浅田次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
浅田次郎というと、私らからすると競馬好きのご同輩という感じで、今日でもJRAのブログに「思い出の天皇賞」みたいなことを書いているのだけれど、文章書かすと洒落た文章書きますよねぇ。
この本、中に収められた「銀色の雨」が映画になるようで、確かに映画にしたら良いような街の佇まいと季節の色合いが散りばめられ、コンビナートの光、滲んだネオン、鴇色の空、群青の空を被いつくす爛漫の桜、緑の葉と真赤な夏の花…、これらを背景に、夫々の男女のこれまでの人生に対する懺悔と浄化が描かれる7つの短編集。
ただ、どれも哀切さ溢れる佳い話なのだけど、描かれるお話の微妙な古めかしさの違和感からか上手な話が出来過ぎなためか、夫 -
Posted by ブクログ
昭和40年代の京都が舞台の、斜陽の「カツドウ屋」たちの古き良き時代の物語を絡めた、不思議な雰囲気の青春ストーリー。とくに映画好きではないですが、作中の日本映画の黎明期から全盛期にかけての活気ある雰囲気は、それなりに興味深く面白かったです。んで、私のような映画シロウトが読むと、どこまでが虚構でどこからがホンモノ映画史なのか、とんとわかりません。舞台の京都の描写も、ちょっと盛り込みすぎな感じはありましたが、雰囲気出してて良かったです。浅田センセ、江戸言葉だけではなく京都言葉も巧みに活字にしてますね。う〜ん、すげぇ。しかし、氏の作品ラインナップの中で見ると、この作品イマイチ存在感が薄いかも・・・。悪
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- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
「かくして、世に謙虚な人間がいなくなった。デブはデブである現実を信じようとせず、痩せ女はさらなるダイエットを試み、醜女も醜男も自分は十人並みだと錯誤し、老人は未だ壮年だと、少年はもう大人だと勘違いをする。
この肉体に対する自己評価の誤りは、それを器とする精神にもむろん採用されるわけで、ありもせぬ才能を信ずるバカとか、そのバカを天才と見誤るさらなるバカとか、おのれの主張はすべて正義とするバカとか、あるいは突出せざることが見識であると誤解するバカとか、要するに夥しい絶対的バカを世に輩出せしめたのである。」
>ところどころ分からない部分もありーの、爆笑部分もありーの、私の浅田次郎像が結構一変しま