浅田次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「王妃の館」のように、いろんなキャラが登場し、絡み合い、
笑って泣いてフィナーレへ・・・という流れを想像して手にとりました。
でも予想とはちょっと違いました。
ある筋の方々専門のホテル、そこで急に働くことになった高級ホテル出身の支配人にシェフ、豪快な番頭さんに日本語の話せない仲居さん達、そしていろんな事情を抱えてやってきた宿泊客達。
出てくる人達が憎めない、暖かな人たちばかりでくすりと笑わせてくれます。
主人公の小説家を除いては・・・
どうしてもこの主人公の小説家が好きなれませんでした。
母親の愛情に飢えたことから屈折した人格が生まれ周りの人々を傷つけることで何とか生きてきた -
Posted by ブクログ
「壬生義士伝」の姉妹編というべき作品です。
さすがというか、読ませます。読者を如何に引き込むかの全力投球。浅田次郎らしい作品でしょう。
「壬生義士伝」は女性に人気でしたが、これはどうでしょう。女性を主人公に置いた分、むしろ女性には嫌われるかもしれません。
面白いのですが、やはり浅田次郎の歴史長編で気になるのは人物造形の振れです。場面場面で登場人物がまるで違う人物に見える言動をします。どこかに芯が有って「こんな風に見えるのだが、実は・・・」という書き方なら良いのですが。どうもプロット重視で、全体の流れからはみ出してしまってます。
その最たるものが最後の糸里に対する土方の言動です。(以下ネタバレ) -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
購入済み
世直し的な意味合いはあるのかな
今の公務員制度が続く限り、官僚主導経済が続く限り なくならないのが「天下り」。
最初は、天下りの税金無駄遣いぶりを暴き 水戸黄門風に世直しをする ストーリーかな と思ったがそうでもない。
単なる 漫談のような気がする。 -
購入済み
自慢話
第1作はそれなりに面白かったが、2作目以降は鼻につく自慢話的な内容が多く、、それらは飛ばして読んだ、また全体的の自衛隊を作者の視点のみで捉えた過大評価の文が多い
-
購入済み
語りはうまいが内容は?
なんせ語りがうまい浅田次郎であるからするすると気持ちよく読めてしまうのは当たり前のこと。
しかし内容はユーモア面に偏りすぎて読み終えた後何も残らない。
息抜き用、気分転換用としてはよい作品。 -
購入済み
親父ギャクとかにウケる人向け
設定自体で 面白いと感じないし、ギャクというか会話の応酬も全く面白くない。いわゆる親父ギャクレベルである。つまらなくて最後まで読めなかった。最後の方に感動話があるのかもしれないが、前半部分を忘れさせるほどではないと判断した。(それぐらい前半部分がつまらない。おもしろいと思って書いているところが一層しらける)
-
購入済み
微妙
浅田次郎さんのエッセイの真骨頂は自虐的ギャグを取り入れ、読者を笑わせながらも、主張を通してしまうところだと思います
前作までも、自虐ネタを取り入れつつ、世間をばっさり切るところが小気味よく、大好きだったのですが、
今回はその自虐的ギャグがなく、同年代のおっさんや自分は今時の若者とは違うと信じている所謂『名誉おっさん』からすれば快哉なのかもしれませんが、
それ以外からすれば、ただのおっさんの自分語りをまじえた鬱陶しい説教にすぎません
後半の江戸っ子節はさすがに面白かったのですが…
……自分自身をネタにできないほど老けてしまったのでしょうか?
だとしたら残念です