浅田次郎のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ロマンか悲劇か?
終戦に際しての、架空の(?)秘宝をめぐるドラマ。
現在と終戦時という二つの時間軸で話は進みます。
同時に、さまざまな登場人物の視点が複合的に描かれてストーリーの厚みを感じさせます。
GHQ側の視点でも話は進みますが、
マッカーサーってそんな人だったのか?という大いなる疑義が心に湧き上がってとても落ち着かない気分にさせられます。
ありそうな気もする、ってところがロマンなのでしょうね。
でも、やはり少女たちの運命の扱いが.....自分にとってはちょっと痛かったです。
映画は未見なのですが、そこがどう扱われているのかも気になりました。 -
Posted by ブクログ
なんかメトロとかぶったなあ。戦争の悪い時代から急速に復興した時代×不思議な力でのありえない出会い というmix感が。最後にもうひとひねり、不思議が待ってたしね。でもなんか、どこかで見たような。。というかんじが拭えないまま本を閉じた、そんな読後感。山野井清と小田桐百合子。それぞれ、主人公である「ゆうちゃん」に悔悟(←このコトバあまり使われないのにキーワードとして出てきたのがなんか一番印象に残ったかも)の念を残していたふたつの思い出を、霊の口寄せで振り返り、滞って固まりかけた思いを解くというような内容。私ならだれを呼ぶかなあ。もういちど話してみたいひとはいくらもいるけど、でも、やっぱ怖いかな。まあ