感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2020年01月23日
夢の実現は夢の喪失であることを、忘れてはならないと思う。どのような環境にあっても少年がみな幸福であるのは、自在に夢を見ることができ、なおかつその夢がすべて実現されていないからである。
Posted by ブクログ 2013年06月25日
読み始めたら、笑いをこらえきれなくなる可能性大なので、読む場所に注意。私は、新幹線の中で、ゲラゲラと声を出して笑ってしまいました。浅田次郎って、こんなに面白い人だったんだーと思いました。
Posted by ブクログ 2013年05月19日
JAL機内誌のスカイワードに連載のエッセー。出張が多かったころはよく読んでしました。当時は「中原の虹」執筆と重なっていたころのようで中国ネタも多し。こういうのを読むとまた旅行行きたくなります。
Posted by ブクログ 2017年02月12日
抱腹絶倒、とまではいかないが、決して電車の中で読むべからず。
知らずにだらしのない顔を晒すことになる。
浅田次郎のエッセイは、これくらい肩の力を抜いた感じが丁度良い。
Posted by ブクログ 2016年03月11日
主体がハゲ。パーソナリティがハゲ。アイデンティティーのありかがハゲ。浅田ハゲ次郎。
JALの機内誌に掲載されているエッセイをまとめた本。
浅田次郎な軽妙な語り口が楽しめる本作品は、他の「泣きの浅田」作品と同一作者とは思えない。
膨大な知識が背景にあるからこそ、生きるエッセイの数々は読んでいて本...続きを読む当に飽きない。たまにホロリとさせるエッセンスもあり。
爆笑エッセイとしては勇気凛々シリーズの方が上だが、こちらの方が落ち着いている印象。
Posted by ブクログ 2013年09月25日
JALの機関誌エッセイをまとめた「つばさよつばさ」に続く第2弾。
あいかわらず文書構成が上手で引き込まれ、クスリと笑ってしまう様な話しの連続だった。
エッセイを通じて、浅田先生の生活が部分的に垣間見えるのが、更に親近感を持つ事となりファン心をくすぐる。
きれい事ばかりでなく粗暴な一面(ブラック浅田)...続きを読むが見え隠れするところがまた良い。
JAL搭乗時にこれを楽しみにしている方も居るのではないだろうか。
おもしろかった。
Posted by ブクログ 2013年05月16日
どの章もまず、出だしが素晴らしい。最初の1~2行からすでにひきこまれてしまう。
笑いを誘う話、考えさせられる話、感心させられる話など、多様に渡る話題が満載で読み飽きない。あ、でもちょっと、中国史に傾倒している箇所は私のようにあまり詳しくなく、かつ浅田作品をまだ読破していない者にはちょっととっつきにく...続きを読むい感じ。
以下、備忘録。
「わが体験せる世界三大暑気」
「旅の手順」 本当にその通り、娘の育て方に参考にしたい。
「君もどうかね?」 もう、大げさなんだから(笑)
「しろくま綺譚」 もう、こどもなんだから(笑)
「はげみになる話」思わず笑い声が口から漏れてしまった。読み終わってからも、何度か戻って読んでみるのだけど、都度、笑いの温度は変わらなかった・・・・妙にツボ。
「三百八十歩のマーチ」 身につまされます。
「物を食う人」 その通り!
Posted by ブクログ 2013年01月18日
無防備で愉しめる本。ただ、笑いを堪え切れないので、公共の場ではキモイ奴にならないよう気をつけないといけないので、JALの機内で読むにはつらい!
