浅田次郎のレビュー一覧

  • 沙高樓綺譚

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    浅田次郎の短編が好きなので、ちょっと期待し過ぎた。
    とは言え独特な世界観があり、日常から離れて楽しむことができた。

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    2012年09月28日
  • 降霊会の夜

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    雷の夜に助けた女性により降霊会に導かれた男は、そこで記憶の底に封印してきた過去と向き合うことになる。前半のキヨの話がすごくよかった。幼い彼が抱えていた苦悩と、沌とした戦後を生きた人たちの悔恨の独白。苦くて切なくて胸が詰まる。

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    2012年09月28日
  • ま、いっか。

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    浅田次郎さんが多くの読者から支持されてる訳が分かったように思います。
    冷静な観察眼と、簡潔な言い回し。自分や人の弱さにも、臆することなく踏み込んでいく、そんな姿が清々しいです。

    「男はいいわよねぇ」の節が好きでした。

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    2012年09月12日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    天切り松、最終巻です。。

    相変わらず皆カッコ良いのだけれど
    何だか他の巻と違って今一しっくりこず。。


    個人的な感想としては一巻が一番好きでした!

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    2012年08月20日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    ネタバレ

    天切り松シリーズの最終巻。
    とはいえ「このシリーズである必要はない」と、そんなふうに思える作品がほとんど。
    どちらかというと、作者の中に昭和モダンの時代小説を書きたいという気持ちが先にあって、そのためにシリーズの登場人物を「使った」のではないかという気がする。
    だから、もちろんいつもの「天切り松」シリーズの一環として読んでいいのだけれど、ピカレスク・ロマンとしての味わいよりも、ひとつの時代に呑み込まれていく人々の姿を描いたオムニバス短編小説のような味わいのほうが強かった。

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    2012年08月16日
  • 天切り松 闇がたり 第四巻 昭和侠盗伝

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    シリーズ第四巻。相変わらずかっこいい大人がたくさん。
    語り口調や時代背景が粋。

    実在の人物や事件に登場人物が絡んでくるので
    リアルに天切り松から話を聞いてる気分。

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    2012年08月15日
  • アイム・ファイン!

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    2012/07/31-12/20
    エッセイは短文だから良い。一冊にした時、短編集としてまた、別の評価に委ねられる。

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    2012年12月30日
  • 中原の虹(3)

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    張さくりん事件にはこのあとどういう形でながれていくのだろうか。
    次巻が最終巻なので、そこまでやるのかどうか気になってしまう。

    毛沢東や蒋介石や孫文と伏線がはりまくりなので、
    もしや、このシリーズ現代までやるつもではあるまいな。。。
    などと一気読みしながら思った。

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    2015年07月14日
  • 中原の虹(1)

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    そしてまた私はこの世界観にひたる。
    本日営業外周りなのだが、お昼休憩でスタバにでもいって読み耽ってやろうかと思うのである。
    仕事しろよっていうつっこみはおいておいて(笑)

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    2015年07月14日
  • アイム・ファイン!

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    JAL機内誌に掲載エッセイ「つばさよつばさ」の続編。勇気凛々の頃ほどのキレはないけど、浅田氏のエッセイは面白いです。

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    2012年07月16日
  • ま、いっか。

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    ネタバレ

    美容雑誌MAQUIAに掲載されたエッセイも入っているので、
    女性も読みやすい。
    また浅田さんから見た良い女、美人考も知ることが出来てなかなか興味深かった。

    私は特に「花実双美」についてのエッセイが印象に残った。
    その言葉は京都のお茶屋に掲げてあったもので、
    見映えだけではなく、中身も美しくなければいけない。
    という、そこで暮らす妓(おんな)たちの戒めの言葉ともいえる。

    芸や知性や立ち振舞いを磨いてこそ、美しい衣装も容姿も活きるのである。

    この言葉によって書き上げた小説「輪違屋糸里」。
    絶対に読みたいと思った。

    あと祖父母の江戸っ子の粋なファッションについて。
    祖父母のファッション感覚は

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    2012年07月07日
  • 見知らぬ妻へ

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    素直になりなよ~!ってツッコミを入れたくなる。
    ノスタルジーだかロマンだか、なんだか知らないけどこんな風に綺麗にまとめちゃっていいのかな…

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    2012年06月27日
  • ま、いっか。

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    最近浅田さんのエッセイにトーンダウン感を感じていたので、今回久々に最後まで一気読みしました。身軽に見えて案外荷物持ちな男性や福袋の選び方デブについて?など軽いものから「やるかやらぬか」が猿と人間を分けたという硬いものまで、なかなか楽しめる作品でした。

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    2012年06月23日
  • ま、いっか。

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    ネタバレ

    こちとら江戸っ子でぃ!という声が聞こえてきそうな
    軽快で楽しいエッセイ集
    ご本人はとても気を使っていらっしゃるとは思うけど
    読んでいるこちらは、すっきりと気持ちのいいくらいの言い様
    肩肘はらず、でも姿勢は良く、格好いい

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    2012年06月03日
  • 月下の恋人

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    今回は短編集でしたがその後が気になるもの作品が多かったですね。でも、小夜子さんて一体・・・すごく気になる。

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    2012年06月02日
  • ま、いっか。

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    エッセイ集です。
    浅田次郎は小説はもちんだけど、エッセイもいい。
    著者の知的でウィットに富んだ文章は優雅な気分にさせてくれます。
    それに小説とは違って、ダイレクトにメッセージが伝わってくるのもエッセイのよいとこですね。

    本書は色んな雑誌に連載されたエッセイを集めたもの。一編一編が数ページなので、ちょっとした隙間時間に読むのにオススメです(^^)

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    2012年05月31日
  • 見知らぬ妻へ

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    8つの短篇はどれも悲哀や孤独、人生を考える上での虚しさを感じてしまう。とりわけ子供の頃のイジメた記憶から45歳になっても逃れる事が出来ない「かくれんぼ」は切ない。いつの間にか自分自身も過去の記憶へ誘われ、同じような事がなかったかと考えてしまい、なかなか寝付かれなくなった。

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    2012年10月24日
  • 霞町物語

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    青い時代を青い雰囲気で綴った物語。本当の意味での優しさがきちんと町の中を行来していて、読後、しっとりした気持ちになる。

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    2012年04月26日
  • 月下の恋人

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    恋愛ものや怪談ものを含む短編集です。作者らしい人情や描写を楽しめると思いますが、想像力や経験がないと余韻を楽しむのも難しいです

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    2012年04月24日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    長い!! とにかく長い!
    主要人物がそろっても 脇役の説明やらその周囲の人たちの絡みやら、ラスベガスのシステムと・・・長い!! 
    その間にはさんで、作者がどれだけラスベガスを愛しているかが語られるので、なかなか話が進まないが、ラスベガスのシステムと、ラスベガスはとても良いところだということは、十分に伝わってきた!!
    ラスベガス!!いく~~!!

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    2013年02月03日