東海林さだおのレビュー一覧
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作家活動歴なんと60年。漫画家にして稀代のエッセイスト東海林さだおの作品の中から選りすぐりの傑作を再編集したもの。
最近、新書でも本書のような氏のエッセイ集が定期的に出版される。それだけ今までとは違う新たな読者層が増えているのだろう。
本書は「ヒマつぶし」という観点から過去のエッセイを厳選したもの。市ヶ谷の釣り堀、はとバス、コインランドリー、キャバレー、ストリップなど。
その中でも以下の2章が絶品であった。
「寅さんの宿」
寅さんが泊まっていたような旅館に泊まってみる、というテーマ。沼津にある「ビジネス旅館川ふじ」への宿泊体験。
「正調温泉一泊作法」
正しい温泉旅行のあり方、教義を考 -
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ネタバレ「丸かじりシリーズ」からの抜粋。長寿番組なので、この手の抜粋本が増えてきた。ちょっと損したような、選りすぐりが読まれて楽しいような。実際レベル高いものが多い。
「スパゲッティはむずかしい」「ラーメンスープの残し方」「手塩にかけた焼肉」「おじさん"スタバデビュー"す」「シーハーほじってどこが悪い」「久しぶりの機内食」「味つけ海苔の奮闘」
『定年、などといってショボクレている時代ではない。これから先は第二の人生、でもない。これまでの人生は前座。ここから先の人生こそが本番。これから真打になるのだ。』
『焼き肉は"焼く"過程があってこそおいしい。焼きあがっ -
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東海林さだおの食べ物エッセイ。週刊誌に連載されているエッセイを纏めたもので、大変面白く読めた。食べ物に対する著者の流儀、習慣や拘り、エピソードなどを素朴な語り口で紹介し、ユーモア溢れる文章がとても良い感じだ。読んでいて、ひとつ気になったのは「食」に対する著者の細かさだ。一挙手一投足、実に細かく料理や食べ方についてコメントしている。食べ物へのこの拘りは、東京出身者ではないかと思ってプロフィールを見たら、案の定東京の人だった。料理店が多い東京では、作る人も食べる人も拘りが強い印象がある。当然、料理の好き嫌いが激しいのも東京人だ。(これは個人的な感想です)食べ物にはあまり興味は無いけれど、料理の蘊蓄
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ネタバレ『グミをグミれば』
『オイルサーディンの恐怖』
『バナナの皮ははたして滑るのか』
『種の話が話の種』
『歯は時代に遅れている?』
『許せ、おから』
『雨の降る日はトコロ天』
『水分を小まめに』
『鰻重っておいしいんだよねー!』
『嫌いは嫌い、好きは好き』
『オリンピックも金目でしょ』
『ナメるな、アイス最中』
『桃はお姫様』
『「ポテチ」の愉快』
『リンゴの煩悩』
『焼き鳥で悩む人生』
『カマボコの厚さは何ミリ?』
『駅弁は縮んでいるのか』
『胡桃の生き方』
『豚肉の脂んとこ』
『悲運!油揚げ』
『モヤシ達は今』
『おにぎりは泣いておるぞ』
『ゴハ -
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丸かじりシリーズ第40弾。2015年7月から2016年6月にかけて「週刊朝日」に連載されたもの。東海林さだおさんはこの間に 肝細胞がんで手術をしてる。大病しても相変わらずの東海林節。
食べ物ネタに限ったエッセイ、40弾ともなるとあらかたネタは尽きてるはずで、だんだん細部に入っていく。よくそんなことを思いつくなぁと感心する。天才なのか七転八倒して考えているのか。
とりあげた食材では
ナマズ、焼きそば、納豆、ピータン、カップ麺、マッシュルーム、エビフライ、「おーいお茶」、脂身、うどん、数の子、タンメン、魚肉ソーセージ、トウモロコシ、甘いもん、蛤、スパゲッテイ、食パン、豆大福、焼き鳥、ニンニク。 -
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36冊目。最初がキャベツ。『キャベツに対する認識は薄い。一日中キャベツのことばかり考えている人はいない。しかし、野菜暴騰ということになるととたんにキャベツに注目が集まる。人柄がいいので行った先々でみんなから好かれてうまくやっていくが、代表となる料理がない。』
みんなが薄々感じているけど言語化するまではないということをズバリとユーモアの口調で語る。絶品です。
「冷やし中華の具の大義」錦糸卵には冷やし中華の入る大義がない。「ソーメンはストロー」
「サンマの悲劇」干物になっても尾頭付きである。鯵の干物とか頭をとってもよさそうだけど付いてる。「土瓶蒸しプロジェクト」吸い物で出せばいいものをあえて土瓶に -
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丸かじりシリーズで 一番最初の 本である。
週刊朝日に 1987年1月2&9日号から、
1987年9月18日の間に書かれたものである。
食に関する本で このように気楽に 書かれていて
蘊蓄ではなく、そのもてあそび方に 全力を注ぐ。
ナイター 弁当 ビール
30倍カレーに 挑戦する。
ネコ缶を食べる。
美味しいとは どんな味なのか?
馬肉を食べ行く。
トウモロコシの 律儀さに 感心して 正しく食べる。
冷やし中華。
スイカは がぶり食い。
かき氷は、なぜ アタマが きーんとなるのか?
終戦当時の食とは?
バイキングの食べ方。
プラスティックどんぶりが 軽すぎるのだ。
うな重を食べるには。その