東海林さだおのレビュー一覧

  • タコの丸かじり

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    東海林さだおさんの本はどれを読んでもハズレがない。あまりに数が多すぎて、ついつい以前読んだものをまた買ってしまう事も多いが、面白いからそのまま読んでしまう。こういうサッパリした読後感(何も残らないのとは断じて違う)を持つ文章を、コンスタントに書けるようになりたいなあ。

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    2009年10月04日
  • ガン入院オロオロ日記

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    面白く、というのもなんだけど
    さだおさんならではの視点がなかなか良かった
    点滴のガラガラを イルリガードルというのは初耳
    で、覚えられない、ので書いておく

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    2024年09月21日
  • 丸かじりシリーズ(44) 干し芋の丸かじり

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    丸かじりシリーズ44巻
    ラーメン屋の話は共感する。平成のラーメン屋に限らず今でも料理人の紹介記事での写真は、腕を組んで、怖い顔で偉そうにしている。
    何であんな写真ばっかりなんだろう。接客業なんだからニコニコしている写真の方が良いのにといつも思う。

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    2024年03月02日
  • シウマイの丸かじり

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    冬のドーナツと言ったら熱々のブラックコーヒーがマストなのだけど、なるほどココアとの組み合わせもわんぱくすぎる。

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    2023年07月05日
  • 丸かじりシリーズ(43) パンダの丸かじり

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    緩めのイラストも楽しい、食に関するエッセイ集。ほぼ、庶民的な食べ物を巡る軽い葛藤(と言うが良いか)などを思いのままに綴っている。平昌五輪の頃に書かれたようで、カーリング女子のもぐもぐタイムや「そだねー」にはまった様子で、「そだねー」は他のエッセイにも度々登場する。

    かなり有名な人のはずだが、サンマ「二匹」定食を食べる時の喜びの心境など、ひたすら内容は庶民目線だ。軽く蘊蓄を入れながら、楽しく読み進められる。

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    2022年08月31日
  • バナナの丸かじり

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    ネタバレ

    食べ物について自分では到底考えつかないような観点から分析した結果をまとめていた興味深い一冊でした。

    特にヌーハラ(ヌードルハラスメントの略)という言葉を本書で初めて知り
    意味としては日本人特有のラーメン、そばを食べる際の麺を啜る音が周りの人に不快感を与えることだそうです。

    日本人に生まれ過ごしてきてる以上今更ヌーハラに対し文句を言う人はいないと思いますが本書にもかかれていたとおり外国人にとっては不快に思う人は多く今後外国人の観光需要が回復してくるとふらっと蕎麦屋に寄った外国人が麺を一心不乱にすする日本人をみて「マナー違反」「食べ方が汚い」など思われる日がきてしまうのではないかと思うと食文化

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    2022年01月23日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

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    2021年02月26日
  • 焼き鳥の丸かじり

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    読書録「焼き鳥の丸かじり」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p106より引用
    “ 肝臓がんといえばがん界では横綱級の大
    物。
     でも、それほど大した横綱ではなかったら
    しく、アヤシイ部分を切り取って一か月ちょっ
    とで無事退院。”

    目次より抜粋引用
    “焼きそばにちょい足し
     マッシュルームはかわゆい
     数の子について考える
     甘いもん
     豆大福の豆物語”

     漫画家でエッセイストである著者による、
    食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
    一冊。他社刊行作文庫版。
     昼食後のエレベーターでの人間模様から料
    理の発する音についてまで、比較的身近な食
    べ物について自作の漫画と共に面白おか

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    2021年02月19日
  • ガン入院オロオロ日記

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    読書録「ガン入院オロオロ日記」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p12より引用
    “ ぼくは毎年一回人間ドックにかかってい
    て、その前年まで特にひっかかるところがな
    かったのに、昨年(2015年)の秋、突然、肝
    臓のがんマーカーが大きくはね上がった。”

    目次より抜粋引用
    “初体験入院日記
     大冒険 水陸両用バス
     〆切5分前
     初詣はおねだりである
     分類学入門”

     漫画家でエッセイストである著者による、
    身近な出来事を描いた雑誌連載エッセイをま
    とめた一冊。同社刊行作文庫版。
     著者本人のガン闘病記からオリンピックに
    対する対談まで、自作の漫画と共に面白おか
    しく綴られています。

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    2021年02月19日
  • メンチカツの丸かじり

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    読書録「メンチカツの丸かじり」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p55より引用
    “ できたらこの話、断りたいな。
     誘ってくれたのは飲み仲間のM氏で、以前か
    ら豆腐好きだとは聞いていたが、一食全部豆
    腐というのはちょっとなあ、と心が塞ぐ。”

    目次より抜粋引用
    “すき焼き、廃墟となる
     お餅は踊る
     ヨーグルトの正義
     稲荷ずしに異変
     食べる前に見よ”

