浅田次郎のレビュー一覧

  • 王妃の館 上

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    パリにある超高級ホテル。
    そこにいろいろな悩みや事情を抱えた日本人ツアー客がやってくる。
    片や150万という大金を払いファーストクラスに3つ星レストラン付きの高級ツアー。
    片や19万ちょいのエコノミー格安ツアー。
    でも、宿泊するホテルは一緒。部屋も一緒。
    そんなことって果たして成立するのか?!

    という、そもそもの設定から楽しませてくれますが、ツアー客達の各々の事情が絡み合い、もつれあい、旅の終着点に向けて綺麗に(ちょっと無理があるけど)繋がっていく。
    長い物語ですが、軽いタッチなのであっという間でした。
    エンターテイメントとして楽しめました。

    間に織り込まれてくるルイ1

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    2022年08月04日
  • 競馬どんぶり

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    「最終レースは荒れる」という慧眼(というか、経験則)の披露と、藤代三郎(目黒考二であり北上次郎)の解説(友人どうしだったのか!)がいい。

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 福音について

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    浅田次郎のエッセイ3/4。読みやすさは1巻目2巻目に勝るとも劣らないが、慣れてしまったのかこれまでより文章のスピードやインパクトは感じられない。そういう私は少年探偵団の唄、音階つきで読めたんですが、何か?(稀有な10代?笑)

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    2009年10月04日
  • 勇気凛凛ルリの色 満天の星

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    浅田次郎のエッセイ4/4。
    文章の調子が良くて読みやすいのは相変わらず。唐突にむかえた最終回が、少しどころでなく残念。いつか再会したいとコメントしているけれど、さてはて…

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    2009年10月04日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    タイムスリップモノは色々読んだけど、これはまた先の読めない感じが新しくて面白かった。
    私も昔の両親に会ってみたいかも。
    きっとすごく気が合いそう。

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    2009年10月04日
  • 地下鉄(メトロ)に乗って(特別版)

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    【10/11-10/12】映画化された本。
    似たような話を続けて読んだ。若かりし頃の親は、きっといいヤツだったんだろうね

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    2009年10月04日
  • 沙高樓綺譚

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    浅田次郎の沙高楼綺譚を読みました。沙高楼という場所で5つの不思議な物語が語られます。語られていることと、実はその後ろに語られていない別の真実がある、という描き方は気に入りました。怖い話もあり、結局コメディタッチになってしまったものもあり、浅田次郎らしい短編集で楽しめました。

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    2011年07月18日
  • 沙高樓綺譚

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    ネタバレ

    刀剣の鑑定を商売としていたわたしが、国立博物館で、旧知の鑑定家・小日向賢吉(徳阿弥談山)と会い、"面白い会合"に誘われるところから話が始まる。
    小日向君に連れられて訪れた沙高樓とは、各界で名をはせた著名人が、今まで誰にも話す事が出来なかった秘密の話を語る場所であった…。

    ちょっと不思議な、そして、ちょっと不気味でもある5つの話。
    結構好きです。<この手の話。
    続篇も出ているようなので、文庫化されたら是非読みたいな、と。
    それはそうと、沙高樓の女装の主人が、どうしても美●明宏氏に思える(笑)。

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    2016年06月24日
  • 天切り松 闇がたり 第一巻 闇の花道

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    バブル期の留置場、1人の老人が"闇の声音"で語り出す昔話。
    華やかな大正ロマンの時代を駆け抜けた、義侠心溢れる盗賊「目細の寅吉」一家の活躍譚。


    人情味溢れる盗っ人達に胸を躍らされ、最終話で白縫花魁の話に号泣。
    愉快痛快、それでいてどこか切ないとっておきの娯楽小説。
    天切り松の"闇がたり"に留置人や看守達同様、夢中になってしまう物語。
    寅吉一家、かっこよすぎ!!

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    2016年05月18日
  • 競馬どんぶり

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    競馬歴30年の著者がそのノウハウを惜しみなく書いている。
    競馬の楽しみ、馬券の買い方、特にパドックの見方を書いた本は他にないので必読。
    勝ち負けだけでない競馬の楽しさを教えてくれる。

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    2009年10月04日
  • 見知らぬ妻へ

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    浅田次郎の見知らぬ妻へを読みました。過去を引きずりながら、それをうまく消化できずに孤独になっていく、それを静かに受け入れるという物語の収録された短編集でした。一番気に入った物語は「うたかた」でした。透明な孤独さと諦念が綺麗に描かれています。

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    2011年07月18日
  • 活動寫眞の女

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    浅田次郎の活動寫眞の女を読みました。突然ですが浅田次郎の小説はファンタジーなんだな、と気がつきました。妖精もドワーフも出てこないけれど、剣も魔法も出てこないけれど。代わりに極道や幽霊が出てきて夢のお話をしてくれます。この小説も映画が全盛の古きよき時代への郷愁に満ちたファンタジーでした。映画のエンディングのような終わり方が印象的です。

