浅田次郎のレビュー一覧

  • プリズンホテル 1 夏

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    浅田次郎さんの作品は大好きなのに、なぜか手にすることがなかったプリズンホテル。やっと読めました。
    訳ありの人たちが錯綜する、悲喜交々のホテルでの三日間。
    浅田次郎さんイメージの小説家の、まあ感じの悪いこと。熱血ホテルマン、板長とシェフの雑炊リゾット対決は、笑えるし食べてみたくなった。露天風呂も入りたいし、スイートにも泊まりたい。ソフトボールも観戦したい。
    他の季節も読むのが楽しみ。

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    2023年08月21日
  • 歩兵の本領

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    1970年頃の東京を舞台とした陸上自衛隊(市ヶ谷駐屯地)がテーマの中編9編が収録。それらの初出時は99~00年頃、01年刊行、04年文庫化。
    収録されている作品の時代背景となった時期は、令和となった今となっては、もはや半世紀以上も前で、読者の年代によっては、時代小説さながらの感慨があるかもしれない。初出時からも四半世紀近く経ち、その間だけでも、日本のみならず世界も驚くほどに変わってしまった。もちろん、この四半世紀近い間だけでも、この作品のテーマとなった自衛隊(陸海空いずれも)、その自衛隊の動静を大きく左右する政治情勢も、そうしたものを取り巻く様々な動きも、大きく変わってしまった。
    とりわけ、昨

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    2023年08月18日
  • 流人道中記(下)

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    上巻よりも読みやすく玄蕃の罪についてもほどかれていく
    乙次郎とのラストは流石

    現状に疑問を持ち、考えることって難しい
    疑問を持つことすら無くなってしまったら進まない
    でも守りに入って見て見ぬふりをする

    など、現代社会でもぶつかる壁に通ずることを
    考えさせてくれる作品

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    2023年08月06日
  • 流人道中記(上)

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    久しぶりの浅田次郎さんの作品
    切腹を拒み流罪になった旗本と押送人の物語

    黒書院の六兵衛の六兵衛同様、分からないことが多い人物なのに魅力を感じる描写は健在

    まだ上巻なので、もやもやした部分が多く
    よいところで終わるので、下巻とまとめて購入してきて
    良かった

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    2023年08月02日
  • 夕映え天使

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    表題作を含む六篇からなる短編集。

    切なさ、空虚、不思議、と様々な感覚を楽しめた短編集。
    特に好きだったのは「特別な一日」
    そうだろうな〜から、あぁそういうことか〜に変わった。読んでる途中から感じてた不思議な違和感が腑に落ちた。

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    2023年07月17日
  • プリズンホテル 1 夏

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    シリーズ作品なので、これから徐々に厚みが出て、もっと面白くなりそうな予感。
    ホテル従業員の言葉使いにくすりと微笑むところもありナイスでした。それぞれのキャラが立っている。ナイスでした。

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    2023年07月17日
  • 流人道中記(上)

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    やっと読み終わった…
    あまりに進まなくて、挫折しそうになりました。
    先に読み終えた母いわく、下巻は読めるらしい。

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    2023年07月11日
  • 姫椿

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    不幸の分だけ、ちゃんと幸せになれるよ。
    ほんとだよ。
    獬(シエxie)

    現実もそうだったらいいのに、と思うけど、そんなわけにもいかないのかな、と思いました。

    幸せかどうかは、自分で決める
    大切なのは″今″なんだよ

    という、ねずこの台詞を思い出しもしました。

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    2023年07月09日
  • シェエラザード(下)

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    上巻の流れから急転直下の展開を予想したのだけれど、予想はハズレ土屋和男とシンガポールを舞台とした話に終始して脇をかためた感じだな。下巻というより、視点を変えたエピソード2という趣き。

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    2023年07月07日
  • 月島慕情

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    う〜ん、悪くはないけど、地味な印象の短編集。菊治さんは何処へ行ってしまったのかねぇ。
    「月島慕情」★★★
    「供物」★★★★
    「雪鰻」★★
    「インセクト」★★★
    「冬の星座」★★
    「めぐりあい」★★
    「シューシャインボーイ」★★★★
    「自作解説」★★★