Posted by ブクログ 2012年10月22日
JAL機内誌に連載された浅田次郎のエッセイ集の文庫版です。実にくだらん話ばかりだけど、ちょっと疲れたときのした暇つぶしに最適。やはり文章は上手だな。
Posted by ブクログ 2012年06月12日
「君もどうかね? 気持ちいいぞ」――文中に出てくるこのセリフのように、おススメしたくなります。
この本では、JALの機内誌『スカイワード』に連載中のエッセイを一気に読むことができます。人気作家のため、取材や講演などで飛び回っているのでしょう。日本国内に限らず、中国やラスベガスなどの話も出てきますが...続きを読む、一話完結なのでどれから読んでも面白い。
それにしてもこの人のエッセイを読むたびに、どれだけネタがあるんだと思ってしまいます。いや、いくら人気作家でも、日常生活がそんなにドラマチックなはずはありません。だから氏の文才なのでしょう。旅先の出来事だけではなく、食いものやギャンブル、自身の病気のことなど、本当に愉快に語っておられます。
読み終わったら、また次が読みたくなるはず。飛行機に乗らない人のためにも、この連載はどんどん本にして出版してほしいと思います。
Posted by ブクログ 2011年09月25日
笑いをこらえられずに、ニヤニヤしながら読みました。何個か飛行機で読んだ記憶の物もあって、それがまた嬉しい気分になりました。相変わらず彼のエッセイは面白い。
Posted by ブクログ 2011年09月21日
浅田先生のエッセイは勇気凛々ルリの色以来新作がでるとチェックしてしまうんですが、今回も面白かったですね。なんと言うかぷっと笑えてしまうんですよね。で、どうしても米の飯が食べたくなるとか共感できる話があって。
Posted by ブクログ 2020年10月05日
浅田次郎のエッセイ本です。
小説の中でも「壬生義士伝」は個人的好きな小説ランキング上位ですが、著者の書籍はハズレもなく好きな作家のひとりでもあります。
風体から勝手に落ち着いた感じのいいおじさん、というイメージを持っていましたが、違いました。
ラスベガス通いのギャンブル狂?、クルマ好きのスピード狂...続きを読む?、元はリーゼントなど、ものすごくヤンチャな人なのだとわかりました。
人となりを知ることができるエッセイですので、著者に興味がある方にお勧めします。
Posted by ブクログ 2018年07月06日
内容紹介
書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々
JAL機内誌『スカイワード』で好評連載中のエッセイ『つばさよつばさ』から生まれた単行本『アイム・ファイン!』を文庫化。
「飛行機の座席を選ぶにあたって、私は必ず窓側を
指定する。旅慣れた人は通路側を好むものだが、どうも外の景色がみえないと損をしたよう...続きを読むな気がするのである」
1年の3分の1は旅の途にある、超多忙作家の浅田次郎氏は
まさに好奇心のかたまり。。自身の目を通した国内外の出来事は、たちまち優れた一編の随筆へと姿を変えていきます。
NHKドラマ『蒼穹の昴』の北京ロケに足を運んでみると・・・『西太后の遺産』。都内を愛車で走るうちに警官に止められて・・・『やさしいおまわりさん』。最近目にしなくなった二千円札の謎を追ってみると・・・『消えた二千円札』。行きつけのアメリカのステーキレストランで目撃した驚くべき親子とは・・・『デブの壁』ほか、珠玉の40編を収録。
「命惜しくば南国の楽園にでも飛んで、体力を恢復したいところなのだが、酷いことにはその抜け殻にさえ、次なる原稿の締め切りは迫る」。
そう苦笑する浅田氏の書斎の内外で起こる爆笑と福音の日々が絶妙の筆致で描かれています。
Posted by ブクログ 2011年12月17日
JALの機内誌(現在も執筆中)に連載されているコラムを単行本化したもの。
ちょうど東北行った帰り、仙台空港でご購入。
行きも帰りもJALだったから、機内誌もしっかり読んだし。
で、内容といえば、相変わらずの浅田節。
電車で読めないって浅田先生。
ニヤニヤしすぎます。
昼休み、職場の小さな会議室で...続きを読むひとりコレ読んで失笑してたら、
たまたま通りかかった上司が、びっくりした顔で
こちらを伺っていました。
ちなみに読んでいた項は「夢の続き」。
はしたない? はい、すみません。
理由は本を読めば分かります。
Posted by ブクログ 2011年11月24日
つばさよつばさ、の続編。
(と言って良いのでしょうか。某航空会社の機内誌への連載をまとめた書籍の第2弾です。)
やはり隙間時間にちょこちょこ読んで、旅に思いを馳せたくなります。
浅田氏のようなキュートな人物になりたいものです。
Posted by ブクログ 2011年10月04日
浅田次郎がJALの機内誌に連載しているものを文庫化したもの。「つばさよつばさ」に続いての2冊目であるらしい。
出張がそこそこある仕事に就いているので、飛行機にはよく乗る。どこの航空会社であっても、機内誌と機内販売のカタログは座席に備え付けてある。機内誌にはほとんど目を通すことはないので、この浅田次...続きを読む郎の連載も、実際にJALの機内誌で読んだ記憶はない。
もう1つの機内販売カタログの方にはよく目を通す。実際に機内販売を利用することはほとんどないので、カタログ自体を見ることが好きなのだろう。
化粧品・アクセサリー小物類・お酒やタバコ・旅行用品関連、といったところはおおよそどの機内販売カタログも共通的に品揃えをしている。面白いな、と思ってよく目を通すのはこの後で、例えば地球儀とかボイスレコーダーとか健康器具とか、その他のアイデア商品、といった脈略のない商品が並んでいるページが続いていることが多い。機内販売というよりは、通信販売のカタログなのであるが、これが不思議だ。
お土産にはならない、機内販売・通信販売でなくても探せばお店で買える、安くないといった商品なのであるが、これらを誰か買う人がいるのだろうか、ということをいつも考えてしまう。でも、こういったページがなくならないということは、誰かが買っていることなのだろうと思う。割と熱心な読者である僕自身も、いつか買うのかもしれないな、等とも考えてしまう。