浅田次郎のレビュー一覧
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シリーズ5作目
溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)
最終巻です。
いよいよ溥儀が満州国皇帝へ
しかし、なんとも寂しい式典。さらに手にもつ龍玉はまがい物
そんな式典を支えるのが老いた李春雲と梁文秀。
このクライマックスのシーンはとても悲しい。
本物の龍玉は誰の手に渡るのか?
これ -
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シリーズ5作目
溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)
第三巻は
張学良の物語。張学良も阿片にやられていたんですね。
最終的には中国に帰ることになります。
また唯一の希望だった武藤将軍も亡き人に。
どうなる満州国。
そして、龍玉は誰に渡されるのか?
といった展開です。
ここで新たな登 -
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シリーズ5作目
溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)
第二巻は
馬占山の物語。
日本軍を相手に抗戦を続けます。
冒頭、溥儀も語り手の一人として自らを語ります。これも哀しい。この後の章でもたびたび、溥儀の語りが入ってきますが、溥儀の哀しみをひしひしと感じます。
そして、満州国設立にお -
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シリーズ5作目。
溥儀が満州国の皇帝になるまでが描かれています。
前作「マンチュリアンレポート」をはじめ「中原の虹」や「蒼穹の昴」から随分間が空いたので、人間関係や相関が忘却の彼方でした。
自分のレビューやググってようやく思い出したところ多々あります(笑)
登場人物多くて、ストーリが追いきれません。
前作含めて、じっくり、あいだ開けずに一気に読まないとだめです(笑)
第一巻は
張作霖爆殺から5年後の物語。張学良はイタリアへ。
そして、溥儀とその家族は紫禁城を追われ天津租界へ。そんな中に溥儀と離婚をした側妃の文繍との物語。
主な語りは文繍です。
離婚に至る経緯を記者の北村と李春雲(春児)に語り -
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歴史が大きく動いた本作。でも今まで出てこなかった登場人物がたくさん出てきて、しかも時代が違う。ひらがなだけ、漢字とカタカナだけの文章出てきて、また心挫けそうになる。吉永さんの手記出てくる時、恨めしくさえ思う。だから、結構物語大きな分岐点を迎えてるんだけど、内容あんまり覚えてない。笑
とりあえず先に進んでみよう!
この物語の西太后はほんとに素晴らしい人だった。いなくなってしまった今、歴史がどう動いていくのか。そして西太后がいなくなってしまって、誰が歴史の中心人物になっていくのかも見どころ。春児も頑張ってて、嬉しくなる。
そして春雷と銀花夫婦を、ほんと心から祝福したい。幸せになって欲しい!春雷 -
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悪い親父だな〜(怒)
こんな悪だくみで家督を継がされたんじゃ
たまったもんじゃござんせん。
越後の小藩の四男坊・小四郎、受難。
貯蓄がないならないで
倹しく暮らせばいいとも言えないのが
大名のつらいところ…参勤交代もあるしね。
最初は頭を抱えるだけだった小四郎が
古狸たちからノラクラかわされてるうちに
だんだん腹立ってきて
本気で借金返したろう!と思う気持ちが
よ〜くわかります(T ^ T)
諸事情により跡目を継げなかった
次男・三男が、いい味のキャラで。
問題も多いけど、心根が温かいっていうか。
彼らの存在が支えになった気がする。
『武士の家計簿』ともまた違う展開で
知恵はこうして働