浅田次郎のレビュー一覧

  • 天子蒙塵 4

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    梁文秀、李春雲の時間が再び交わる時がくるなんて中国の時代が大きく変わろうとしているこの時にすごいことです。蒼穹の昴から続く物語がこの後どうなっていくのかシリーズがまだ続いていくことを期待しています。

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    2024年12月15日
  • 天子蒙塵 3

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    張学良が覚醒するのか、でも馬占山の出迎えには応じられない難しいですね。離れ離れになった面々がもう一度同じ目的に向かって歩いて欲しいけど、それぞれの生き方が違ってしまっては残念です。

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    2024年12月15日
  • おもかげ

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    久しぶりに浅田次郎さんの作品を読んだ

    様々な登場人物から、危篤状態の主人公との思い出や今の思いが語られる

    設定や感情が昭和世代向けのように感じ、なじめなかったけれど

    途中、浅田さんらしい、ジーンとさせる展開もあった

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    2024年12月12日
  • 壬生義士伝(下)

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    吉村貫一郎の生き様は本当に感銘を受ける。
    その一方で、息子嘉一郎の生き様は私には理解し難かった。
    かっこいいじゃないの、誰になんと言われようと大切な者を守るために生きる姿は。
    他者の評価じゃない。
    自分の信念に従い、真っ直ぐ生きる。決して他者の評価で自分軸を崩さない心の強さ。
    周囲の目を気にしてしまう私には貫一郎の生き方に憧れてしまう。

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    2024年11月30日
  • 壬生義士伝(上)

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    いいですね。
    人間の泥臭さをリアルに書き上げている感じです。
    物語の中心である新撰組の吉村貫一郎は、人によって評価は様々であるが、誰もが真っ直ぐな人間であることを認めている。
    新撰組はいろいろな小説で美化された集団であったけどここまで人間臭い新撰組は新鮮で共感を得ることができます。

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    2024年11月27日
  • アジフライの正しい食べ方

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    浅田次郎さんのエッセイは初めて読むが、この作品はコロナ禍の頃に執筆したらしい。

    旅好きなことが伝わってくるが、もっと外出していたら面白いエピソードがてんこ盛り…なのだろう。
    だがけっこうユーモア溢れる方だなぁと全40篇を読むとわかる。

    表題作の「アジフライ正しい食べ方」の考察もどっちでもええわって思うところを深掘りするなんて…。
    「事件の顛末」もあわや…というところで誰じゃこいつと思えたところが回避できたわけやね。
    「靴を履いた猿」や「クスリのリスク」などなどちょっと知らなかった一面を覗いたようで、身近に感じてしまった。


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    2024年11月26日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    8つの「奇蹟」の物語。

    それぞれの物語は全く異なる視点で描かれ、独特な世界観があった。
    心温まる話から摩訶不思議な話まで。
    年齢や性別、立場の違う人が読むことで心に響く場面が全く異なるような作品だと思う。

    これらの物語は作者の原体験を元に描かれているらしい。あとがきを読んだ上で、もう一度読み返すと、見え方が変わってくるのかもしれない。

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    2024年11月22日
  • 姫椿

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     少しファンタジー、少しホラー、少し人情といった短編集。読みやすく、時にウルっと。
     ただ、この人の作品にはもっとすごく良いのがあるので、これは「是非 読んで!」というほどではない。

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    2024年11月24日
  • 大名倒産 下

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    ネタバレ

    結局借金がどうなったのかよくわからなかった。完済できるものではないけど御家取り潰しは免れてる状態ということか。
    七福神たちがどんどん味方になっていく様は面白い。下は先代も本当は悪い人じゃないとわかる描写が多くて良かった。

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    2024年11月20日
  • 日本の「運命」について語ろう

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    講演録を編集者ではなく本人が纏めたものだそう。話し言葉が出発点だからかとても読みやすくあっという間に読めた。

    浅田次郎の作品は基本的に好きだし、この本の内容もだいたい共感出来る主義主張が多かった。

    唯一の難点は、なぜこのタイトルなのかピンとこないところ。 「今」は「歴史」の先端に過ぎず、先人達が積み上げてきたものの上に我々は生きていることを指して「運命」と言っているのだろうか。

    自作解題的に登場する未読作品のうち、「終わらざる夏」は是非読んでみたい。

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    2024年11月08日
  • 夕映え天使

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    琥珀を読みたくて…。
    西田敏行が亡くなりました。彼が出演している2時間ドラマの一つに"琥珀"を原作にしているものがあります。西田敏行、寺尾聰と鈴木京香の3人のが素晴らしくて心に残るドラマの一つです。

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    2024年11月03日
  • アジフライの正しい食べ方

