【感想・ネタバレ】三人の悪党~きんぴか1 完本~のレビュー

あらすじ

敵対する組の親分を殺し、13年余りの刑期を終えて出所した、ピストルの健太、通称“ピスケン”こと阪口健太。自衛隊の湾岸派兵に反対し単身クーデターを起こし、自殺未遂した“軍曹”こと大河原勲。大物政治家の収賄の罪を被った大蔵官僚出身の元政治家秘書“ヒデさん”こと広橋秀彦。個性的すぎるこの三人が奇妙な縁でタッグを組み、彼らを陥れた巨悪に挑む。「悪漢小説の金字塔」決定版!

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Posted by ブクログ

50年前に書かれたものとは思えない!古くささがない!でもある意味では、勧善懲悪、逆襲、ストレート、わかりやすさ、という、今では敬遠されがちなテーマが満載で、素直に読める。
報われない、悔しい、鬱憤を抱えた3人が、読んでるこちらの胸がすくような方法で復讐?仕返し?意趣返し?
イケイケーと応援したくなる。2巻3巻も楽しみ!
浅田次郎さんの本は、時代ものがきっかけで知ったが、現代ものも面白いと知れた。

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

3人の前科者が巨悪に挑みます。本当に悪いのはだれなのか?なになのか?と考えさせられました。笑いの要素がたっぷりで楽しくて面白かったです。

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3人の悪党という題名とは違っており、悪党は悪党でもそれぞれの正義があって、それぞれのやり方で実行していく3人の物語でした。それをまとめ上げているのが元刑事。型破りなこの刑事の存在があって3人が一つのチームになり、ある人からは悪事、ある人からは正義。とみられる行動を起こしていく。痛快でした。言葉遣いも3人とも違っているのが何とも面白かったです。映画になっても面白いだろうなと感じました。

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2023年06月28日

Posted by ブクログ

義母から借りたシリーズ4作品目!

最初は世界観に入り込めなくて苦労したけど、3人の背景が分かるようになってからが面白かった!みんなそれぞれ個性的で良い。

特に1番最後の話が1番好きでした。ずっとパソコンで仕事してる父親もかっこいいけど、やっぱり一緒に遊んでくれる父親が良いよね。スケールが大きすぎるけどね…ってなりました。笑

面白くなってからは、続きが気になって一気に読んでしまいました。続きもゆっくり読んでいこう!

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

これではなく、もうすこし古い文庫で読んだ。
初期作らしく、勢い十分。
これは浅田氏本人の話だよなー、と巨頭ネタでまた笑った。
人間ってかわいいもんだな、と思う。

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2023年06月26日

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