浅田次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦争によって、翻弄されていった人たちを描いた作品。全6章で、一つの章が程よい量になっていました。
テレビドラマは何回も拝見していて、それで読んだ気になっていました。会社の方からおススメということで、今回が初の浅田作品でした。
難しい言葉が多く、なかなか想像しにくい部分もありましたが、戦争の悲惨さは伝わりました。
フィクションではあるものの、こういう人たちが戦争の時代に生きていたと考えると、何ともやりきれない気持ちでもありました。戦死者一人一人に人生があって、ちゃんと生きていたということを表すためにも過去の戦争を忘れていけないなと思いました。戦争文学ですが、想像するような衝撃的な映像が飛び交うの -
Posted by ブクログ
浅田次郎が90年代に書いた競馬エッセイ。登場する馬の名前が多少古かったり、JRAの馬券の種類が現状よりも少なくて、多少違和感を感じる部分もあるが、競馬の見方・考え方には納得できる部分が多い。
作家に競馬好きが多いのは何故か。おそらく机に向かって文章を書くという地道な仕事のストレスを開放するには、競馬のようなアウトドアで、観客が一体になって興奮できるスポーツが合っているのかも。
彼は作家になる前から競馬をやっていて、競馬歴30年以上の大ベテランですが、これくらいになると自分のスタイルを確立しており、一言一言がとても参考になる。真似はできなくても、その考え方に学ぶところは多い。