆に若き石油王、元マフィア父子にヒットマンetc。爆笑のうちに、人生はルーレットのごとく回転し、そして!著者会心の、勇気百倍正調喜劇。

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    2018年06月12日
  • 勇気凛凛ルリの色 満天の星

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    パリに行った。自分の作品の映画も出来た。そして、ガッポリ税金も納めた…。このエッセイは、無名の物書きが小説家になるまでのサクセス・レポートとして読んでほしい。さあ、泣いて笑って、みんなでサクセスしよう!惜しまれつついったん連載を終了した、不滅の痛快エッセイ、とりあえずの最終巻。

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    2018年06月11日
  • 勇気凛凛ルリの色 福音について

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    ついにとったぞ、直木賞。受賞前後の興奮と戸惑いを綴るエッセイ。爆笑のち涙。やがてじんわり効いてくる! 恋焦がれた直木賞。紆余曲折はあったけど、ついに雪辱、祝受賞。その前後の喜怒哀楽を、ときに格調高く、そしてときに下品に綴った貴重な記録の傑作エッセイ。他人の弱点を笑いとばし、自らの身を嘆息する。しかし我が道を信じ邁進し、手に入れたのが売れっ子作家の誉れと超多忙。力みなぎるエッセイ集。

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    2018年06月11日
  • 勇気凛凛ルリの色 四十肩と恋愛

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    キワモノである。下品である。悪意と偏見に満ちている。全然やすらぎを与えない。エッセイの本義に悖るーと自らの文章をも毒舌をもって語る人気の直木賞作家が、喜怒哀楽を包み隠さず吐き出した痛快エッセイ。実は読むと、やさしい人間臭い視点で世の中を捉えた、涙と笑い、感動がいっぱいつまった一冊。

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    2018年06月11日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    陸上自衛隊出身、ピカレスク人生経由、現在小説家。今や超多忙で絶好調、超有名とサクセスした直木賞作家が、理不尽な宿命を笑いとばす自伝的熱血エッセイ。涙あり笑いあり怒りあり哀しみあり、おのれの目標めざして突き進んだ男の、体を張った文章は、読めば思わずパワーが湧いてくる!

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    2018年06月11日
  • 歩兵の本領

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    名誉も誇りもない、そして戦闘を前提としていない、世界一奇妙な軍隊・自衛隊。世間が高度成長で浮かれ、就職の心配など無用の時代に、志願して自衛官になった若者たちがいた。軍人としての立場を全うし、男子の本懐を遂げようと生きる彼らを活写した、著者自らの体験を綴る涙と笑いの青春グラフィティ。

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    2018年06月09日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    彼の人生はいつも地下鉄とともにあった。いつもどおりに道を歩いていると、彼は時折過去の世界に迷い込んでしまうようになる。その世界で見えてくるのは彼の、そして家族の過去。すべてを知ると、全く違う光が差し込んでくるようで。

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    2018年06月06日
  • 王妃の館 下

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    ネタバレ

    笑いと泣きの割合でいうと、泣きのほうが多かった。特に、ヴォージェ広場のビストロ「マ・ブルゴーニュ」の店主であるマイエの言葉「愛されるより、愛するのです」という言葉が胸にぐっときた。彼は死ぬまで愛するディアナとプティ・ルイのために晩餐を届け続けたのだ。途中でディアナに愛の告白を拒まれても、死ぬまで愛し続けた美しい心の持ち主であり、大尊敬に値する。プティ・ルイの物語は途中から北白川右京の作品と、老コンシェルジュが語るものとがごっちゃになってきて、どちらの話なのかまったく検討が付かなくなるのだが、どちらにせよ涙無しには語れないほどの感動ストーリーで、最終的にはどちらでも構わないという不思議な気持ちになってしまう。近藤とクレヨンも無事結ばれたことだし、吉本新喜劇的なエンディングも良しとしよう。

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    2019年01月16日
  • 王妃の館 上

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    ネタバレ

    安定の浅田先生。声を出して笑うシーンもあれば、思わず涙が流れるシーンもある。本書は、倒産寸前の旅行代理店が、フランスの格式高い老舗ホテル一部屋を二重貸しして資金を調達することから始まる。実はこのホテルは全15部屋しかなく、不景気の真っ只中であるため、突如キャンセルとなった空き部屋を埋めるため旅行代理店とグルになって二重貸しするという、なかなかの暴挙にでる鬼畜ぶりである。本ツアーは10泊で200万近くする高額の光プランと、たったの19万ぽっちで10泊できる影プランとの2つで出来ている。光と影のお客様同士が部屋の二重貸しに気づかないように配慮しながら物語が進められるのだが、登場人物全員のキャラが立っていて、いちいち笑わせてくれるのだ。個人的に一番好きなのはゲイのクレヨンこと黒岩源太郎さん。何がいいって、まずこのニックネームと名前が素晴らしい。それにフランス語もペラペラで見た目も美しいという。完璧に面白い。このクレヨンと元警察官の近藤のコンビが良い。下巻では2人で手を繋ぎあって幸せになることを密かに願っている。

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    2019年01月16日
  • 一路 (下)

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    ネタバレ

    下巻も楽しかった。やはり浅田先生、大興奮の面白さである。感動に涙した回数でいうと、圧倒的に上巻のほうが多いが、下巻も人間ドラマから目が離せず、蒔坂左京大夫が段々かっこよく見えてくるから不思議。左京大夫に限らず、主人公の小野寺一路を始め、登場人物すべてがイキイキしていて、その魅力は悪役も含めて全員を好きになってしまうほど。好きな登場人物を上げればキリがないのだが、下巻では特に国分七左衛門の義理堅い男臭さが書き出されていてよかった。思わず声に出して笑う場面も数多くあり、泣いたり笑ったりと感情を揺さぶられまくる良書。

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    2026年06月04日
  • ハッピー・リタイアメント

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    ザ浅田次郎ワールド。最後に樋口が言った俺たちはまだ若い。からの一連の話は自分にも染みてきた。毎日仕事に追われているけどまだまだ人生を諦める必要はない!と感じた。

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    2018年05月19日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    天切り松 5巻目。虚実入り交えて描かれる昭和初期の風景は、さすがにネタ切れというか何というか、かなり破綻気味の個所も垣間見えるが、破綻するかしないかの微妙なラインで均衡を保つのも浅田次郎の芸の一つ。仕立屋銀次の葬儀を歌舞伎調で謡いあげる「男意気初春義理事(おとこいきはるのとむらい)」から、五・一五事件に巻き込まれるチャップリンを描いた「ライムライト」まで、やりたい放題の 6編。

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    2018年05月17日
  • 一刀斎夢録 下

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    浅田次郎 新撰組三部作の完結編。夜ごと斎藤一が語る剣の奥義を究めた新撰組の生きた証と鬼のように人を切りまくった人間の生き方というものを聞きながら、聞き手の近衛将校梶原中尉と同じように酔った感じ。三部作とはいえ、「壬生義士伝」「輪違屋糸里」とはまた違った切り口の浅田節のエンタテイメント。

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    2018年05月16日