浅田次郎のレビュー一覧

  • 薔薇盗人

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    ネタバレ

    人々の様々な形の愛を描く短編集。
    浅田次郎お得意の感動系を期待していたが、シュールな展開に物もあったりと、少し期待はずれ感はあったが、心が洗われる物語が多かった。

    特に好きなのは「死に賃」と「ひなまつり」の2つ。
    「死に賃」戦後の動乱の時期を勝ち残った社長が同じ時代を生きた級友から莫大な料金を引き換えに自分が死ぬ間際の苦痛を取り払ってくれるサービスがあると話を聞く。
    その級友が亡くなり、自身も急な病に倒れたときそのサービスを使おうとするが。。。。
    最後の意外な展開に加え、献身的な愛の形が露になったとき思わず泣けた。

    「ひなまつり」東京オリンピックが始まる昭和の時代、シングルマザーの家庭に育

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    2016年05月05日
  • 黒書院の六兵衛 (下)

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    長かった…
    途中リタイアしそうになった

    的矢六兵衛が誰なのかという話でわなく 最後の武士として10カ月の勤番を終えたのですね

    「おぬしには言いたいことが山ほどあるはずじゃ」
    「物言えばきりがない。しからば、体に物を言わせるのみ」

    なんだか最後かっこよかったです 伊豆栄のうなぎ食べたい‼

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    2016年05月05日
  • 黒書院の六兵衛 (上)

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    前から気になっていた本

    黒書院って お城の図書室だと 思っていた(´д`|||)
    お殿様の親衛隊のことだったんですね

    上巻はじめのほうは お城のしきたりとか 加倉井の事情とか説明が多くあって かなり入り込めなかったが(めんどうだった)
    なんと!
    お城の地図が 後ろのページあった➰‼こういうの好き(^^)

    ここからは 六兵衛の人となりや様子もどんどん見えてきて

    下巻に期待ですね!

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    2016年04月16日
  • 憑神

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    時は幕末の江戸
    貧乏御家人の彦四郎。
    酔っぱらってたまたま拝んだ小さなボロボロの祠

    これがとんでもない神様がおわす祠だった・・・

    裕福な商人のなりの貧乏神
    立派な体躯の横綱力士風の疫病神
    いたいけな童女の死神

    おたおたしながらも、「武士としての自分」を貫き通そうとする主人公が、間抜けながら格好良く見えてしまう

    軽快な文章で読みやすい

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    2016年04月13日
  • 輪違屋糸里(上)

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    ネタバレ

    新撰組を周囲の女性(芸妓、商家の女将、壬生村の女房)の視点から描いた作品。上巻は壬生に拠ったあたりから、蛤御門の変まで。
    芹沢派も含めて、単純な悪役を置かない感じが良い。

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    2016年03月12日
  • 王妃の館 下

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    まざりきったクリームはほどよく角の立った状態に。

    (以下抜粋)
    ○「どうしておまえは、そんあにやさしいの。
     どうして何でも、自分のせいするの。
     どうして他人のことばかり、そんなふうに心配するの」
     「どうして、って、べつにたいそうなことはしてないよ。
     自分にできることをやってるだけさ」(P.54)

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    2016年03月06日
  • 一刀斎夢録 上

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    新撰組関係の本を初めて読んだ。諸説あるとは思うけれど、これはこれで興味深い内容。これからもっと歴史小説を読みたいキッカケになりそう。

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    2016年02月24日
  • 勝負の極意

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    第一部の「私はこうして作家になった」は、二足のわらじを履いてきた著者が、何故そうなったのかやその日々について書いており、興味深く読んだ。
    第二部の「私は競馬で飯を食ってきた」は、競馬をするための心構えや著者の馬券の買い方など、競馬好きには大変面白い内容なのではないかと思う。
    競馬を知らなくとも楽しめると書かれていたが、若干ではあるが出てきた専門用語の意味が分からず、また専門的な話で競馬を知らない人には、猫に小判といったところかも知れない。
    もっとも第二部が本書のメインであるだろうし、タイトルからして、その内容は想像に難くないことを考えると文句は言えない。
    というわけで、競馬ファンにはオススメの