     漫画家でエッセイストである著者による、
    食べ物に関する雑誌連載エッセイをまとめた
    一冊。他社刊行作文庫版。
     すき焼き鍋の食後の様子から食べ物の容姿
    についてまで、比較的身近な食べ物について
    自作の漫画と共に面白おかしく綴られて

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    2021年02月19日
  • 目玉焼きの丸かじり

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    読書録「目玉焼きの丸かじり」3

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p202より引用
    “ さっき「違いはほとんどわからない」と
    書いたが、実際は「まったくわからない」。
     店の人が、
     「焼き加減いかがいたしましょう」
     と三人の客に訊き、三人が、
    「ミディアム」「レア」「ウェルダン」と答
    え、訊いたほうは厨房の人に、「ステーキ」
    とだけ告げるという外国漫画があった。
    (どう焼いたって、客はわかりゃしないんだ
    よ)
     というオチである。
     自信を持ってください。
     どうやら世界中の人がよくわからないらし
    いのだ。”

    目次より抜粋引用
    “きゅうりは誠実か
     クサヤ好きの立場
     トンカツ威風

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    2021年02月19日
  • シウマイの丸かじり

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    はじめての「丸かじり」シリーズ。現在、私が住んでいるシンガポールはコロナウィルス対策のためのロックダウン中。レストランはデリバリー・持ち帰りのみが認められていて、Stay at Homeが求められている中、ランチのデリバリーが毎日の楽しみ。「丸かじり」に出てくる料理、食材の数々。。。普通の食材で普通の日本食を食べる喜び。日本人の食文化・食生活の普段気付かない「当たり前」を愉快に切り取っているこのエッセイは、とにかく空腹にさせてくれる。カタログギフトでどれを注文するか迷うのは、平和な日本の一場面じゃん。今は自粛自粛だけど、早く安全でフツーの生活に戻りたい。
    ★3つなのは、以前米原万里の書評で「抱

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    2020年04月24日
  • ヒマつぶしの作法

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    ネタバレ

    自分では経験したなかったことを追体験した感じで面白かった。(キャバレー、ストリップ観劇、高級?テニスクラブとか)

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    2020年04月09日
  • 猫大好き

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    本名庄司禎雄 もともと腕組みは拒否のポーズだといわれている ラーメン屋も客も、双方が勘違いをし始めて、其々がどんどん深化していって今日に至っているのだ だけどメンマは不動の位置から外れたことは一度もない 次にその侵害受容体が、「体が侵害されている」という信号を脳(三叉神経)に送るシステムがあるかどうかが問われる。 人類の祖先は数々の肉食動物に捕食されていた脆弱な生き物だった 人間が何か面白いと思うときっていうのは、情報が入力されて、処理するときなんですって。そういうときに快感があるらしいんです。 駄洒落なんかも近いんじゃないですか。言葉の音が似てるっていうことだけで喜んでいるわけですし、例えば

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    2020年02月19日
  • 丸かじりシリーズ(42) サクランボの丸かじり

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    ポテトチップス:じゃがいもと言う、どちらかと言うと野菜界の荒くれ派を、土の中から降り出して、洗って雨ので全然してあげただけ
    ビールは泡があってこそ
    食べてみて改めて驚いたのだが、冷たい茶漬けの美味しいこと

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    2020年02月08日
  • ガン入院オロオロ日記

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    久々にショージ作品。

    ガン入院もショージ君の手にかかるとコミカルなお話になるのだが、実際はいろいろと大変だったのだろう。

    蕎麦食べたい・・・。

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    2020年01月14日
  • ヒマつぶしの作法

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    『日がな一日ルンバを眺める、コインランドリーで洗濯する、社交ダンスを習う、男の料理に挑戦する、キャバレー・ストリップを体験する、寅さんがいるような旅館に泊まってみるなど、オトナのヒマつぶしはやっぱり楽しい!作家60周年を記念し、ショージ節満載の爆笑ヒマつぶしの作法をこれまでの作品から選りすぐり収録。いとうせいこうさんとの抱腹絶倒「オトナのヒマつぶし」対談も収録。』

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    2020年01月05日
  • ガン入院オロオロ日記

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    自分は幸い入院したことは無いが、体験してみないと分からないことが生々しく描かれている。病気にならないに越したことが無いが、いつか参考になればいいと思った。

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    2019年12月22日
  • ガン入院オロオロ日記

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    丸かじりを筆頭に無条件で文庫は購入していますがやはり連載物の方が面白いと思いました。
    冗長な感じとコミカルがなく読み進めるのが辛かったです。

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    2019年11月27日
  • メンチカツの丸かじり

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    砂川シゲヒサを思い出さす文体。気負いも読者への媚びも無く、食について、著者の内なる声を淡々と表現している楽しく面白い本。

    「丸かじり」シリーズとしてずっと続いているのですね〜

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    2019年08月17日