背筋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ娘たちと映画みてきたー! 最寄りの映画館では上映時間が午前8時〜しかなくて、がらがらの客席で朝からいそいそホラー映画みるのなんか愉快だった。
本作は20分ほどで読み通せる、映画と比べたら骨組み程度の原作小説ではあるものの、そのぶんシンプルでわかりやすかった。
巻末にあるアンケートの項目でオチを明かすっていう、新しいタイプの衝撃を味わった。これは映像で見る前に体験しておきたかったポイントかもしれない。
映画でのアンケート部分はメインストーリーからやや外れている印象を受けたので、効果としてはイマイチだったけれど、主要な登場人物が全員フレネミー気質だったのはキャッチコピーでもある「口は禍のもと」を象徴していてよかったと思う。
ちなみにそもそもはTAGRIGHTの西山くん目当て。演技うまかった! 「さ、さしてはない」のとこ可愛かったなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオカルト系YouTuber・チャンイケ、フリーの編集者・小林、実家が神社で霊感を持つライター・宝条の3人による、「チャンイケファンブックを作る」というメインストーリーと、そのネタ探しの中で出てくる「変態小屋」「天国病院」「輪廻ラブホテル」といった心霊スポットを舞台にしたホラー記事が点在する形式は、同氏のヒット作「近畿地方のある場所について」と類似のパターン。
実は三者とも、それぞれの思惑を持ってファンブック制作に携わっており、ヒトコワ系の話でもあるのだが、個人的には「近畿地方の~」の方がまとまりがあって読みやすく、面白かった。こちらは話が点在しすぎていて、「ん?」と振り返らなければわけがわからなくなる部分が何度かあった(私の読書力がないだけかもしれないが)。
こちらも映画製作進行中との話もあるが、比較的ライトで読みやすく、それでいて気持ち悪さの残る作風が、現代には合っているのかもしれない。 -
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2027 07/27
ホラーは苦手なのでビクビクしながら読みました。
オカルト雑誌の特集記事を書くために、近畿地方の●●●●●の辺りの怪奇現象や怪異の記事、ネット情報などを収集していく小澤と瀬野。
山へ誘うモノ、ジャンプする赤いコートの女、男の子が浮かびあがる。が、山へ誘うモノと赤い女・男の子は目的が違うように見える。繋がりはあるのか……
怪異の元なんてただの何者でもない者で、それを身勝手に祀り上げて、語って、広めたら、元は意味のないものでも意味を与えてしまう。
最後まで読んでわかった、瀬野の本当に確かめたかったこと、やりたかったことが切ない。
家族に対しての矛盾した感情が「私の家族を存続させ続けてあげたかった」に繋がるのが切ない。
ホラーと思って読んでたら『家族』の話だった。
ちゃんとホラーなんだけど。
でも、悲しくなってしまった。
『家族』になりたかったんだなぁ。。。
最後のネットの書き込みで、私は少しだけ救われた気持ちになりました。
文庫本と単行本では内容が違うことを知らずに文庫本を読んだけど、またいつか単行本も読もうと思います。
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6つの呪いのアンソロジー。
三津田信三「壱本樹様」
あー三津田さんだなぁと感じる王道の呪いホラー。
澤村伊智「ほらあな」
本がテーマの呪いというのが良いですね。
店内に人が沢山…な様子が浮かんでゾッとした。
芦花公園「しばらくゆっくり休んでください」
すみません、この手の小説が苦手なんです…
最近流行りの掲示板とかSNSを切り取った作風。
背筋「劣化コピー」
一番好き。イヤミス×呪いという感じ。
やはり本がテーマなのが良いですね。
北沢陶「呪いの交換日記」
敢えて90年代にすることで携帯メールもないしノートに重要性を持たせている。自分も交換日記やってた世代なのでお揃いのペンとかわかるわかると読んだ。ラストも好き。
上條一輝「呪いは明るく輝いて」
呪いが拡がる手段が面白くて好き。ネタバレ見ずに読んで。 -
Posted by ブクログ
フリー編集者の小林が持ち込んだ企画はYouTuberチャンイケこと、池田のオカルトファンブックだった。
その取材を続けるうちに点と点が線になり…
「近畿地方のある場所について」の続編だと思って読んだら、これはこれで、独立したストーリーだった。
「近畿地方の〜」に比べて、謎解きのような要素が加わり、さらに会話ベースで進むので、かなり読みやすいし、こちらの方が映画に向いているような気さえする。
でも、小林、池田、北条はそれぞれに何やら闇をかかえていて、結局、生きている人間が一番怖い。
そしてこの物語のベースになっている「六部殺し」について、ある程度謎は解けたようにみえて、他の考察を読むともっと深淵に潜む闇と謎がありそうで、何度も読んで楽しめる。
最初のページの写真がすでに怖い。