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    2016年02月15日
  • 競馬どんぶり

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    競馬本で、ギャンブルの側面に焦点を当てた本というと、たまたまはまった成功例、役に立たない胡散臭い予想法、無機質なデータの羅列…といったもので、ギャンブル面での競馬の面白さを伝える上では欠陥品が多い。

    しかし、この本は筆者が長きに渡り競馬に真面目に取り組んできたというのがわかる。人間味溢れた、そして一本筋の通った競馬、ギャンブルに関するアドバイスが載っている。競馬との付き合いは長い私であるが、なるほど参考にしてみよう、とはいかないまでも、競馬に取り組む上で頭の片隅に置いておきたい助言がぽつぽつあった。

    競馬を知らない人には訳の分からない内容だと思うが、競馬を好きな人は、楽しく読めるし、学ぶと

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    2016年02月14日
  • 月のしずく

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    『月のしずく』他、短編全7話。
    浅田次郎作品という事で手に来てみたものの、いささかストーリーが出来すぎてる感が否めず。内容もクサいやり取りが多く、結末も意外性が乏しい気がする。次の作品に期待したい。

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    2016年02月13日
  • 赤猫異聞

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    明治初期の粋な(鯔背な)人々の話。描写が本当に美しい。風光明媚を愛した昔の日々を肌に感じます。面白く読めましたが、記憶に強く残る、というほどでもなかったかなぁ。

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    2016年02月06日
  • 中原の虹(2)

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    いよいよ西太后の死。西太后がどのような想いで、中華帝国の維持を試みていたのか、光緒帝への想いなど様々なことが知れる第2巻。重厚な内容ではあるが、いかんせん展開が遅い。前作の勢いはいずこへ。第3巻ではぐいぐい読ませてくれることに期待。

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    2016年02月05日
  • 中原の虹(1)

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    数年前に『蒼穹の昴』を読んで大変面白かった。ずっと積読になっていたのを新年だということで読み始めてみた。
    数年前の記憶なので曖昧だが、『蒼穹の昴』は1巻ですでにぐいぐい面白かった気がするのだが…とにかくまだ1巻は説明で終わった感じがした。2巻以降の盛り上がり、動き出す大きな歴史に期待。

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    2016年01月25日
  • 一刀斎夢録 下

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    新選組の生き残り=斎藤一こと一刀斎。彼の語りで綴られるストーリーは下巻でも続く。明治維新で敗北、そして会津藩と共に下北半島斗南に移り、その後、薩英戦争に。

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    2016年01月14日
  • 王妃の館 上

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    パリにある由緒正しいホテルを舞台にしたドタバタコメディー
    大した話ではないけれども浅田次郎がこれでもかというくらいに話を広げてくれます。

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    2016年01月11日
  • 憑神

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    江戸末期、憑神により不幸になるけれど権現様になり替わり最後に一花咲かせる話。
    面白いけどただそれだけのはなし

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    2016年01月11日
  • 憑神

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    どんなにひどい輩に対してでも
    「宿替え」をして災悪を肩代わりさせる、、、
    のは
    どうなんでしょう?

    話しは面白かったが
    そこだけはずっと心にひっかかっていた

    最後がそれならまぁ良い?
    イヤ、やっぱりなぁ〜

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    2016年01月10日
  • かわいい自分には旅をさせよ

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    エッセイの一つ一つがへぇ~と思うことがあってなかなか面白かったです。「司馬遷に遼に及ばず」で司馬遼とは知りませんでした。

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    2015年12月06日
  • シェエラザード(下)

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    ネタバレ

    上巻から続き、現代、弥勒丸、シンガポールの特務機関を舞台に、上海に向かう理由を明かしつつ、撃沈に向けて話が進む。
    宋が正木中尉だとわかってくるあたりまでは、盛り上げあっていくが、宋視点の話になったところで一旦冷めてしまうのが惜しい。

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    2015年11月27日
  • シェエラザード(上)

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    ネタバレ

    第二次世界大戦中に撃沈された弥勒丸を引き上げようとする現代と、当時の弥勒丸の視点を同時並行で進む話。
    現代では、弥勒丸の引き上げを依頼されたヤクザと元新聞記者が当時の情報を集めて、関係者が集まり始めるところまで。過去では弥勒丸が東南アジアに向かい、金塊を上海に輸送しようとするところまで、下巻へ。

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    2015年11月25日