浅田次郎のレビュー一覧

  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    天切り松 闇がたり シリーズ第5巻。
    江戸っ子の粋と、伝説の怪盗 目細の安吉一家の男気を、老人が語ります。
    登場人物がそれぞれかっこいい。

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    2017年07月07日
  • 蒼穹の昴(3)

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    全4巻の第3巻で、1895年の日清戦争 での敗北による袁世凱 の頭角と、清王朝の体制改革を望む康有為ら変法派の台頭を描きます。第3巻の見せ場は、老将李鴻章がイギリスと香港租借のための交渉に臨む場面でした。斜陽の清王朝 を背負い孤軍奮闘する李鴻章が格好良いです。なお、李鴻章の腹心王逸は、架空の人物だそうです。

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    2025年12月21日
  • 蒼穹の昴(4)

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    全4巻の最終巻で、1898年#戊辰の政変を描きます。春児と文秀は、架空の人物でモデルはそれぞれ溥儀 に仕えた宦官小徳張 と清王朝 末期の政治家梁啓超 となっています。しかし、私は、春児のモデルについて、西太后の寵臣でありながら命をかけて諌め処刑された寇連材ではないかと思いました。高潔な男たちの物語で、浅田次郎の最高傑作という評判は、本当でした!

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    2025年12月21日
  • 天切り松 闇がたり 第五巻 ライムライト

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    いやー、久々の天切り松 闇がたり・・・
    シリーズ5作目・・・
    6話の短中篇を集めたもので・・・
    シリーズものの定めで新鮮味はないけれども・・・
    安定感のある面白さである・・・
    今作1番は表題作のライムライトより、第五夜の琥珀色の涙・・・
    チャップリンより根岸の棟梁!
    涙そそられる、間違いなし・・・

    大正・昭和の戦前期の帝都東京を舞台に、いわゆる義賊の目細の安吉一家の面々が・・・
    その心意気や侠気、鮮やかな業や立ち振る舞いで、ままならぬ娑婆世界のモヤモヤしたモノをスカッと晴らしてくれる・・・
    台詞回しもキレキレなもんだから、読んでると江戸言葉が使いたくなっちゃう・・・
    単純過ぎだけど、形から真

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    2017年06月27日
  • 蒼穹の昴(2)

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    全4巻の第2巻で、1895年の日清戦争終了間際の清王朝を描きます。春児と文秀は、それぞれ西太后派と光緒帝派 に分かれるも、それぞれの立場で国を憂います。大事なものを失って覚悟を決めた春児が格好いいですね。

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    2025年12月21日
  • 鉄道員(ぽっぽや)

    映画より好きです

    鉄道員に関しての感想ですが、映画は間延びした展開にこんなもんかと思いましたが、小説のほうが簡潔にまとまっていて私は好きです。
    映画のほうが好きと言う方もいられるでしょうけど、話を長くするために入れたエピソードが蛇足にも感じます。
    映像化すればいいってものじゃないですね。

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    2017年06月18日
  • 輪違屋糸里(下)

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    新撰組を取り巻く女性の立場から見た非常に人間くさい新撰組の物語。
    現代人から見ればどうにも度し難い男達で、それがまたリアル。なかなか面白い作品でした。
    京都の壬生寺と屯所のあたりは散策した事があるけど、これを読んで行けばまた感じるものがあるかもしれません。糸里という天神も実在したらしいですよ

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    2017年05月17日
  • 歩兵の本領

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    浅田次郎が陸上自衛隊時代を思い出しつつ描いたと言われる青春群像。自衛隊に対する国民意識は今や大きく変わり、国会は改憲前夜の様相を呈しているが、しかし、この物語は1970年代「軍隊にあって軍隊にあらず」という矛盾を抱え、リベラル陣営からは悪魔のように扱われ、上官の殴る蹴るは当たり前の時代に、人生に、恋に、人間関係に悩みぬく男たち(そう、WACはまだ名ばかりで登場すらしない)が主人公だ。

    どの一編も浅田次郎らしい笑いあり涙ありの短編に仕上がっているが、連作集として読むとまた個々の登場人物の魅力が増す。

    お気に入りは、儚い恋愛を描いて悲しい「シンデレラ・リバティー」と自衛隊を去る日を描いた表題作

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    2018年08月23日
  • 王妃の館 下

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    光ツアーと影ツアー、そしてルイ14世の子供がどうなるのか?の決着のつく下巻。
    親子・恋人・教師と生徒、ライバル、色々な人間関係が入り混じった物語は、
    誰もが納得できる終わりを迎える。
    内容自体楽しめるとともに、人生について考えさせられる内容。