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    エッセイは、筆者の目の付け所、テーマの選び方がすべてなのかなと感じた。ほのぼのとした筆致をもって、読者をクスリと笑わせる作品集。

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    2024年11月02日
  • ハッピー・リタイアメント

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    浅田次郎の長篇小説『ハッピー・リタイアメント』を読みました。
    ここのところ、浅田次郎の作品が続いています。

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    定年まであと四年のしがない財務官僚・樋口と愚直だけが取り柄の自衛官・大友。
    二人が突如転属を命じられたJAMS(全国中小企業振興会)は、元財務官僚の理事・矢島が牛耳る業務実体のない天下り組織。
    戸惑う彼らに、教育係の立花葵はある日、秘密のミッションを言い渡す。
    それは汚職か、横領か、それとも善行か!?
    浅田版「世紀の幸福論」。
    解説/勝間和代
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    2008年(平成20年)12月号から2009年(平成21年)11月号まで幻冬舎の発行する男性向けビジネス・カルチャー・生活情報誌『GOETHE(ゲーテ)』に連載された後、同年9月に刊行された作品……2015年(平成27年)にテレビ朝日系でテレビドラマ化されているようです。

    財務省を早期退職したノンキャリア役人・樋口慎太郎(慎ちゃん)と自衛隊を早期退職した大友勉(ベンさん)が再就職先として斡旋されたのは、全国中小企業振興会(通称・JAMS)……そこは、業務実体のないいわゆる天下り機関だった、、、

    日がな一日のんびり過ごすのが仕事というこの職場に、ずっと真面目に仕事をしてきた2人は到底馴染めない……元銀行員で、天下りの巣窟であるJAMSを憎む立花葵は、そんな2人を相棒に「本来の仕事」を始めたところ、想像以上の成果を上げ始める。

    この世のパラダイスに再就職した2人のオヤジが奮闘する爆笑「天下り」小説!

    官僚の仕組みや論理が巧く描かれていましたねー 仕事は書類の保管、昼寝OK、外出自由、そして法外な給料と退職金を保証……そんなこの世のパラダイス、天下り先の全国中小企業振興会(通称・JAMS)、、、

    羨ましいなぁ……と感じながら、やっぱりこれじゃいかん と自分の気持ちを切り替えながら読みました。

    “たいそうな給料をもらい、テキトーに仕事をする”ことに、どこか魅力を感じる自分がいるのも事実ですが……それが最高の人生とは思えないですよね、、、

    お金って、生活するうえでは大きな要素ですが……リタイヤしたあとに大切なのは、家族で会ったり、仲間なんだよなぁ と改めて感じた一冊でした。

    以下、主な登場人物です。

    樋口 慎太郎(ひぐち しんたろう)【慎ちゃん】
     財務省に33年間勤め、課長代理の肩書きを手に入れて間もなく退職勧奨を受け、全国中小企業振興会 (JAMS) に再就職する。
     官舎を出ることになり、妻は離婚届にサインをし、2人の子(成人)と財産を山分けしてあっさり出て行った。

    大友 勉(おおとも つとむ)【ベンさん】
     陸上自衛隊に37年間勤め、叩き上げで二等陸佐まで昇進したが、退官しJAMSに再就職することになる。
     外来語を嫌っており、軍人たるもの世事に関わってはならないという信念を持っている。

    立花 葵(たちばな あおい)
     JAMSの職員。40代半ばを過ぎているが、細身の体型を保っている。
     元銀行員。矢島と肉体関係を持っている。

    矢島 純彦(やじま )
     JAMSの理事。元財務官僚。樋口とは過去に因縁がある。

    山村 ヒナ(やまむら ひな)
     JAMS神田分室の嘱託職員。JAMS草創期からの古参の職員。
     天下り機関へと堕落したJAMSを内心嘆いている。

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    2024年11月02日
  • 蒼穹の昴(4)

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    3まで読んだし続きも気になるから4も読みたい…とは思うものの、今までの感じからしてきっとどっぷりとは楽しめない。

    そんなわけで、オススメしてくれた先輩には申し訳なくなるほど、ざざっと雑に流してしまった。

    そんな読み方でもため息が出ちゃうくらい、どの登場人物の行く末も切なくて。特に春児や文秀については、最初の頃から見ていただけに思い入れもあり、いろいろ思い返しつつしんみりしながら読み終えた。

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    2024年10月27日
  • プリズンホテル 2 秋

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    一作目でくらったインパクトは薄れた。ただ、一作目からいる主要な登場人物が魅力的なのは変わらず。まだ多くを語られていない主要キャラも多いので、これからのストーリー展開が楽しみではある。
    今作に関しては、一つ一つのストーリーがやや浅い印象を受けてしまったのと、登場人物に感情移入が出来なかったので入り込めない部分が多々あり前作より読み進められなかった。
    ただ、この小説は設定勝ちなので読者は次はどんな宿泊客が来て、どんなドラマが展開されるのか?もっともっと欲しい状態になっているのかなと。
    かくいう私も次回作楽しみにしています。