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    2011年07月18日
  • 薔薇盗人

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    浅田次郎の薔薇盗人を読みました。短編集でした。今回の短編6編はあまり面白くありませんでした。語り口はいつもどおりですが、プロットに無理があるものが多く、楽しめませんでした。

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    2011年07月18日
  • プリズンホテル 1 夏

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    ネタバレ

    木戸孝之介
    極道小説シリーズ〈仁義の黄昏〉が評判の小説家。実母は孝之介と父を捨て若い工員と逐電した。業界の噂によると偏屈な人間。富江や清子には日常的に暴力を振るう。

    木戸富江
    孝之介の継母。グズでノロマでブスで、齢より十歳も老けて見える。実際は孝之介とひとまわりしか違わない四十七歳だというのに、見ようによっては六十歳のババアにも見える。もとは孝之介の父が経営していた町工場の女工兼女中であったが、父の後添いに収まった。

    木戸仲蔵
    孝之介のおじ。父とはふたつ違いの弟だが似てるところはひたつもない。かつて特攻隊で死にぞこね、復員してヤクザの道に入った。リゾートホテル奥湯本あじさいホテルのオーナー

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    2026年07月18日
  • プリズンホテル 1 夏

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    任侠もので怖いイメージがありましたが、意外とコメディーテイストが強めで楽しめました。

    ただ、訳もなく人を殴ったりする描写は作品としては合っていますが、個人的には苦手かなと思いました。

    それでも、ホテル内のドタバタ劇を楽しめたので次回作も読んでみたいと思いました。

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    2026年07月13日
  • 輪違屋糸里(上)

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    ネタバレ

    久しぶりの歴史小説。
    今まで読んだものは芹沢がずっと悪者で書かれてるものしかなかったけど、人間味ある一面も見れてよかった。
    善人とは言えないけど生い立ちも含めて不遇な人なのかもしれない。

    何よりも糸里のこと好きなはずなのに平間に渡してしまう土方にがっかりしてしまったけど駆け上がっていくのはそうするしかなかったんかなあ。
    それを一瞬で全て理解し全て受け入れる糸里がいじらしく可哀想になってしまった、、
    女が不幸になるのはいつだって男のせいだよ、、(ものすごい偏見ですが)

    お勝、おまさから見た視点も新しかった。新選組、どんだ厄介者すぎる。

    どの新選組の小説を読んでも大体の人柄や人格は同じだな〜

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    2026年07月12日
  • 憑神

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    ネタバレ

    裏すじがなんか辛気臭いので重いのはやだなぁとかおもいながら読み始めたものの、主人公の人の好さに救われ続けるお話。
    どんな人生も向き合い方次第なんかなぁ。
    幕末の激動期を生きる貧乏武家人の次男坊。理不尽にふりかかる火の粉をかいくぐっていきつくさき。
    侍の哲学。嫁と子がかわいそうやなと思いつつもこれがまかり通る時代と江戸もんの根性でのこされるものも誉なのか。
    ちょいちょいでてくる憑神や名わき役たちとのコントが小気味いい。
    「不仁のきわみである。」
    助かりたい一心であったはずなのに宿替えができるとわかった先の反応がこれ。
    え?とかじゃなくてこれ。人柄がにじみ出る。
    ぞっとしたときの表現が「ざわざわと

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    2026年07月06日
  • ハッピー・リタイアメント

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    浅田次郎さんの大ファンですが、本作品はちょっと期待はずれかな。官僚組織や、官僚でなくても日本の会社組織に不満だが従うしかない、大半の読者のために、もう少しスッキリと終わらせて欲しかった。

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    2026年07月05日
  • 母の待つ里(新潮文庫)

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    故郷の母親のもとへ帰郷する物語
    そこでの感動の物語と思いきや、その設定が驚き

    読み始めですごい違和感がありましたが、その実態は、カード会社のサービスとして提供される、一泊50万円のふるさと疑似体験。
    昔ながらの母屋で待つ年老いた母親ちよと村人たち。

    そのサービスを受けた3人の物語でした。
    大企業の社長の松永
    定年後、妻に離婚された、室田
    親を看取った女医の夏生

    ある意味、高額なチケットでのイマーシブ体験です。
    そして、母親のちよがすごい..
    典型的な故郷の母親です。

    イマーシブフォート東京はクローズしてしまいましたが、ひょっとしたら本当にこんなビジネスモデルが作られる日がくるかもしれま

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    2026年07月05日
  • 大名倒産 下

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    ネタバレ

    長男が亡くなって、何故か四男が藩主になり、父の作った藩の借金をどうにか返済していく話です。
    昔言葉口調な書き方が最初は読み辛く、全然入ってきませんでした。
    ただ、途中からは慣れてきたのと、ストーリーに入り込めたので、楽しく読むことが出来ました。
    四男に全てをなすりつけて難を逃れようとする悪い親父が、すごくいい味を出していて、相対する親子の闘いが目に浮かんできました。
    最後まで一気読みしてしまいました。

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    2026年06月25日