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    2017年09月04日
  • 王妃の館 上

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    パリの王妃の館への2組の旅行ツアーの珍道中を、
    当時のパリの物語と同時並行で進めるコメディ兼ドラマ小説の上巻。
    浅田次郎の文才が光る心から楽しめ、物語の世界にどっぷり浸ることの出来る良作。
    下巻も楽しみ。

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    2017年04月24日
  • 一刀斎夢録 下

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    凄く面白いというより、興味津々で読破。
    「勝てば官軍負ければ賊軍」とはよく言ったも。明治維新が歴史上良かったかと言うと疑問も確かにある。私達も同じで勝組とか負組とかお金を儲ければ勝ちという印象が強いけど、本当はもっと違うと思考で考えなければいけない。
    しかしながら。この本で昔はあったが、今の私に無い思考が明確にわかったので反省したので頑張ります。
    あっ、好き嫌いは別れる本です。興味があれば読んで、私は良かったかな。
    もう一回読めばもっともっと考えてしまうかと。しかし、最後は辛くてウルっときた。

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    2017年04月11日
  • 見知らぬ妻へ

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    切なく、そして生きていくことの悲哀を感じさせる一冊。
    「悲哀」という漢字がピタッとくるのが、この作者の持ち味。
    思わずニヤッとさせるのも上手だが、ゆっくりしっとりと人生を考えさせるのもうまい。

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    2017年03月13日
  • オー・マイ・ガアッ!

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    それなりに面白くて、最後まで楽しく読めたけど、イマイチ物足りない。

    エンターテインメントなんだけど、なりきれていない、というか。

    ヒーロー、ヒロインにあまり魅力を感じなかった、ということかな。

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    2017年02月28日
  • パリわずらい 江戸わずらい

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    面白かった。浅田さんのエッセイは好きですが久しぶりで。あまりJALに乗ることがないので飛行機の中で読んだ事は数えるほどですが楽しかったです。

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    2017年02月19日
  • パリわずらい 江戸わずらい

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    もっと大御所感のある作家さんかと思いきや、チャーミングで親近感がわきました。
    このシリーズの1と2も読みたくなりました。

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    2017年02月19日
  • アイム・ファイン!

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    抱腹絶倒、とまではいかないが、決して電車の中で読むべからず。
    知らずにだらしのない顔を晒すことになる。
    浅田次郎のエッセイは、これくらい肩の力を抜いた感じが丁度良い。

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    2017年02月12日
  • パリわずらい 江戸わずらい

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    ネタバレ

    浅田次郎さんのこのエッセイシリーズは楽しい
    ただただ、楽しんで読んでいる
    少し頑固で、わがままで、しょーもないところがいい
    飛行機に乗ることは、そんなに多くなく、
    JALじゃないことが多いものだから、
    エッセイの文庫が発売されるのを首を長〜くして待っているのだ

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    2017年02月06日
  • 輪違屋糸里(下)

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    女を苦しませる男を屑と規定すると、このお話にでてくる殆どの男がクズ。

    それゆえに女たちが輝く。

    強さも、弱さも、誇りも全てが美しい。

    そして読んでいる間、いまはほとんど消えかけている、懐かしい京都の町と京ことばに包まれ心地がよい。

    翻弄された町が、新しい世を迎えるまであと少し。
    その間も、ずっと女たちは強く凛と生きていくのだろう。

    心のなかに誰にも見えぬ強靭なる芯を貫いて。

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    2017年01月29日
  • かわいい自分には旅をさせよ

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    いつも著者の分厚い教養には圧倒される。衒学的にクイズ的な薄っぺらい知識をひけらかす輩と何が決定的に違うのか。差は知識の横の繋がりの数と質なのだろうと思う。繋がりは面となり、奥行きとなって、人を形づくる。教養は静かに考えた量と比例する。

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    2017年01月22日
  • 輪違屋糸里(上)

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    登場人物に例の団体が出てくるので、ああまた変にカッコイイよう持ち上げて人気取りしようとしてるタイプの作品かもしれないなあ……と長く手に取らずにおりました。が、島原について調べたいことがあり、一端として読むことに。

    浅田次郎の感性はすごいなあ。
    地元の人? というくらい、微妙な空気感をうまく表現してる。京都の者が例の団体をいかに嫌っていたかというのも淡々と描いている(実際金になるほど美化されるまで、口の端にのぼることも稀だった)。それに言葉遣い。
    今となっては80代・90代のおじいちゃんおばあちゃんしか使わなくなった言葉を正しく書いている。ちゃんとチェックしてくれる人物がいるのだろうが、それに

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    2017年01月09日