浅田次郎のレビュー一覧

  • わが心のジェニファー

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    えっ、すごい。そういう結末?!すごいじゃん!
    ユーモアたっぷりに描かれる日本各地でのラリーの戸惑いが、こういう結末に落ち着くなんて。めっちゃ良いじゃん!

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    2019年05月07日
  • 椿山課長の七日間

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    前に読んだ事がありますが、再読してみました。浅田次郎のコミカルで泣かせる手法にまんまと今回もはまってしまい泣きました。死んでみて分かる他人の本心。死ぬまで分かってもらえなかった自分の本心。あの世から送られた3人は驚きの展開に、でも最後は泣き顔も晴れる読後感の良い小説です。

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    2019年04月20日
  • 沙高樓綺譚

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    手順前後で『草原からの使者』を先に読んでしまったが、沙高樓はこっちが本家。おそらくシリーズ化を決定付けたであろう第一作「小鍛冶」は傑作。さすがにこの緊張感とクオリティを全作に求めるのは酷というもので、サイコ・ホラーあり、幽霊譚あり、ミステリーあり、義侠小説ありとバラエティに富むものの、いずれも(水準遙かに以上とは言え)今一。

    最近、浅田次郎ばっかり読んでいる気がするな。

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    2019年04月14日
  • プリズンホテル 4 春

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    ネタバレ

    木戸孝之介は、極道小説の売れっ子作家である。今回日本文学大賞にノミネートされたという。その候補作品は、極道小説の「仁義の黄昏」か、それとも恋愛小説の「哀愁のカルボナーラ」か。二つの出版社の編集担当が競う。また木戸孝之介の母代わりの冨江は何処ともなく消えた。同じころ、五十年以上の懲役を務めた小俣の弥一は府中刑務所から出所した。これらの出来事が錯綜して、またまた極道ホテルでは大騒動となるが、最後はいかように…。プリズンホテル・シリーズの結末はいかに。

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    2019年04月13日
  • プリズンホテル 2 秋

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    ネタバレ

    木戸孝之介は、極道小説の売れっ子作家である。出版社から、関東桜会の相良総長が亡くなったから葬式などの義理事の実態を見てきてほしいと言われた。叔父の木戸仲蔵に頼み込んだら会場の寺に来たらよいと返事が来た。「ええ、鶴と亀との相生に、極楽往生いたすのも良うござんしょうが、一天地六の賽の目次第に罷りますのも、また乙なもんでござんす。上は吉原泪橋、本所駒形向島までの百余町、盆の内外、決してぬかりゃあござんせん。桜の一門打ち揃いやして、これよりお送りいたしやす。いやさ八代目、とくとお立ちなせえ。」長老の声で、親分五人衆が担いだ棺はしずしずと寺を出ていった。またまた極道ホテルの面々が帰ってきた。今度はどんな

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    2019年04月04日
  • 神坐す山の物語

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    浅田氏がこんな家系の人だったとは初めて知りました。験力や修験者と交流した経験談を直接聴くことができた最後の世代かもしれないと思うと、氏が作家である偶然に感謝したいです。
    御嶽山に是非行ってみよう。

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    2019年03月23日
  • プリズンホテル 3 冬

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    相変わらず面白い
    次の巻でシリーズ終わってしまうのかと思うと寂しい
    3巻目くらいになると主要登場人物がみんな愛おしくなってしまう。
    浅田次郎作品の登場人物ってみんな良いよなぁ

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    2019年03月23日
  • プリズンホテル 4 春

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    全4巻の最終巻。最初の1巻では期待していなかったが、4巻はとても面白い。様々な人間模様を抱えた人の心が雪解けのように悩みが溶けていくことがよく伝わってきて、感動的だった。

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    2019年03月09日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    「勇気凛々ルリの色」は歌える。少年探偵団はもちろん知っている。次郎ちゃんの嫌いなカラオケで歌ってみようと思う
    。貴君と同い齢、兎年のオバンなママと一緒に。

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    2019年02月26日
  • わが心のジェニファー

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    作者の年齢を感じるところもあったが、浅田節は健在。

    そして、思わぬどんでんのラスト。ただし、連載ゆえの間に合わせ感も感じた。

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    2019年02月15日
  • 中原の虹(4)

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    ネタバレ

    正直登場人物が多くて、ついていくのに精いっぱい、という感じだったけれど
    それぞれの見せ場が思い起こされる。
    記者の姿勢も今作品で初めて知った。外国同士がこんなに密接だったとは。。。

    春児が意外に登場少なかったけれど。

    中国を何とかしようとする人たちに圧倒される。
    袁世凱も歴史上に名を遺すくらいだから、悪い面もあればよい面もあるわけで。

    近代、さらに中国ということで歴史に疎く、読み進めて初めて死ぬ運命だと知った登場人物達が多くて
    まっさらな状態で読めたのはある意味よかったかもしれない。

    まだ2作品くらい続くそうで
    これからの中国がどうなるのか、是非読み進めたい。

    溥儀に現れた西太后の

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    2019年01月31日
  • 赤猫異聞

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    文句なしに面白い時間を
    持ちたい方には ぜひお薦め

