浅田次郎のレビュー一覧

  • 月のしずく

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    人と人との不思議な縁を描いた短編集。
    大半は男と女の物語であまりピンとこなかったが、最後に掲載されていた『ピエタ』は、読んでいるとなぜだか涙が出そうになった。
    しかしどれもこれも悲劇のヒロインが多すぎてうーん……
    私には合わなかったかな?

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    2024年09月21日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

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    ネタバレ

    鉄道員
    杉浦仙次
    美寄中央駅の駅長。

    佐藤乙松
    幌舞駅の駅長。ホームの先端で亡くなった。

    杉浦秀男
    仙次の息子。札幌本社の課長。

    佐藤静枝
    乙松の妻。二年前に亡くなる。

    佐藤雪子
    乙松と静枝の一人娘。生後わずか2ヶ月で病死。乙松は仕事から離れられず、最期を看取れなかった。駅舎にセルロイドのキユーピー人形を忘れ、小学生、高校生の姿で現れる。


    ラブ・レター
    高野吾郎
    裏ビデオ屋の雇われ店長。

    高野白蘭
    親しいヤクザ者から頼まれて偽装結婚のため戸籍を貸した。病死。

    佐竹
    佐竹興業の社長。

    サトシ
    佐竹興業の若い者。


    悪魔
    僕
    学級委員。

    蔭山
    東大の学生課からの紹介で来た家庭教師。

    橋口
    公家の子。


    角筈にて
    貫井恭一
    本社営業部長からリオデジャネイロ支店長へ異動。

    小田
    貫井の三年後輩。

    貫井一郎
    恭一の父。

    久美子
    恭一の妻。

    保夫
    久美子の兄。


    伽羅
    南青山のファッション・メーカー、サン・ドミニコの営業部員。

    小谷
    ファッション・メーカー、ブローニュの営業。

    立花静
    ブティック伽羅の経営者。


    うらぼんえ
    ちえ子
    帰る家がない。物心つかぬころ父母が離婚した。

    邦男
    ちえ子の夫。

    小野香織
    ちえ子の夫の女。夫が勤務する大学病院の看護婦だった。


    ろくでなしのサンタ
    柏木三太
    クリスマス・イブに起訴猶予で釈放。

    北川
    四十がらみのまったく風采の上がらぬメッキ職人。


    オリオン座からの招待
    三好祐次

    良枝
    三好の別居中の妻。

    仙波留吉
    オリオン座の館主。

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    2024年09月12日
  • 血まみれのマリア~きんぴか2 完本~

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    2024.09.03
    安心感もって笑える。
    2024年の今からみると描かれている「世間」の様子に懐かしさを覚える。

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    2024年09月03日
  • 輪違屋糸里(下)

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    ネタバレ

    壬生義士伝シリーズ 第2弾。

    続きものではないが、新選組を描いた作品。
    壬生義士伝では新選組内部にいた者達をメインに描かれていたが、こちらは周りの女性達目線をメインに据えた描かれ方をされている。
    新選組という名前が付く以前の壬生浪士の時代から、芹沢鴨を暗殺するところまでがこの物語である。

    壬生義士伝では沖田総司はほぼ登場しなかったが、こちらは沖田の人柄などが多分に描かれいる。

    貧困のあまり京都島原に売られて来た女性である糸里と吉栄の壮絶な人生やお勝、おまさ、お梅といったそれぞれ新選組と関わった女性達を通しても新選組が描かれている。


    感想として、新選組を全く肯定出来ない。
    人を無闇に殺して行く事が人心を掴み、時代を切り開く事に繋がると思えなかった。
    ただそうしなくてはならない立場に置かれた気持ちは理解できたが、共感は出来なかった。

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    2024年09月01日
  • 蒼穹の昴(4)

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    ネタバレ

    最後はうーん、という印象。クーデター前までは緊迫して面白かったが、クーデター後をうまく描ききれなかった感じがする。

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    2024年08月27日
  • 終わらざる夏 上

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    終戦の後に、千島の先で、こんな出来事があった事を全く知らなかった。徴兵される誰しもにある人生と家族。敵国にも多様な国籍があり、また家族、人生がある。これらをオーバーラップさせる事により、我々戦争を知らない世代にも情緒的に伝えてくれた。

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    2024年08月20日
  • プリズンホテル 1 夏

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    ネタバレ

    20240817
    こんなに非道で下品で凶暴な描写なのに、生き別れた母親に再会し、最後は投げ捨てた紙吹雪が一株のあじさいになるなんて、やっぱり浅田次郎ってすごい。

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    2024年08月17日
  • 天子蒙塵 2

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    この巻は中原の虹に出てきた人物が複数いて、名前が読めると俄然面白かったです。それぞれの人生がどう動いていくのか次巻が楽しみです。「役にたつ人だから役人」ホントにね、です。

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    2024年08月13日
  • 天子蒙塵 4

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    あまりにも悲しくて寂しくなっていく結末のなかで、最後のお母さんがどうしようもないとさえ言わなければどうにかなるという話がしみてくる。
    この先の歴史が明るくないことを知っているのがつらい。