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    2024年10月26日
  • わが心のジェニファー

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    浅田次郎の長篇小説『わが心のジェニファー』を読みました。
    『赤猫異聞』に続き、浅田次郎の作品です。

    -----story-------------
    日本びいきの恋人、ジェニファーから、結婚を承諾する条件として日本へのひとり旅を命じられたアメリカ人青年のラリー。
    ニューヨーク育ちの彼は、米海軍大将の祖父に厳しく育てられた。
    太平洋戦争を闘った祖父の口癖は「日本人は油断のならない奴ら」。

    日本に着いたとたん、成田空港で温水洗浄便座の洗礼を受け、初めて泊まったカプセルホテルに困惑する。
    ……。
    慣れない日本で、独特の行動様式に戸惑いながら旅を続けるラリー。
    様々な出会いと別れのドラマに遭遇し、成長していく。
    東京、京都、大阪、九州、そして北海道と旅を続ける中、自分の秘密を知ることとなる……。

    圧倒的な読み応えと爆笑と感動。浅田次郎文学の新たな金字塔!

    解説/東えりか
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    2015年(平成27年)に刊行された作品……浅田次郎が描く米国人青年ニッポン発見の旅が描かれた一篇です。

    ニューヨークに暮らし、ウォール街で働く内気な青年ラリー・クラークは、決死の覚悟で恋人のジェニファーにプロポーズをしようとした矢先、条件を提示される……「結婚には価値観の共有が必要なの」、、、

    そのために、彼女が愛する日本へ一人旅をしてきてほしいと言うのだ……3週間の休暇を取ったラリーは日本に向かうが、飛行機の機内や到着した成田空港から珍道中の連発。

    東京、京都、大阪、九州と観光と出会いを重ねながら、ついには北海道へ……そこでは、ラリー自身の出自にかかわる人物と美しい光景が待っていた、、、

    年々増え続ける、日本を旅する外国人……一人のアメリカ青年を通して、日本体験と自分のルーツ探しが旅先で重なる感動のロードムービードラマ。

    日本を初めて旅する米国人ラリーの目を通して、日本に向き合うことにより、日本で当たり前のことが世界のスタンダートと違うんだよなぁ……と改めて感じましたね、、、

    時間に正確な列車やバス、顔をぶつけてしまいそうなほどピカピカに磨き上げられたバスの窓ガラス、文房具から下着までなんでも揃う「インテリジェンス・ショップ」なコンビニエンスストア、無料の公衆トイレにも配備されている全自動トイレの素晴らしさ、どんな宗教も受け入れる寛容さ、人質を奪還するSWATのような新幹線のお掃除部隊……居心地の良い環境って、当たり前じゃないんですよねー 日本の良さを再認識できた一冊でした。

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    2024年10月26日
  • アジフライの正しい食べ方

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    2024/09/21リクエスト 2
    JALの機内誌のエッセイまとめ。
    さすが作家、コロナ禍で旅に出なくてもきちんと旅を味わえる文章だなあ。
    「母の待つ里」を読み、他にも読もうと選んだエッセイ。電車の中で読んだら良かったな。
    わからないホテルや食べ物を検索しながら楽しく読みました。
    世界一のホテル、ラ・マムーニア、あんなところがあることを知らなかった…

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    2024年10月25日
  • 霧笛荘夜話 新装版

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    きっと自分を偽り続ければ、もっと華やかさや安心感のある生活が送れたかもしれない。
    けれどそれを選ばなかった。選べなかった。そんなある意味、不器用だけれど純真で真っ直ぐな、個性豊かな住人達ばかりが集まった霧笛荘。端から見れば決してハッピーエンドとは言えない最後もあった。けれどそれは本当に端から見た第三者の見解で、彼らは彼らそれぞれの譲れないものを芯に置いて懸命に生きていた。彼らが幸せだったかどうかは自分なんかには決められない。けれど彼らの物語のそこかしこに、確かに希望の灯がともっていた。それだけは感じられた。

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    2024年10月20日
  • あやし うらめし あな かなし

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    戦時、戦後後時代背景をもとに男女の死別からの哀しくも切ない短編集。どの話も単にオカルト的な怖い話と言うよりも縁に寄る深い話で面白く読めた。

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    2024年10月14日
  • マンチュリアン・リポート

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    天子蒙塵を読み終えたので、マンチュリアン・リポートへ遡り
    以前読んだ時は取っ付きにくくて読むのに苦戦したけど、今ならごくごく飲み込める
    こんなに面白かったとは

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    2024年10月04日