浅田次郎のレビュー一覧

  • 珍妃の井戸

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    ネタバレ

    蒼穹の昴の続編。光緒帝の寵愛を受けた珍妃が誰に殺されたか。7人の登場人物によってそれぞれ語られる。
    光緒帝が言うのが真実であれば、列強に清(珍妃)が殺されたという示唆になるのかな。歴史的には西太后のようですが、この本でもそれは読者にお任せというスタイルでした。

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    2022年10月31日
  • 新装版 お腹召しませ

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    幕末志士達の短編集です。お家騒動・人情噺等々、浅田次郎お得意のストーリー展開で楽しめました。
    章毎に作者のエピソードが入り、これが意外と面白い。どういう経緯で描いたのか、ある言葉から小説仕立てにする流れ等の浅田次郎の考え方が少しわかります。
    浅田次郎は、昔は相当なワルだったんですね。これは知りませんでした。

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    2022年10月14日
  • 蒼穹の昴(3)

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    群像劇なうえに、どの人物の心情もしっかり描かれ過ぎているので、それがかえって中途半端に感じてしまうのが残念。
    誰をも平等に描くというのは、文学の盛り上がりという点では難しいものなのだな…と思いました。

    最後のほうで春児が宦官仲間に本当に慕われているシーンは、気高く生きることの大切さを感じたし、やるなら徹底的にここまで無欲にやらなければ、他人には伝わらないのか…とも感じました。

    玲玲ちゃん。
    報われるといいね。
    ある意味、文秀さんも良い人過ぎるんだよ。

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    2022年10月08日
  • シェエラザード(上)

    購入済み

    浅田次郎らしい作品

    良い意味でも悪い意味でも浅田次郎らしい作品。
    どの作品にも言える語り口のうまさ いわゆる浅田節 はこの作品でもあちこちらでうたわれていて それはそれでよい。
    しかし 登場人物の性格の書き込みがやや類型的であったり、ストーリ構成が冗長であるように感じられたのが 残念。

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    2022年10月03日
  • プリズンホテル 3 冬

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    浅田先生は文章がうまいので好きな作家のひとりです。このシリーズも好きでした。しかし、今作はなぜかピンと来ませんでした。理由は自分でもわかりません。少し尻切れトンボ感があるからか、読後感が今一つでした。生意気かつ情緒できないな感想で申し訳ありません。

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    2022年09月22日
  • わが心のジェニファー

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    ネタバレ

    結婚の条件としてPC、スマホ無し3週間の日本旅行を命じられるアメリカ人ラリーの日本と自分探し物語

    前半は勘違いもありながら楽しい旅行記ですが、後半はラリーの重い人生観と、浮気性なアメリカ男に嫌気が……

    プロポーズを受け入れてもらうため、価値観を同じくするため日本に来ているのに、日本人女は抱くし、更に別の女性とまでそういう展開になりそうになる。2人目の女性は、地下街で知り合って仲良くなった小学生男子の母親
    アリエナイ

    こんな男からのプロポーズは受けなくていいと思います、ジェニファー

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    2022年09月22日
  • 月下の恋人

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    浅田次郎という人の抽斗の多さには、恐れ入ります。

    帯に「ここには心を包むドラマがある」とあるけど、決して「心温まる…」ばかりではない。
    義理人情やちょっと不思議系、中にはなにも提示されず読者の想像のみでストンと終わるもの(「黒い森」)など、ページを読み進めていくとアソートチョコのように次々に異なる味が襲ってくる。

    これまで、浅田次郎氏の作品を数多く読んできた。
    「椿山課長の七日間」から始まり「鉄道員(ぽっぽや)」「プリズンホテル」などの“人情もの”、「蒼穹の昴」シリーズ「輪違屋糸里」「一路」などの“歴史もの”、「日輪の遺産」「シェエラザード」などの“太平洋戦争もの”など、長編ではいつも圧倒

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    2022年09月17日
  • 王妃の館 下

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    作者の遊び心満載というか、はけ口と言うか、やれやれ案件でしたね。

    とんでもない金額の遊びゴゴロはこちらの脳も破壊してくれて良きかなと。

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    2022年09月14日
  • 黒書院の六兵衛 (上)

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    江戸城無血開城を成功させるべく、ある侍の立ち退き説得を描く。

    六兵衛の謎が解けていってるようで解けていない。下巻が楽しみだ。

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    2022年09月13日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    一言も話さない主人公、六兵衛の正体に迫る下巻のはず・・・なのだが。