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    2023年07月02日
  • 姫椿

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    これまでに読んで来た作風とは異る作品を収録した藤子不二雄か重松清かと思わせる短編集。
    見方によってはホラーと解釈できる作品もある。
    「姫椿」の風呂屋のシーンは良いねぇ。浸かりたくなる。
    「永遠の緑」のようなストーリーは別の作品にもあったな。
    「獬」★★★
    「姫椿」★★★
    「再会」★★
    「マダムの喉仏」★★★
    「トラブル・メーカー」★★★★
    「オリンポスの聖女」★★
    「零下の災厄」★★
    「永遠の緑」★★★★

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    2023年06月30日
  • 三人の悪党~きんぴか1 完本~

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    これではなく、もうすこし古い文庫で読んだ。
    初期作らしく、勢い十分。
    これは浅田氏本人の話だよなー、と巨頭ネタでまた笑った。
    人間ってかわいいもんだな、と思う。

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    2023年06月26日
  • 月のしずく

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    読んでいて気恥ずかしくなってしまう作品とこれぞ浅田次郎節(任侠道編)と思う任侠作品が混在した短編集。各作品の評価はつぎの通り。
    「月のしずく」★★★
    「聖夜の肖像」★★★
    「銀色の雨」★★★★
    「流璃想」★★★
    「花や今宵」★★★
    「ふくちゃんのジャックナイフ」★★★★
    「ピエタ」★★★

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    2023年06月26日
  • 流人道中記(下)

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    ネタバレ

    おぉっと、青山玄蕃、そうなのか!その生い立ちにびっくりしました。

    けど、敵討がなしになったり、青山が家臣や家族諸共路頭に迷うことを承知の上で、上役の非道に黙って逆らわなかったり・・・。で、一体彼らの何が護られているのか、青山や石川みたいに器の大きくない私には、どうしたって釈然としない。

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    2023年07月01日
  • 天子蒙塵 4

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    シリーズ5作目
    溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
    前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
    自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
    登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
    前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)

    最終巻です。
    いよいよ溥儀が満州国皇帝へ
    しかし、なんとも寂しい式典。さらに手にもつ龍玉はまがい物
    そんな式典を支えるのが老いた李春雲と梁文秀。
    このクライマックスのシーンはとても悲しい。 
    本物の龍玉は誰の手に渡るのか?

    これ

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    2023年06月11日
  • 天子蒙塵 3

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    シリーズ5作目
    溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
    前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
    自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
    登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
    前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)

    第三巻は
    張学良の物語。張学良も阿片にやられていたんですね。
    最終的には中国に帰ることになります。
    また唯一の希望だった武藤将軍も亡き人に。
    どうなる満州国。
    そして、龍玉は誰に渡されるのか?
    といった展開です。

    ここで新たな登

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    2023年06月11日
  • 天子蒙塵 2

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    シリーズ5作目
    溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
    前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
    自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
    登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
    前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)

    第二巻は
    馬占山の物語。
    日本軍を相手に抗戦を続けます。
    冒頭、溥儀も語り手の一人として自らを語ります。これも哀しい。この後の章でもたびたび、溥儀の語りが入ってきますが、溥儀の哀しみをひしひしと感じます。

    そして、満州国設立にお

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    2023年06月11日
  • 天子蒙塵 1

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    シリーズ5作目。
    溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
    前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
    自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
    登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
    前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)

    第一巻は
    張作霖爆殺から5年後の物語。張学良はイタリアへ。
    そして、溥儀とその家族は紫禁城を追われ天津租界へ。そんな中に溥儀と離婚をした側妃の文繍との物語。
    主な語りは文繍です。
    離婚に至る経緯を記者の北村と李春雲(春児)に語り

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    2023年06月11日
  • 大名倒産 下

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    兄嫁の父である小池越中守がすごくいい味を出している。最初はもっとかっこよく描かれていたのに…シャケ大好きな脳筋扱いになって笑ってしまった。
    最後はもっとスカッとして欲しかったかなぁ。

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    2023年06月10日
  • 大名倒産 上

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    膨大な借金を前に御家を倒産させて逃げを図る先代と、特殊な出自でお殿様になってしまうも何とか御家を再建しようとする当代和泉守の対立が描かれる。

    途中貧乏神やら七福神やら出てきて、どういう話の流れになるのか分からなくなってきた。

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    2023年06月10日