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    2024年08月12日
  • 天子蒙塵 3

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    東北王の子ども、幼い頃から皇帝として生きるしかなかった2人の息苦しさや周囲との関係性が見えてくる物語。
    規律でがんじがらめになって誰も逆らうこともいない環境の孤独さが痛々しい。

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    2024年08月12日
  • 大名倒産 下

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    面白かった
    上下巻からなるコミカル+ファンタジーの時代小説。久々の浅田次郎でしたが、楽しく読むことが出来ました。
    しかし、実のところは、現代の若者世代への警告(陳謝)だったり、江戸時代の武士たち哀愁だったり、改革のリーダ像だったりを感じさせる物語でした。

    下巻です。
    薬師如来に助けられた貧乏神が七福神たちをも巻き込みます。
    七福神たちのうんちくと裏側がまた面白い!

    なりふり構わぬ小四郎の姿に、国家老、商人、神様たちが動かされていきます。
    まずは、塩引鮭の江戸への取引!
    新潟と言えば村上の鮭が有名ですもんね。あれは美味しかった!
    その鮭を運ぶために、商人たちが動きます。
    七福神も盛り上げます!
    さらには死神も登場!

    そして豪農、商人たちのとった行動は?
    かなり想定と違った展開でしたが、エンターテイメントとして楽しめました。

    映画も見てみたい。

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    2024年08月12日
  • 大名倒産 上

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    面白かった
    上下巻からなるコミカル+ファンタジーの時代小説。久々の浅田次郎でしたが、楽しく読むことが出来ました。
    しかし、実のところは、現代の若者世代への警告(陳謝)だったり、江戸時代の武士たち哀愁だったり、改革のリーダ像だったりを感じさせる物語でした。

    上巻です。
    松平家12代当主にまつりあげられた四男の小四郎。
    前藩主の父親は借金まみれの藩の計画倒産を企てて、その責任を小四郎に負わせることを画策。
    先代VS若殿の構図です。
    借金総額25万両、利子が毎年3万両、収入は1万両
    返せるわけがない..

    しかし小四郎は経営再建に取り組みます。

    改革は成し遂げられるのか?
    と上杉鷹山のような物語かと思いきや、まったくそんなことはなく(笑)、小四郎の人柄(だけ)で話が進んでいきます。

    まずは、兄の嫁とり。これまたお金がかかります。
    そして、領国・丹生山へのお国入り。これまた金がかかります。
    お殿様なのに、なりふり構わず、ある意味上下関係も投げ出して、何とかしようとする小四郎!

    そして出てきた貧乏神!
    ここから神様まで巻き込んで、さてさてどうなる?
    下巻に続きます!

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    2024年08月12日
  • プリズンホテル 3 冬

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    安楽死を実行した医者、救急ナース、世界的アルピニストなどプリズンホテルでドタバタ劇が繰り広げられる。孝之介は清子にプロポーズする。

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    2024年08月02日
  • プリズンホテル 2 秋

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    極道団体に警察慰安旅行が居合わせ、事情持ちのドサ回り歌手や任侠小説家のドタバタ劇がまたホテルで繰り広げられる。

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    2024年08月02日
  • プリズンホテル 1 夏

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    任侠小説を書くDV小説家が、ヤクザの叔父が経営するホテルに泊まりにいく。

    来るもの拒まずのホテルには色々な人がやってきて、事件を起こす。

    木戸はお母さんと会ったのに、お母さんは喋ってないし、終わり方が微妙だった。

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    2024年08月02日
  • マンチュリアン・リポート

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    関東軍が仕掛けた張作霖爆殺事件について、陸軍の不正を訴えた志津中尉が天皇陛下の命を受けて調査に乗り出す。

    未だに謎が多い張作霖爆殺事件だが、本人は知っていながら、敢えて死を選んだようにも見えた。

    浅田次郎のシリーズは龍玉を軸にして描かれているようにも見えた。

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    2024年08月02日
  • 中原の虹(4)

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    宗教仁が議会制を打ち立てるも、凶弾に倒れ、袁世凱が総統になるために素早く動いた。

    春児は龍玉を手に入れるため、兄に会う。

    袁世凱は民に追い出され、憤死を遂げ、張作霖は長城を越えて北京へ。

    満州が長城を越えたものとオーバーラップして描く。

    それぞれが国を外国に取られないように懸命に頑張った様が分かる。

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    2024年08月02日
  • 中原の虹(3)

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    袁世凱が中央に戻り、孫文と組んで中華民国を設立するまで。

    張作霖は東北三省で独立をかかげた。

    歴史物で登場人物が多いので考えながら読む必要あり。

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    2024年08月02日
  • 中原の虹(2)

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    西太后が国を外国から守るため、溥儀に帝位を定め、光緒帝と共に天に召された。

    清国は今後どうなるのか。

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    2024年08月02日
  • 珍妃の井戸

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    光緒帝の妃、珍妃が誰に殺されたのか?

    7人に聞くが、回答は様々、最後まで何が真実か分からないが、立場によって見方が変わることが描かれている。

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    2024年08月02日