    読み終えてから
    表紙をしみじみ眺めて
    おぉ この三人が…
    と感慨に浸りたい方にも お薦め

    浅田次郎さん
    稀代の時代小説の名手です
    登場する人物が
    それぞれ愛おしい

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    2019年01月28日
  • 中原の虹(2)

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    ネタバレ

    読み始めは難しそう、となるのだが、読み始めると一気に進む。

    それぞれの思惑が交錯して、勧善懲悪ではなく皆自分なりの信念をもって選択しているのがまた…。

    西太后のイメージが本当に変わるが実際はどうだったのだろう。。
    物事を客観視、というのは最早不可能ではないだろうか。。

    春児が生きながらえさせられて今後どうなるのだろう、
    蘭珍の最期が悲しくも、本人の意思があって。。。

    どこまで物語でどこまで史実かわからないけれど
    ラストまで楽しみたい。

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    2019年01月08日
  • つばさよつばさ

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    お恥ずかしながら、浅田次郎氏の本はこれが初めて。
    このエッセイは友人からのオススメだったのだが、内容はもちろんのこと、語彙の豊富さ、表現の幅の広さはとても勉強になった。
    次は新撰組の「壬生義士伝」を読んでみたい。

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    2019年01月07日
  • 終わらざる夏 上

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    ネタバレ

    浅田次郎はお約束の「鉄道員」とごく一部の短編集を手に取ったほかはあまりこれまで縁のない作家であったのだが、ほかの多くの人と同様、「終戦後に北方領土に取り残された日本軍がいた」という歴史的背景に興味をひかれて読んでみることになった。

    北方領土どころか当時の日本領の最北端、カムチャッカ半島のすぐ南、占守島(しゅむしゅとう)の日本軍は終戦の8月15日以降にソ連軍の猛攻を受け、これを撃退しながら、最期は武装解除されたらしい。この部隊に様々な背景を持った(多くは招集された一般市民が)集まってくる経緯が小説の多くの部分を占める。

    大本営が策定する何十万人単位の本土決戦計画が各自治体に下達され、県庁、さ

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    2019年01月03日
  • 日本の「運命」について語ろう

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    浅田次郎節がすごく好きです。
    彼の分析や意見とともに日本の近代史の知識を整理出来るので、ある程度勉強してから読むのがオススメです。

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    2018年12月25日
  • プリズンホテル 4 春

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    最後は良かった!
    全てがハッピーで本当に良かった。

    大嫌いな木戸先生も、この巻は感動した!!

    わがまま、暴力、自己中、最低の先生だったけど、このホテルはそんな心に傷だらけの人をほっこりさせてくれるホテル。

    読者の傷も知らずに癒えているのかも?

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    2018年12月24日
  • 勇気凛凛ルリの色

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    今をときめく浅田次郎が全盛突入前の43〜44歳時に書いたエッセイ集、2年間の自衛隊生活やヤクザな稼業を体験して自称 世にも稀な体育系作家と宣うけど、いやいやどうして喜怒哀楽をストレートに筆にしていて面白い! 学歴も職歴も無いと卑下されるけど子供の頃からの悲願だった小説家になったのは非凡な何よりの証だ♪ さて、上品じゃない箇所もあるがふんだんにまぶしたユーモラスな表現に大笑しながらも時に振るわれる真剣に刮目させられる。タイトルにすぐさま歌が口ずさめる世代も さっぱりピンと来ない世代もあまねく読める秀逸なエッセイ集、続編が続いた理由もよく分かります。

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    2018年12月16日
  • プリズンホテル 3 冬

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    ここまで来てやっと!
    やっと木戸の人間らしさを垣間見た!

    良かった!!とホッとできた。

    あと一冊、この後の物語はどのように紡がれるのか!?

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    2018年12月12日
  • 歩兵の本領

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    1970年頃の自衛隊を舞台にした短編集。戦争の記憶を引きずる川原准尉の話(若鷲の歌)内務が悪い小村二士が半長靴を失くして戸惑う話(小村二等兵の憂鬱)和田士長と渡辺一士の諍いの話(バトル・ライン)青年援護会の借金に喘ぐ赤間一士の話(門前金融)これから自衛隊に入営する米山の話(入営)佐々木二士と今野二士の初外出の話(シンデレラ・リバティー)自衛隊の連帯に怯え、脱柵を計る高津二士とバディの佐藤二士の顛末を描いた(脱柵者)元旦の不審番となった赤間一士の話(越年歩哨)満期除隊をする二士と坂崎一曹の話(歩兵の本領)。全編に自衛隊の組織の中の人間として絆が強く描かれている。

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    2018年12月09日