浅田次郎のレビュー一覧

  • 蒼穹の昴(3)

    Posted by ブクログ

    2021.2.1
    チュンルのこれまでの積み重ねが実を結んで嬉しい。真面目と勤勉を継続する事がどれだけ大切で難しい事なのか分かる。
    先も読めない展開に目が離せません。

    0
    2021年02月02日
  • 椿山課長の七日間

    Posted by ブクログ

    とても興味をそそる展開だなと思いつつも、なんだかストーリーにどっぷりとは入り込めないやうな、、、微妙な感じでした。。ところどころに、うーんしっくりこないなぁと感じる場面がいくつかあったからかなぁ。

    0
    2021年01月07日
  • 地下鉄に乗って 新装版

    Posted by ブクログ

    【おもかげ】の発売情報を読んでいたら、この【地下鉄に乗って】のことに触れられていて、興味を持ち、
    タイムスリップものとの前情報で、SFやファンタジー的な小説が苦手な自分にはどうだろうな・・・と思いながらも、読んでみた。

    地下鉄の描写と街の描写があるから、地下鉄の出口から上がると、最初は、そこから広がる現在の街の風景が頭の中に自然と広がるのだが、
    そこにタイムスリップした真次の目に映る、1960年代や戦後の街の描写が重なると、自分までタイムスリップしてしまったような心細さを感じてしまう。
    目の前に広がる当時の街並みは、時代の暗さを反映してか(特に戦後は)モノクロ。どこか、ほの暗くて、寂しいよう

    0
    2021年01月05日
  • わが心のジェニファー

    Posted by ブクログ

    ラリーが途中で
    日本人の魅力的な女性と
    ねんごろになっちゃう展開
    その上 ジェニファーにまで
    懺悔ともとれる手紙を送るにあたって
    男の都合のいい夢に
    うんざりしてきます

    ラリーがお子様に思えて
    いらっとしますね

    ラリーが北海道で出会う
    運命の出会いの良さが
    かすんでしまうわ

    0
    2021年01月02日
  • 月のしずく

    Posted by ブクログ

    ずっと積読にしていた本と思ったが、読んだことあった。

    浅田先生の「鉄道員(ぽっぽや)」の頃の短編集。
    「月のしずく」千葉の姉ケ崎だったら、多少土地勘もあるのに、既読に気が付かなかった。「聖夜の肖像」で、稍々記憶があるなあ。4作目の「瑠璃想」は、覚えていた。他の作品もしっかり覚えていたものも、全然記憶のないものも。
    記憶のない作品も浅田節に慣れてしまっているのと、目の衰えで、一文字一文字を追わず、大体の文意を追うような読書になった。

    0
    2020年12月03日
  • 姫椿

    Posted by ブクログ

    小説って、フィクションではあるけれど、誰かの人生を覗き見ているような気持ちになるが、これが正にそうだった。

    どこかに、こういう日常を送っている人がいそうだな、とちょっとほっこりした気持ちになった。

    トラブル・メーカーのオチには、思わず「まじか!」と言ってしまったし、シエではちょっとウルっときて…
    確かにちょっと今の時代からズレているかも知れないけれど、逆にそれが良かった。

    0
    2020年11月23日
  • 新装版 お腹召しませ

    Posted by ブクログ

    幕末から明治初めの武家社会を舞台にした短編集。短編には、それぞれにエッセイが収録されている。
    それを読む限り、この小説は、著者のお祖父さんが、話して聞かせてくれた話を元にしていて、フィクションでありながらも、ある部分ではノンフィクションのような。
    短編でサクサクと読め、簡潔に話が終わるのは、それでそれで読みやすく面白かったが、もう少し長い話として読んでみたいと思った。

    0
    2020年11月23日
  • マンチュリアン・リポート

    Posted by ブクログ

    本作といい『珍妃の井戸』といい、
    このシリーズ幕間の作品は他国の侵略という目線が大いに採用された中国近代史になっています。
    そのぶん日本人としては読むのが辛い……

    これはフィクションだから史実と混同してはいけないのだけれども、
    フィクションは時に史実より雄弁にわたしたちへ語りかけてくるなあと、それが文学の力だなとこの頃思います。

    0
    2020年10月10日
  • アイム・ファイン!

