浅田次郎のレビュー一覧

  • 天切り松 闇がたり 第三巻 初湯千両

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    シリーズ第3段。

    安心して読める面白さ。いつもの面々、いつもの舞台。大正時代の華やかさ、オツだね。

    恋に頬を染めるおこん姉さんが、可愛かった。竹久夢二にはっぱをかける男気(?)、恰好良し。

    一番好きなのは、最終編「銀次陰盃」。

    ★3つ、7ポイント。
    2017.10.20.古。

    ※好きになった小説作品について、もし映像化するなら・・とキャストを創造するのが好きなのだけれど・・

    天切り松は、永六輔さん、、、、かな。

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    2017年10月23日
  • 日本の「運命」について語ろう

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    内容も平易でわかりやすいのだが、読んでいるうちに言っていることに根本的な変化がないので飽きてしまった。近現代、特に明治時代にフォーカスされているが、その内容は歴史に興味がある人が読めばほとんど知っているようなことばかりであまり面白みはない。改めて、明治維新が現代にまで与えている影響、その重要性を確認するといったところである。
    同じことについて章をまたいで何度も言及されていることが多々あり何なのだろうと思ったら、本著は講演録なのだそうだ。題名に入れなかったのは著者の思いがあるから良いにせよ、裏表紙のあらすじ部分に説明があっても良かったのではないかと思う。

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    2017年10月09日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    好きな作家の作品としてはガッカリ。エッセイとなると作家の人となりが表れてこれまでの堅物なイメージが一気に崩れた…。

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    2017年09月24日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    中盤までどうも情景を想像出来ず、時代の言葉も難しい…、読むのを諦めようかと思ったけど、段々世界観が分かってきて謎も明らかになっていって、読み続けて良かったなと\(^^)/
    真次の性格はあまり好きになれず、節子が真次に進言した時は激しく同意した(^^)笑
    映画化もされてるならそっちの方が見やすいのかな。

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    2017年08月28日
  • 活動寫眞の女

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    ネタバレ

    この作品は、語り手が過去を振り返って出来事を語るという形式をとっている。
    ところがあまりに時代の空気をリアルに描いているので、奥付で出版年月日を確認してしまった。
    2003年でした。

    作品の舞台になっているのは昭和四十四年。かろうじて1960年代。
    まだ学生運動が残っている頃。
    そして、日本映画がテレビに押されて、どんどん衰退していった頃。

    親友が、三十年前に死んだ女優に恋をして…だけならまだしも、付き合うとなると、これは相当怖い話だ。
    思わず『牡丹灯籠』(有名な怪談)を想像してしまう私。
    作品内でも『牡丹灯籠』の話は出てくる。

    けれど、死んだ女優・伏見夕霞をよく知っていた、撮影所の倉庫

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    2017年08月12日
  • 歩兵の本領

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    今、話題の憲法改正問題渦中の自衛隊もの。経験者の浅田次郎だけに内情がよく描かれている。安倍や稲田に読ませたい。変わらないものの中で必死になる人々。足搔いている姿が辛いが、確実に彼らの中には一本背が通っていくのが感じられた。
    しかし、自衛隊の実像は皆がわかっているのに、それを利して憲法改正をごりおしして、正当化しようとするのは?日本はどこに向かっているのか?

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    2017年08月08日
  • プリズンホテル 1 夏

    購入済み

    プリズンホテル

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    2017年07月24日
  • ま、いっか。

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    「平和と親しみが一番。戦ったり争ったりしないように心がけなさい」という聖徳太子の十七条憲法の第一条をあとがきにて紹介。生きるということの本質さへ捉えれば、あとは“ま、いっか。”で済んでしまうということでしょうか。

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    2017年06月01日
  • 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

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    1990年代後半から2010年代まで、さまざまな雑誌に掲載された浅田次郎のエッセイを集めたもの。人気作家の新旧エッセイをまとめて1冊の本にするというのは、お金儲けの安直な手段だという気はしますが、上手く8つのテーマに分けられています。故郷に馳せる想い、母と義母、父、娘など家族や飼い猫、博打、小説家という職業、英雄についてというように分けられ、私にとって興味のないテーマならば退屈で仕方ありませんが、興味を引かれるテーマは★5つとしたくなるほど。

    しかし、退屈か面白いかは抜きにして、浅田次郎の文章にはいつも感じ入ります。この人はどれだけ語彙が豊富なのだろうと思わされることしばしば。私がいままで見

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    2017年05月15日
  • かわいい自分には旅をさせよ

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    過去にさまざまな紙媒体で発表されたエッセイの、よくいえば選りすぐり。書籍に収録された一編もあれば、大手新聞に地方紙、週刊誌や月刊誌も認知度の高いものから専門誌、機関誌にいたるまで、よくもこれだけ幅広いテーマで書けたものだなぁと感心することしきり。エッセイとエッセイの間に挟まれて、オマケのような小説『かっぱぎ権左』付き。