    話としては「あいつはこの御方ではないか」説が飛び交いまくるので、動きがあって面白い。

    ラストもなかなかに見せるシーンではあったが、やはり・・・なのがなんとも。

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    2022年09月13日
  • 蒼穹の昴(3)

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    シリーズ第三冊
    清朝末期、官僚として進歩派の先鋭となった文秀と、宦官として西太后の庇護のもと成功した春児。
    いよいよ新しい時代が始まるその中、幼馴染の2人の人生が交わり展開していく。

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    2022年09月08日
  • 王妃の館 上

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    今ね、あんまりこういうドタバタの気分じゃないんだけれど、しんどい本の隙間にって感じで手に取って、めまいの治らない日にほけ〜っと読む。

    オットを支える妻は素敵なのよ、えぇ、素敵。でもね…。

    パリの地図を見て、まだ行っていない場所だと確認。
    ショパンの墓とか、あっち側を次回行ってみるかという
    気づきのきっかけになったのはgoodですよ。

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    2022年09月05日
  • 夕映え天使

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    帯には「泣かせの浅田次郎史上、最多涙小説」とありましたが、自分の涙腺のポイントとは違っているようで、まったく涙は出ませんでした(笑)
    とはいうものの人生の哀愁を感じる物語

    6編からなる短編小説
    ■夕映え天使
    ■切符
    ■特別な一日
    ■琥珀
    ■丘の上の白い家
    ■樹海の人

    なんとも、驚いたのがSFチックな
    「特別な一日」
    退職を3か月繰り上げた高橋の、その退職の日の物語かと思いきや、最後はびっくり。

    また、
    「丘の上の白い家」
    はブラックな感じです。
    丘の上の白い家の少女に親友の清田を紹介したところ、しばらくして二人は心中したとのこと。
    その死の真相は?
    遺書のメッセージがブラック..

    「琥

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    2022年09月04日
  • 蒼穹の昴(2)

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    清朝末期を描いた歴史物。

    宦官となった春児、官吏となり政権の中央に進む文秀。
    春児の妹は、文秀の庇護のもと育てられる。
    西太后の譲位。巨大な官僚利権組織の中の権謀術数渦巻くスリリングな展開は、ややこしいが面白い。

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    2022年08月26日
  • 月下の恋人

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    この人の本初めて読んだけど、綺麗でちょっと不思議な本だった。表題作なんかはホラーなのかファンタジーなのか恋愛小説なのかどれも当てはまるような当てはまらないような物語。

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    2022年08月09日
  • 憑神

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    ネタバレ

    最初は貧乏神やら厄病神やらが出てきて、主人公がアップアップするコメディだったのが、後半は武士道精神を貫く漢の話になっていって、勝海舟やら榎本武揚とか、実在の人物も出てきて、何やらかんという感じですが、爽やかな読後感でありました。

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    2022年08月08日
  • 天子蒙塵 1

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    婉容と文繍に以前から興味があったので読んでみた。婉容の描き方は辛辣な感じもしたが、一つの見方として知ることができたこともあり、興味深かった。

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    2022年07月26日
  • 降霊会の夜

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    戦後に生まれ、東京の裕福な家庭に育った男性が、ひょんなことから降霊会に誘われ、過去と向き合う話。降霊会というと突拍子もないように思えるけれど、終戦から高度成長期までの時代のリアルな空気、当時の東京で裕福に育った若者達の在り様など、読み応えがあった。
    個人的に、終わり方がいまいちしっくりこないような気がして残念だった。

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    2022年07月04日
  • 夕映え天使

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    哀愁漂う6つの短編。この中では「夕映え天使」が1番好き。惚れていたことに気付くも、どうにもならない無力感。

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    2022年06月26日
  • 珍妃の井戸

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    蒼穹の昴の外伝!

    蒼穹の昴で登場した人々が義和団事件の最中に殺されたとされる珍妃の井戸事件の真相を語る!

    しかし、証言者達の証言は、ことごとく食い違う!?

    果たして珍妃を殺めた犯人は誰なのか?


    関連して、読む前に『蒼穹の昴』はさることながら、松岡圭祐さんの『黄砂の籠城』と『黄砂の進撃』を読むと登場人物達の相関図が立体的になります!


    【義和団事件について考えて思う事】
    あくまでも個人的な意見ではありますが、清国にアヘンを持ち込んだイギリスという国家、アジア諸国を植民地支配していた欧米諸国、世界に混乱と争いを巻き起こす耶蘇教の人々、そんな西洋文明に憧れる私達の国を思うと辟易とします・

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    2022年06月18日