浅田次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
バクチは時間の無駄って言われることもあるし、自分も時間もお金も無駄とはわかっているものの、「飽食終日、心を用ふる所無きは、難いかな。博奕という者あらずや。之れを為すは、猶ほ已むに賢れり。」(ボンヤリと日々を過ごしているくらいならバクチというものがあるのではないか。何もしないよりはましだ)って「論語」で孔子ものたまっているって言う本、ではないんだけど、これが1番記憶に。自己防衛もあるんだろうけど。
あとは、24時間という時間の使い方。
3×8=24
睡眠、仕事とあと一つ。この8時間に自分のやりたいこと(浅田次郎は読み書き)につぎ込むっていう努力が大事。
こういうので、興味が持てたら、ぜひ読ん -
Posted by ブクログ
浅田次郎氏の大政奉還、江戸城受け渡しの頃のお話。
「武士は食わねど高楊枝」とはよく言われますが、本当にそうだったらしく格を誇るために借金してまで家来を抱え、代々家を残すことに尽力されていた。
そんな中幕府が倒れる。
今で言うと働いていた会社が倒産することにも近いのかも。
まあ、それと比べるレベルの話ではないのだが、そんな中江戸城に居座り続ける六兵衛。
無血開城を達成するために、力ずくで排除することはならぬと言う無理難題を抱え、加倉井隼人はあの手この手で出ていってもらえるよう説得を繰り返す。
なぜ居座り続けるのか?
その理由が徐々に解明されていくのだが…
奥が深く一度で理解するのは難しい -
Posted by ブクログ
浅田次郎氏の短篇集。
坂の上の雲の読破で疲れたので軽い気持ちで読める短篇集を選びました。ついでに前回「壬生義士伝」で当たりを引いた浅田次郎氏を選ばせていただきました。
各短編に特別関連性はないのかな。完全なるオムニバス形式。
各作品面白さがありますが、個人的には雪鰻が一番好きでした。
冬の星座は見方によっては面白いんやけど、狙いすぎた感がして個人的にはあんまり。
特に戦争関連の話は上層部からの視点を描いた坂の上の雲などと比べるとずいぶんに対照的で、ものの見方という意味で大変役に立ちました。この気持ちは忘れないでおきたい。
悪くはなかったけど、特別胸を打たれるというほどでもなかったな〜