    『小説家の経済学』という1編をとても面白く読みました。小説家には年収百万円以下という人がいかに多いことか。そこから抜け出すのは至難の業。しかし、ひとたび年収百万円から飛び出すや、いきなり数千万円の世界となるのだそうです。

    本作は「選りすぐり」ではあるのですが、過去のエッセイ

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    2017年05月17日
  • 中原の虹(3)

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    大いなる母・西太后(シータイホウ)を喪い、清王朝の混迷は極まる。国内の革命勢力の蜂起と諸外国の圧力に対処するため、一度は追放された袁世凱(ユアンシイカイ)が北京に呼び戻される。一方、満洲を支配する張作霖(チャンヅォリン)は有能なブレーン・王永江(ワンヨンジャン)を得て、名実ともに「東北王(トンペイワン)」となる。幼き皇帝溥儀(プーイー)に襲い掛かる革命の嵐の中、ついに清朝は滅亡する。

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    2017年03月23日
  • 輪違屋糸里(下)

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    ネタバレ

    隊士の方々で今まで抱いていたキャラクターのイメージとかなり違う方が結構いらしたので、最初は抵抗がありました。でも読み進めていくうちに何だかスッと入ってくる感じで、〈こういうのもアリだな〉と思わせられました。
    主人公の糸里には最後まで共感できませんでしたが、様々な人物のモノローグ風に進む物語には惹きこまれます。

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    2017年03月20日
  • 王妃の館 上

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    久しぶりに読む浅田次郎作品。

    豪華ツアーと格安ツアーが同時進行というこりゃまたすごい展開です。

    登場人物の視点が結構入れ替わりますが、分かりにくくなることもなく読みやすいです。

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    2017年03月06日
  • 一刀斎夢録 上

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    泣く準備はできているが、あまり泣くポイントがない。斎藤一が語った剣の達人と天才の違いが印象に残っている。剣の道は百里あり、達人は99里まで行ける。その先に千尋の谷があり、どうすれば渡れるか見当もつかない。しかし、天才はいつの間にかその先に立っている、それが沖田総司だと言う。確かに全日本剣道では誰が勝ってもおかしくない紙一重の世界だ。皆99里まで行けた達人なのだろう。

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    2017年03月03日
  • 君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

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    自分の中で素晴らしい作品と「?」の作品の落差が大きい著者。あまりエッセイは読まないのだが、タイトルが面白くて手に取る。

    凡人の自分が言うのも何だが、普通の人なのだなと思った。先日読んだ「団鬼六」や 北方 謙三、司馬遼太郎氏らは天才だと思うが、まあ普通の人が作家という職業を選択したのだなと。(イヤイヤ勿論血のにじむような努力をして今があるとは思うのだが)

    普通の人、ギャンブル好き、規則正しい生活の人と言うイメージ。

    に壬生義史伝はすごく良かったので、他の新撰組モノも読んでみたい。

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    2017年03月02日
  • 歩兵の本領

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    2001年の単行本なので、16年後に読んだことになる。
    既に90件のレビューも有るのでメモ程度に。
    ・1970年代の自衛隊を舞台としている。
    ・"戦後"を引きずっており、鉄拳制裁当たり前。苛めは
      今でも有るらしいが...。
    ・作者の浅田次郎氏が、自身の経験談を踏まえて書いた作品(つまり同年代に自衛隊にいたわけだ)。
    ・殺伐としながらも時代の流れに取り残されたような切ない
      小作品から始まり、段々と殺伐さ熱さを増し、次に整然
      としつつも暖かさを感じさせる。
    ・かみさんが持っていた本で、自分なら選ばなかった本だと
      思う。その分、新鮮だった。
      この作家の本も、実

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    2017年02月27日
  • 中原の虹(2)

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    半世紀にわたり、落日の清王朝を1人で支えた西太后(シータイホウ)が人生の幕を閉じようとするころ、張作霖(チャンヅオリン)や袁世凱(ユアンシイカイ)は着々と力を蓄えていた。死期を悟った西太后が考え抜いて出した結論は、自らの手で王朝を滅ぼすということだった。次の皇帝として指名したのは、わずか3歳の溥儀(プーイー)。その悲壮な決意を前に、春児(チュンル)は、そして光緒帝は――。

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    2017年02月25日
  • 中原の虹(1)

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    「汝、満洲の王者たれ」予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す“龍玉”を手に入れ、馬賊の長として頭角を現してゆく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リイチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。

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    2017年02月16日
  • パリわずらい 江戸わずらい

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    ま、いつもの調子で。

    いつごろのエピソードなのか?
    けっこう以前のような気もするが。
    時期の特定を、絶妙に推察させないトコロがミソだな。

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    2017年01月30日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    松蔵の語りで続いていくのにどんどん読める。おこんの話が特に好い。女の格好良さとか愛し方ってこういうことかもしれない。

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    2016年11月24日