    Posted by ブクログ

    浅田次郎のエッセイ本です。
    小説の中でも「壬生義士伝」は個人的好きな小説ランキング上位ですが、著者の書籍はハズレもなく好きな作家のひとりでもあります。
    風体から勝手に落ち着いた感じのいいおじさん、というイメージを持っていましたが、違いました。

    ラスベガス通いのギャンブル狂?、クルマ好きのスピード狂?、元はリーゼントなど、ものすごくヤンチャな人なのだとわかりました。
    人となりを知ることができるエッセイですので、著者に興味がある方にお勧めします。

    0
    2020年10月05日
  • 神坐す山の物語

    Posted by ブクログ

     作者が幼いころに見聞きした、母方の実家である奥多摩の神社にかかわる怪異譚。
     御師が’穢れ’と呼んだ理由にぞわっとする「兵隊宿」、心を衝かれた「見知らぬ少年」など七編。

    0
    2020年09月25日
  • 竜宮城と七夕さま

    Posted by ブクログ

    浅田さんの好きなエッセイの一つです。あまり飛行機に乗る機会がなくてリアルに読むことはなかなかないのですが、少ないページ数の中にクスッと笑える要素が詰まっていて少しホッとします。

    0
    2020年09月12日
  • 蒼穹の昴(3)

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。

    レビューを書くのを忘れて数ヶ月放置。。。

    この作品、うろ覚えの記憶で薄いレビューを書きたくない。
    かといってレビューのためだけに再読するには、やや重い。

    というわけで、今回は感想なし。

    ★4つ、7ポイント半。
    2020.5.15頃。新。

    0
    2020年08月21日
  • 夕映え天使

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつもの雰囲気を持った短編集。最後の一話は浅田次郎本人の自衛隊に入隊する経緯を描いているようで興味深い。

    0
    2020年08月15日
  • かわいい自分には旅をさせよ

    Posted by ブクログ

    中国の清王朝が好きなので清のことが少しでも書かれているならばと読んだ一冊。実際清に関する部分は一部です。蒼穹の昴とプリズンホテルが同時進行で執筆されていたとはびっくり。浅田さんの小説は物語の展開に加えて膨大な情報量と知識の深さが凄いと感じますがエッセイを通じて浅田さんがどのような方でどうしてあのような小説が書けるのか納得できた気がしました。

    0
    2020年07月28日
  • プリズンホテル 3 冬

    Posted by ブクログ

    3巻、冬です!
    本巻も一気読み出来る面白さではあったけれど、夏・秋には劣るかなあ。

    まりあ様と黒田の掛け合いには爆笑したし、全員B型にも笑った。。それでいて冬の巻に相応しくしっとりと、たびたび命について考えさせられるところはじーんとしました。
    ですが、最後に清子を雪に埋めて自殺をさせようとする木戸の心理が全く理解ができず、(展開的に助かるだろうことは分かっていたとはいえ)なんだかとても不快。
    木戸のDV、ホントに勘弁して欲しい、そのせいで爽快感や感動が全部吹き飛びます。
    一般的な読者は嫌悪感ないのかなあ・・・
    うちの夫はそれに腹が立ち、夏の途中までしか読めなかったです。(秋はDV

    0
    2020年06月30日
  • ブラック オア ホワイト(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    商社マンが見る夢の小説。黒い枕を使うと悪い夢、白の方だとよい夢を見るのだが、国や時期を変えながら話が進む。だんだん訳が分からなくなって夢を見ているような感じになる。

    0
    2020年06月26日
  • 椿山課長の七日間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おじいちゃんが格好よかったねぇ。元やくざさんもすっげー温かい、子分思い。掟は破っちゃったけど、周りの誰もが幸せになった。椿山課長は、自分が納得いかなくて色々知ることで反省もして、何だか最後まで情けなかったけど、すごく人間らしかった。天国に行かれるんだろうね。

    0
    2020年06月14日
  • わが心のジェニファー

    Posted by ブクログ

    プロポーズ承諾の条件に
    「日本にひとり旅に行く」と言い渡されたアメリカ人の青年ラリー

    日本の技術に度肝を抜かれ
    京都の美しさに感動し・・・
    日本各地を旅しながら人と出会い

    最後にたどりついた釧路で待っていたものは。。

    アメリカ人から見た日本ってこんな感じなのかなと
    面白く読んだけれど
    ラストはちょっと強引かなぁ

    こんな都合よく偶然ってある?? な感想

    0
    2020年06月09日
  • 勝負の極意

    Posted by ブクログ

    大きく2部に分かれていて、前半は自叙伝的な内容、後半(といっても本の2/3くらいを占めていますが・・・)は競馬のお話し。

    著者は自身を「プロ」と呼ぶほどの勝負師で、競馬歴は長く、「運」「投資金額」「予想」などなどについて、経験に裏打ちされた哲学を、お上品なかたたちは眉をひそめてしまうような言葉遣いをちりばめながら披露しています。

    また、昔の競馬場の様子や市井の人々の様子がユーモア溢れる表現で描かれており、一気に読んでしまいました。

    ギャンブルに抵抗がある人は無理かもしれませんが、抵抗のないかたは存分に楽しめるかと思います。

    0
    2020年05月06日
  • オー・マイ・ガアッ!

    Posted by ブクログ

    場所はラスベガスのカジノ‼ひょんな巡り合わせからジャックポッドに3人の運命が交錯する❗何も考えずにのめり込んで読める内容はさすがの一言。読み終わったあとラスベガスにいきたくなること間違いなし✨

    0
    2020年04月28日