浅田次郎のレビュー一覧
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シリーズ4作目。で、最終巻?相変わらず、歴史上の有名人が次々と。松蔵、いい歳になって独り立ちしてましたね。「天切り」の名付け親、ぬゎんとあの人だったとは・・・。時代的には、軍靴の響きは日増しに大きくなりつつも、まだ華やかさが残っている感じなのでしょうか。暗い時代を目前にした、最後のひと輝きというか。ストーリーも、そんな世相を反映した内容になってます。んで、これでシリーズ終了なのかいな?なんかスッキリしないというか、シックリこないというか。ウヤムヤな感じの終わり方。心情的には★×3.5ぐらい。結論:1巻がいちばん面白かった。某「r」先輩にいただいたコメント、納得。
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Posted by ブクログ
エッセイ集。書かれた時期は、10年ちょっと前ぐらいでしょうか。「あの」大地震や、「あの」テロ事件に代表される「あの」教団の話題が多く出てきます。その他、大事件の片隅で忘れ去られそうな、でも忘れてはいけない類の事件を採り上げていて、いろいろと考えさせられる部分も多々あります。名手の作家(?)の手によるエッセイは、昔からとても好きなのです。中学のころは星新一のエッセイ、高校では筒井康隆のエッセイにハマり、椎名氏のエッセイ群に出会ってからはしばらくハマりました。それ以来、今でもゴヒイキ作家のエッセイに出会うとムフフとなります。東野圭吾氏がもうエッセイを書かないということを目にしましたが、その小説と同じくエッセイもとても面白いと思うので、ホントなら一読者としては非常に残念です。あと「たなぞう」で、エッセイの書評はちょっと少ないような気がするのですが・・・。読まれてないことはないと思うのですが、やはり小説などに比べると若干格下と認識されているのでしょうか・・・。以上、ダラダラと駄文をたれ流してしまいました。感想とは全く別モノになってしまいました。すんません(汗)。
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Posted by ブクログ
浅田次郎の【勇気凛々ルリの色〜満天の星〜】を読んだ。
この作品は【週間現代】に連載されていた浅田次郎のエッセイ集である。
4部作あり、これは最後の刊だ。実に面白い。浅田次郎の世界感が満載である。
浅田次郎のエッセイは好きだ。なにしろ浅田次郎との出会いは彼のエッセイである。
【極道放浪記〜殺られてたまるか!】を読んで以来のファンだ。
浅田次郎はこの【勇気凛々ルリの色】シリーズを「無名の物書きが小説家になるまでのサクセスレポート
にしよう」とみずからあとがきの中で語っている。というのも、週間現代で連載を始めた当初は「なぜ自
分が連載を?」と思うほど無名時代だったからである。その後、「メトロに乗って」で吉川英治文学新人
賞、「鉄道員」で直木賞と、まさしくサクセスストーリーを歩み始めたのだ。
浅田次郎が作家として活動しはじめたのは随分遅い。なぜなら、「極道放浪記」を読めば分かるように、
自衛官を退官した後、自らも認めているようにヤクザの企業舎弟として活動していた時期があるから。
実にバラエティに富んだ略歴の持ち主なのだ。
【満天の星】では、取材旅行で訪れたパリのことや自身が納めている税金の事、大好きな競馬の事などに
ついて書かれているものが多く、笑いあり、涙あり、ときには真面目に考えさせられるものありと非常に
読み応えのあるエッセイ集であった。
特に印象に残るのが、以前、このブログでも触れたが「仁義について」と「ふたたび真夜中の伝言につい
て」であろうか。「真夜中の〜」はFAXを事務所に備え付けた浅田次郎が近代文明と格闘する様がコミ
カルに語られていてとても面白い。最新型のFAXを購入したはいいが、いまいち使い方がわからず、真
夜中に出版社の部長宅に延々とFAXを流してしまったという話。しかし、FAXだと思っていたのがな
ぜかダイヤルがかかってしまい、延々といたずら電話になってしまっていたという。毎度、律儀に「もし
もし」と出る部長にFAXの前でひたすら謝るが、後日お会いしたときには自分の仕業だとは言えなかっ
たという。恐ろしい。
他にも浅田次郎独特の語り口調で笑ったり感心したりの連続だった。
前の3部もぜひ機会があれば読みたいと思える内容だった。
やはり浅田次郎は僕にとっての憧れである。